城里町の屋根工事の口コミ評価3選！街の屋根やさん水戸店
2025.05.23
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。本日は、城里町で実際に屋根工事をされたお客様のアンケートから「口コミ評価3選」をお届けいたします。屋根の工事って、どこに頼んだらいいのか不安…という方も多いのではないでしょうか？そんな時、やっぱり参考になるのは実際に…
大洗町 屋根の無料点検で見つかったスレートの破損と棟板金の釘抜け
お客様からのご相談は、「近くで工事をしているという業者さんから、屋根の一番高いところにある棟板金が浮いていると言われた」というものでした。
いきなり声をかけられて不安になり、インターネットで調べられて当店へご連絡をいただきました。
早速屋根に登って確認したところ、頂上の棟板金にたどり着く前に、屋根材自体の傷みが気になりました。
端部が欠けた屋根材があちこちで見つかり、すでに剥がれ落ちてしまった形跡もありました。
一つ一つは小さな破損とはいえ、このまま放置してしまうと、様々なリスクにつながることもあるので心配な状況です(>_<｡)
スレート屋根の端が欠けた状態を放置すると…
❐雨水の侵入リスクが高まる：欠けた部分から雨水が侵入しやすくなり、屋根材の下にある防水シート（ルーフィング）や野地板を傷める原因になります。
❐屋根材の劣化がさらに進行：端部は特に風雨や紫外線の影響を受けやすいため、欠けた部分がさらに広がる可能性があります。
❐風による飛散や落下の危険性：欠けて薄くなったスレートや、ひび割れた部分は強風時に簡単にめくれ、飛ばされてしまう危険性も出てきます。
❐修理コストが上がる：早期であれば部分補修で済んだものも、放置して傷みが広がると費用と工期がぐっと上がることも…。
また、屋根の面によってはカビや苔がびっしりと広がり、屋根全体が変色している部分もありました。
屋根の勾配はおおよそ5寸（26.6°）で、水捌けは悪くないのですが、スレートの防水性能が落ちてきていることは明らかでです。
スレート材は防水塗装で保護されていますが、経年劣化や風雨で塗膜が剥がれてくると防水力が下がるため、水分が染み込むようになります。表面がザラザラしてくることで、胞子が付きやすくなり、カビや苔、藻などが発生しやすい状態になってしまうのです(°-°；)
「浮いている」と指摘された棟板金はどうでしょうか？
固定している釘がほどんど錆び付き、いくつも抜けた状態で見つかりました。
棟板金は、屋根の最も高い位置に取り付けられる板金部材で、「屋根材の合わせ目をカバー」「雨水に侵入を防止」「屋根全体の一体感を保つ」など大切な役割を担っています。
棟板金だけではなく、ケラバ板金（屋根の側面に取り付ける板金部材）でも同じく釘が抜けている部分を確認。このような状態では、台風や突風に見舞われた際に板金が飛散してしまう危険性があります。
今年はまだ台風が発生していませんが、梅雨や夏の台風シーズンが本格化すれば、不具合箇所が被害を広げてしまう恐れも…。
もちろん、棟板金やケラバ板金だけを新しいものに交換することもできます。
しかし大洗町の住宅のように、屋根材自体が広い範囲で劣化している場合は、数年後に「屋根のリフォームをしたい」ということになった時に、せっかく交換した板金部分を再び取り外さなければなりません。
つまり、部分修理で済ませるか、屋根全体のメンテナンスを視野に入れるかは、お客様のご意向によって変わってくるのです(๑•̀ - •́)و✧
「スレート屋根のメンテナンスって塗装なのでは？」と思った方もいらっしゃるでしょう。
屋根塗装では、先に交換した板金部材は取り外さずに使用していただけますが、実はこちらのお宅の屋根材は「コロニアルNEO」という種類のスレートで、割れや欠けが相次いで報告されたため、現在は廃番となっています。
塗装の際に行われる高圧洗浄で破損が拡大するリスクと、そもそも塗装では欠けた部分が再生できないため、コロニアルNEOのメンテナンスは、「屋根カバー」もしくは「屋根葺き替え」のどちらかになるんです。
お客様にそういった事情をお伝えし、複数のお見積書を作成した上で、判断を委ねることにしました。
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通常のスレート屋根の耐用年数は、約20年～30年とされていますが、立地条件や過去のメンテナンス状況によっては劣化が早まることもあります。
特に防水塗装を何年も行っていない場合や、日陰になる面にカビ・苔が常に発生しているような場合は、早めの対応が必要です。
板金部分の浮きや釘抜けも、屋根点検を受けることで見つかることがほとんどです。
「まだ大丈夫かな」と思っているうちに、風で飛ばされた板金が隣家に被害を与える…なんてことも実際に起きているので気をつけましょう。
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