常総市で板塀の瓦屋根を下地から修理し軽量な金属屋根材を葺きます
2024.10.22
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。本日は現在施工中の常総市の現場より、板塀の瓦屋根の葺き替え工事の模様をご紹介いたします。和風建築にとても調和する板塀は、敷地内の目隠しなどの役割があり、板のみを使ったシンプルなものから、屋根を取り付けた意匠性のあるものまで種類は様…
ひたちなか市でパラペット屋根工事見積り！内壁と笠木の同時交換が安心
無料調査にお伺いした建物の屋根は、パラペット屋根で、横長に伸びており、駐車場・倉庫・事務所が併設されています。
築年数は凡そ30年です！
事務所と倉庫の一部で雨漏りもあるとのことなので、先ずは室内状況から確認しました。
確かに、事務所の天井には雨漏り跡がありました。
滴るほどではないものの、雨の日にはポツポツ雨漏りしている音が聞こえるそうです（ ; ; ）
また、せっかく貼られた天井クロスも、若干剥がれ気味になっていました。
倉庫の天井は天井材が貼られていない仕様のため、屋根の下地のザラ板が剥き出しになっていました。また、ザラ板の隙間から防水紙も確認できます。
ザラ板の厚みが薄いため、改修する際には野地板を増し張りして、屋根下地の補強がベストと見立てました。
屋根材はトタン製の瓦棒屋根で、水上～水下まで一枚物で葺く縦葺き屋根です。
縦葺き屋根は、傾斜のない屋根で雨漏りを防ぐ為にチョイスする方法です。しかしながら、金属製の屋根材の場合、定期的なメンテナンスを怠るとサビが発生し、雨漏りにつながってしまうリスクがあるんです。
過去に錆び落ちた部分から雨漏りが発生していたようで、補修してありました。
が！近寄って見ると・・・
既に、補修の役目を果たしていません(//∇//)
また、全体的にサビ浮きが確認でき、胸壁を支える溶接された支え部分にもサビが発生していました。
サビの進行が軽微で、築年数も若年であれば錆止めを含めた屋根塗装もありですが、サビ状態や経過年数を鑑みれば得策ではありません。
パラペットとは屋根の一番外側に設けられた壁のことであり、パラペットがある屋根をパラペット屋根と呼んでいます。
パラペット屋根を改修する際には、内壁にも手を加えるのがベストです。
調査した建物は、傾斜のない屋根の水上と内壁の取り合い部は、壁際板金を外壁内で立上げた後に内壁を貼ってあり、理にかなった防水方法が施されていました。
しかし、屋根カバー工法を行うと、壁際板金を内壁の外側に設けなければなりません><
お客様は太陽光パネルを設置したい意向もあり、今回は屋根カバー工法でなく、野地板の補強も含めた改修を行い、内壁内部に壁際板金を入れたいところです。
せっかく費用をかけて改修するなら、中途半端な工事はお勧めできません。
内壁の改修に伴い、パラペットの天板部分である笠木の交換も行いたいところです。
実は笠木は、雨漏りの発生多発箇所なんです。この笠木も経年で劣化しているので同時改修が適切でしょう^^
屋根工事は、費用がかかるものの、これから20年・30年と使用するため、費用軽減ばかりに気を取られて、リスクが残ってしまったのでは意味がありません。
最終的なご提案内容は、以下のようになりました。
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