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水戸市の瓦屋根を台風や地震でも崩れない七寸丸一本伏せで施工


工事のきっかけ

飛込みの業者さんに屋根の不具合を指摘されて不安になり、インターネットで検索して街の屋根やさん水戸店さんに相談しました。

水戸市 棟瓦取り直し

ビフォーアフター

before
施工前の熨斗瓦がズレている水戸市の降り棟
horizontal
after
下屋根棟の七寸丸一本伏せが完了

工事基本情報

施工内容
棟瓦取り直し
施工期間
4日間
使用材料
七寸丸瓦・強化棟金具・なんばん漆喰・樹脂垂木・オレフィンパッキンビス
施工内容その他
築年数
25年
保証年数
3年
工事費用
84.7万円(残土処分費別途)
建坪
ハウスメーカー
水戸市の和瓦屋根の棟を七寸丸一本伏せ工法で施工した様子をご紹介します。
瓦屋根の棟は、高く積み上げる事が美とされ、地域によっては高さを競い合う場所もありましたが、地震や台風で棟が崩れる被害も多く、昨今はガイドライン工法を加味した七寸丸一本伏せ工法を行う住宅が多くなりました。
今回は、七寸丸一本伏せを解説しながら、なぜ台風や地震にも強い棟になるのか?等も紐解きながら施工工程をお伝えしていきます。

水戸市の現場調査の様子

飛込み業者に屋根の不具合を指摘された屋根
瓦屋根の不具合部を屋根の上から確認するスタッフ
今回、瓦屋根の棟工事を行うきっかけになったのは、飛込み業者さんからの屋根の不具合の指摘からでした。
現に、降り棟を積み上げている熨斗瓦(のしがわら)がズレており、場所によっては今にも落ちてきそうな降り棟もありました。
水戸市のお客様は、東日本大震災前にも屋根のお手入れをされており、何事もなかった教訓から、昨今の台風や地震に備える意味もあり、当社にご相談頂きました。

七寸丸一本伏せ工法に使用する材料を屋根まで荷揚げ

水戸市の屋根工事で使用するトラック満載に積まれた部材
トラックに積まれた袋に入った漆喰や垂木
今回、水戸市の屋根で行う七寸丸一本伏せ工法に使用する材料です。
1階の下屋根(差し掛け屋根とも言う)の降り棟3本と、2階の全ての棟を施工します。
屋根の棟補修は、棟の内部に入る葺き土(ふきつち)が砂状に崩れて落ちるため、2階屋根から施工を行い、1階屋根を施工する際に同時に清掃を行うのが良い段取りです。
梯子制荷揚げ機のウインチ部分
緩衝する軒先に板を設置し荷揚げ機を設置する
屋根の上に大量の荷物を上げ、解体した棟廃材を地上に下げる為、荷揚げリフトを準備します。
荷揚げリフトを設置する際は、軒先の雨樋に比重が掛かると雨樋変形を起こしてしまうので、事前に板を敷き雨樋に緩衝しないように配慮します。
※梯子を掛けた形跡のある変形雨樋を良く見かけますが、軒先の雨樋(軒樋)は、必要以上の比重を掛けると変形し機能不良の原因となるので、このような配慮が必要です。

既存の棟を解体していきます。

今にも抜け落ちそうな降り棟に積まれた熨斗瓦
降り棟を解体すると葺き土が砂状になってしまっている様子
水戸市の施工前の降り棟は、積み上げている熨斗瓦(のしがわら)が今にも抜け落ちてきそうな状態でした。
棟の内部には、粘度のある葺き土(ふきつち)が使われ、葺き土の粘着力を利用して積み上げられていますが、棟を解体してみると画像のように砂状になっており、これでは固定力を保つことができません。
この状態を放置すれば、棟の崩落、最悪は雨漏りの発生にも繋がります。屋根施工の行うタイミングとして、ギリギリのタイミングでした。

