筑西市のスレート瓦への塗装現場で作業工程や費用についても解説
今回塗装を行う、筑西市のスレート瓦です。
スレート瓦は、主成分であるセメントに繊維材料を含有して成形した物で、一般的に厚みが5㎜以下の物が多いのですが、厚みがある物は厚型スレートと呼称しています。
またスレート瓦は、平型・S型など陶器瓦に模した形状になっているのも特徴です。
スレート瓦の耐用年数は30年～40年と長いのですが、陶器瓦とは異なり主成分がセメントである事から、基材に雨水を浸透させない為に塗装膜で保護する定期的な塗装メンテナンスが必要となります。
今回の筑西市の現場は、新築後18年目での初めての屋根塗装です。
耐用年数はメンテナンス次第で変化しますので、皆様もキッチリ行って下さいね。
先ずは、安全且つ効率性を向上させるための足場の架設です。
（大きさにもよりますが一般的な足場で1㎡×￥800～￥1,000が多い価格相場です）
今回の筑西市の現場は、茨城県でも雪が降った翌日でのスケジュール組みでした。
茨城県での午後の降雪状況であれば順延でしたが、翌日だったので無事に着手！
基本的に足場の架設は、大雨・台風・大雪・暴風でなければ実施します。
足場＝安全の担保ですが、足場の架設は作業効率を上げ、足元をしっかりさせる事で手元がブレにくくなる要素も含まれています。
実は足場は【綺麗に仕上げるために必要】【丁寧に作業を行う為に必要】です。
足場費用が勿体ないと思われる方は、なるべく複数の工事を一度で行う計画を立てると効率的だと思います。
関連記事▶一度の足場で複数の工事を同時に行うメリット！
※塗装現場には、洗浄水や塗料飛散防止の為のネット設営も必要です※
（大きさにもよりますが一般的なネットで1㎡×￥150～￥250が多い価格相場です）
続いては、塗装前に行う下地作りの工程である高圧洗浄作業です。
建築物や施工物は【下地が命】と言っても過言ではありません。
塗装前に行う高圧洗浄は、素材と塗料を密着させる為の意味があり、洗浄不足は浅年での塗膜剥がれや耐久性も著しく低下してしまいます。
熟練であればあるほど、この洗浄作業を徹底して行います
洗浄前のスレート瓦
高圧洗浄を行ったスレート瓦
屋根塗装も外壁塗装も、下塗り1回・着色2回の計3回塗りが一般的です。
下塗り材は、基材と塗料の密着を主な要素とし、塗る素材や基材の状態によって選択する事が必要です。
今回は厚型スレートに対応するSK化研さんのマイルドシーラーEPOを選択しています。
次に、屋根に着色する為の塗料には、屋根用のラジカルシリコン樹脂塗料であるSK化研さんのプレミアムルーフSiを選択しました。
屋根は、外壁よりも紫外線を浴びる環境にあるため、外壁に使用する塗料と比べて紫外線に強い設計がなされているのが屋根用の塗料です。
今回選択した塗料よりも上級グレードであるフッ素や無機塗料も用意はありますが、グレードが上がれば価格も比例して上がりますので、今回のグレードが当店の一番人気！
因みにSK化研さんのカタログ値では、設計価格1㎡￥3,600（下塗り込み）ですがあくまでも定価なので、当店では約8掛けの価格で提供しています(^^♪
各メーカーさんのHPでは、設計価格を掲載していますよ。。。
塗装相場が気になる方は、各メーカーさんのHPをチェックしてみて下さいね。
そして、下塗りまでの工程が完了です！均等に綺麗に塗れています。
今回、下塗りにはクリアー（透明）のシーラーを使用していますが、濡れ色が映えてまるで着色したように見えますね(^^♪
この状態で一日乾燥させ、明日から中塗りと上塗り工程を行います。
色は現行色である黒で行いますが、着色する事で更に磨きがかかります！
完成後は、再度施工報告させて頂きますので、今しばらくお待ち下さい＼(^o^)／
今回は、屋根塗装の作業工程とともに費用についても記載しましたが如何でしたか！？
これだけの文章を書くだけでも約3時間は要している筆者ですが・・・
お客様が安心して相談できる環境づくりの一環として頑張っています！
誠実に！そして正確に御案内しているのが、街の屋根やさん水戸店です。
『うちもそろそろ塗装を考えなくちゃ』と思ったら、当店を仲間に入れて下さい。
初めての方にも分かり易く、懇切丁寧にご案内いたします(^o^)／
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