水戸市の倉庫で石綿小波スレート屋根へのカバー工事見積り依頼 | 水戸・ひたちなか市の屋根リフォーム、屋根修理は街の屋根やさん水戸店

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水戸市の倉庫で石綿小波スレート屋根へのカバー工事見積り依頼

水戸市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。

今回は、倉庫における石綿小波スレート屋根の、カバー工事見積り調査の様子です。

当店の現場ブログで、倉庫の屋根ってあまり見かけないですよね〜

しかし、街の屋根やさん水戸店は、一般住宅以外にも、工場や倉庫などの屋根も手がけているんです！

そこで今回は、工場や倉庫の屋根の構造や屋根材について解説を交えながらお話しますね^^

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大きな倉庫のカバー工事の見積り依頼

依頼主様より、大きな倉庫のカバー工事の見積りのご依頼を頂き、早速現場にお伺いしました。

現地に到着すると、とても大きな倉庫でした^^

依頼主様によると、雨漏りが生じているとのことです。

屋根材にはグレーの小波スレート屋根材が用いられおり、その風貌から相応の年数が経過していると推察できます。

石綿小波スレートの特徴

倉庫や工場などで使用されている石綿スレートは、一般住宅とは異なり、屋根材が下地の鉄骨にダイレクトに取り付けられているのが特徴です。

通常一般住宅の屋根は、屋根下地の野地板や二次防水対策としてルーフィング（防水紙）がありますが、下地がない石綿スレートは、屋根材の破損が即雨漏りに繫がります(//∇//)

とはいえ、耐久性・耐火性・遮音性が高いうえに比較的安価なので、大型工場や倉庫などで重宝された屋根材の一種で、今でも沢山の屋根で活躍しています＼(^o^)／

しかし、昨今、経年した波型スレートのメンテナンスに悩む経営者様が多いんです。それは何故でしょうか？

実は、製造年代によって古いスレート屋根材は石綿（アスベスト）を含んでいるからなんです(>_<)

アスベスト（石綿）は、耐熱性や電気絶縁性に優れており、以前は屋根材のほか、壁や自動車部品など様々なところで使用されていました。

しかし、次第にアスベストによる肺がんなどの健康被害が問題となり、現在は使用されていません。

今回の波型スレート屋根材も例外ではなく、2004年以前に製造された製品にはアスベストが含まれているんです（ ; ; ）

アスベストが含有された屋根材は、通常使用に関しては問題がありませんが・・

切断や穴あけなどの加工は、アスベストが飛散する可能性があるので注意が必要です！

石綿含有の波型スレートの耐用年数は約20年～30年で、まさに昨今考える時期に入ってきています。

軽微な修理だからと安易に手を加えず、アスベストを使用した可能性のある屋根材のメンテナンスや処分は、必ず屋根のプロに任せるようにしてくださいね(^o^)丿

石綿小波スレート屋根の調査風景

屋根に上って、カバー工事の見積り調査を開始しました。

見積り調査は、カバー工事の施工方法を検討し、工事費を算出するために必要です。

屋根の大きさはもちろんのこと、どこに足場を組んで、どこからクレーンを使って材料を吊り上げるかまで、検討しながら調査しています。

このような配管もしっかりチェックしているんです。

見積り調査とはいえ、調査スタッフは施工方法や仕上がりを想定しています。

そのため、工事依頼の有無にかかわらず、作業工程や完成形をイメージしながら調査するのが、当店のスタッフです。

豊富な経験に基づいた正確な判断から始まるのが、本当の見積もり作業なんです(^^♪

「お客様が求めるカバー工事で対応できるのか？」しっかり計測しています。

屋根をカバーする際にはある程度の高さが必要！
隣接する建物の壁やパイプなど、干渉する部分の寸法測り、工事の可否を一つ一つ確認していくんです。

大波スレートと小波スレートの違い

見積りを行った倉庫の屋根は、小波スレートが用いられていました。

小波があるということは、大波もあるんです。ちょっとだけウンチクを挟みますね(^ ^)

大波スレートと小波スレートは、1波の高さや幅が決まっています。

大波スレートとは？

大波スレートは、屋根材や外壁材として使用されています。

また、厚みが、6.3mmと8mmと2種類あり、8mmの方を「高強度大波スレート」と呼んでいるんですよ〜

小波スレートとは？

小波スレートは、外壁材としても多く採用されています。
（古い建物では、今回のように屋根材に使用されていることも・・・）

上図のとおり、波の幅や高さが半分になっており、ひと目見ただけで、大波スレートか小波スレートか判断できます。

カバー工事とは?

おしまいに、今回の水戸市のお客様が要望されているカバー工事について少し解説しますね。

倉庫屋根のカバー工事は、一般住宅の「屋根カバー工法」と同じように、既存の屋根の上に新しい金属屋根材を葺く方法です。

屋根カバーは、雨漏りを解消するだけでなく、屋根が二重になることから断熱性能も向上します。

この工程のように廃材が出ないことから、葺き替え工事に比べて、工事費が安くなるメリットがあります。

今日では廃材の処分費用が非常に高く、アスベストを含んだ屋根材だとさらに高くなってしまいます。

屋根材が比較的安定しているのであれば、カバー工事を選択するもありですが、いつかはアスベストを処分しなくてはならず、判断が非常に難しい所・・・

迷った際には、当店の無料点検を活用し、アドバイスを受けてみるのも一考です！
御覧の皆様も、ぜひ有効活用して下さいね

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