七寸丸一本伏せ施工に入ります。

強化棟用金具が入った段ボール
強化棟用の支持金具を持つスタッフ
七寸丸一本伏せ工法の肝となる強化金具には、スワロー工業社製金具を使用します。
高さ調整機能も付いている金具で、一軒一軒異なる高さの屋根にも万能性を持たせてくれる金具です
今回の施工法は今までと違い、棟の土台を強化棟金具で作り始めていきます。
毎年、多くの家屋が台風や地震による自然災害で被害を受けている昨今、屋根施工の様々な規制があり、都度、様々な施工法が生まれています。
先日、国交省(国土交通省)が発表した『瓦固定を義務化へ(今回は新築時対象)』も、昨今の台風や地震対策を強化する為の規制です。

耐腐食性のある樹脂製垂木を採用

水戸市の2階瓦屋根の降り棟に強化金具を取り付け垂木を設置
水戸市の強化棟に使用する樹脂製垂木エコランバー
強化棟金具を取り付け、その上に垂木※たるき(画像の黒い棒状の物)を強化棟金具に設置します。
水戸市の現場の強化棟用の垂木には、木製垂木ではなく樹脂製の垂木を採用しました。
樹脂製垂木は木製と異り、腐る素材ではないので昨今は耐腐食性を考慮した下地材として多く採用されるようになった樹脂材です。
※屋根工事は価格だけではありません。素材の選定の違いが将来大きな差を生みます。

南蛮漆喰で台風や地震でも崩れない強固な土台を形成

袋に入った防水なんばん
黒の防水なんばん漆喰を鏝で捌きながら棟に詰め込む
次に、台風や地震でも崩れない強固な土台を形成する為に、強化棟支持金具を防水なんばんを使用して固めていきます。
昔の施工法は、粘度の高い泥や葺き土で土台を形成し、土台に雨水が入り込まないように漆喰(しっくい)で表面を保護するのが一般的でしたが、今回水戸市で行っている七寸丸一本伏せ工法は、なんばん漆喰で土台を一個体に固めてしまう工法です。
屋根工事は、土台や下地が大切です。しっかりした土台を作り上げていきます。

強固な土台を形成し、七寸丸瓦を被せ葺きます。

七寸丸一本伏せの土台を形成した水戸市の瓦屋根
七寸丸一本伏せの土台が完成し七寸丸瓦を被せ葺く
強固な棟土台を作り上げたら、最後に七寸丸瓦を被せ葺いて行きます。
※七寸(大きさを表しています)丸瓦(瓦の形状を表しています)

留め具にもこだわります。

オレフィンパッキン付きの瓦用の補強ビスを箱ごと撮影
屋根工事で使用するオレフィンパッキン付きの瓦用の補強ビス
七寸丸瓦を被せたら、下地の垂木に向かって留め具を打ち付けて固定します。
その際、ビスには雨水の浸水を許さないオレフィンパッキン付きビス(シーリングパッキン)を使用して固定します。
風雨から皆様を守れて初めて屋根であり、今回は台風にも強く地震でも崩れない事を目的とした屋根工事です。ビス一本にも、こだわりの素材を使用して施工しました。
七寸丸瓦の脳天から垂木に向かってビスを打ち込む
七寸丸一本伏せ施工が完了した水戸市の和瓦屋根
水戸市の瓦屋根で行っていた、七寸丸一本伏せ施工が完成しました。
これで台風や地震がきても崩れる心配はなく、安心して過ごす事が出来ますね^^

作業当日から、屋根工事の状況をご覧になっていたご主人様にも、大変ご満足いただけ、『数年後に雨樋工事と外壁塗装も頼みたいので、その時は、また来てください』とのお言葉を頂くこともできました。
これからも、スタッフ・職人一同日々精進してまいりますので、今後とも宜しくお願い致します。この度は、街の屋根やさん水戸店へのご用命ありがとうございました。

【工事完了後】

七寸丸一本伏せのガイドライン工法で施工した水戸市内の瓦屋根
昨今の屋根工事は、台風や地震にも崩れない施工法を考慮する事が大切です。

快適な暮らしは、安心できる屋根からです。
屋根工事は、屋根を熟知し、お客様の屋根にあった最善の施工法を導き出してくれる屋根業者を選択して下さい。

見えない部分だから、手を抜かないのが真の屋根職人です。
屋根工事の御相談は、街の屋根やさん水戸店へ。

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