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茨城町で屋根漆喰補修のご相談です

茨城町の皆様こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。

今日は、茨城町のお客様より頂いた屋根漆喰補修のご相談です。
数年前に主人が一階の屋根漆喰を補修しましたが、年齢も年齢なので屋根に登る事ができず二階の屋根漆喰は手付かずなのでとても気になっています。一度状態を見て頂けませんか？と言う奥様からのご相談です。

毎年、屋根からの落下事故は後を絶ちません！屋根のご相談はプロにお任せ下さい！

【注意喚起！！屋根での高所作業は危険を伴います】

私たち屋根業者は日々屋根での調査や作業を行っており、ヘルメット・屋根用の靴・滑り止め手袋などを用いて細心の注意を払っていますが・・・

それでも、屋根材や屋根の傾斜によって『ドキッ！』とする事が多々あります。
誤って屋根から落下すれば大事故につながります！少量でも安易に作業せず、屋根のプロに依頼するようにお願いします。

それでは、屋根漆喰調査の様子をご報告いたします。

屋根に登る作業

一階の下屋根に脚立を掛け、二階の屋根に登ります。

屋根形状により、地上から二階までダイレクトに梯子を掛けられる現場もありますが、茨城町の現場は化粧造りの屋根なので、一階の下屋根まで梯子で登り、更に下屋根に脚立を掛けて二階の屋根に登ります。

当店では、無料調査であっても二名のスタッフで行い、必ず安全を確保しながら調査を行わせていただいております。
無料調査方法リンク▶街の屋根やさん水戸店の無料調査をご活用ください

二階屋根の漆喰の状態

先ずは、屋根に登る際に確認した隅棟の漆喰剥がれです。

屋根漆喰は、棟の葺き土土台に雨水が浸水しない為に施工されており、画像のように漆喰が剥離していると葺き土に雨水が浸水して土台が傾くなどの弊害が生じます。

漆喰など、屋根の不具合は軒天などにも症状が現れます。

漆喰に不具合があると、軒天にまで不具合が生じる場合があります。

この様な軒天は定期的な塗装メンテナンスが必要で、経年により不具合が生じるものですが、屋根の傷みが進行していると、影響が軒天にも表れてしまいます。

瓦屋根住宅の場合、軒天が部分的に傷んだ際には、屋根漆喰の不具合などを疑ってみるのも必要です。

★ワンポイントアドバイス★
この部分は、漆喰を補修した後に手を入れるのが得策です＼(^o^)／

隅棟、化粧棟、風切り丸が交わる部分のトンネル詰まり

化粧作りの屋根で、よく発生する症状です。

隅棟、化粧棟、風切り丸が交わる部分を、破損した漆喰破片が塞き止めています。
この部分は、傾斜に沿って上手方向から流れる雨水を排水するために、交わる部分にはトンネルが作られていますが、トンネルは破損した漆喰片で塞がってしまっています。

雨漏りの原因の一つに『雨水の滞留』があります。
詰まりが滞留を引き起こし、屋根上に雨水が滞留する事で通常よりも雨水の浸水に繋がってしまうリスクが高まります。三方向の交わるこの部分も調整が必要です。

主棟の漆喰の状態

棟漆喰を打診棒で軽く叩き、状態を見極めます。

打診棒で確認すると、漆喰割れが進行している部分・漆喰がパカパカしている部分・漆喰の内側に空洞がある音も確認できました。

漆喰の劣化は進んでいますが、現状では内部の葺き土にまで不具合が広がってはいないようなので、この部分は漆喰の詰め直しを行う対策でご提案します。

高く積んである棟ほど、漆喰のメンテナンスは重要です。

二階屋根の頭頂部に位置する、八段積みの棟漆喰部です。

一昔前まで、高く積むことがステータスとされていた大棟ですが、東日本大震災時に崩落が多数発生し、近年は棟の高さを低く施工され直すお客様も多くなりました。

今回の茨城町は八段積みの立派な大棟ですが、高く積んである棟であればあるほど、
漆喰メンテナンスを怠ると棟の歪みに繋がり、雨漏り原因にも繋がってしまいます。

漆喰は、棟内部の土台を保護する大切な部分です。
屋根漆喰に異変を感じたら、早めに屋根業者に相談される事をお勧めいたします。

まとめ

屋根漆喰は、状態によって漆喰工事法が変わります。

今回の茨城町の大棟のように、内部の土台葺き土の不具合が無ければ、既存の漆喰を削り、新たに漆喰を詰め直す漆喰詰め直し工事で済みます。

しかし、このまま放置して不具合が土台にまで広がり、棟の歪みや崩落まで進行してしまうと、棟漆喰の取り直し工事が必要で、費用も嵩んでしまいます。
参考記事➤屋根漆喰詰め直し！？棟漆喰の取り直し！？

屋根の不具合は、軽微であればあるほど、修理費用は軽減できます！
御覧の皆様も、本ブログを参考にしてみて下さい＼(^o^)／