ひたちなか市で屋根漆喰の取り直しにひび割れ低減配合モルロックを使用
2024.12.19
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。本日はひたちなか市で現在施工中の現場より、瓦屋根の漆喰の詰め直しと取り直しの様子をお届けしたいと思います(⁎ᵕᴗᵕ⁎)石灰が主成分の漆喰（しっくい）は、水と混ぜることで硬化する性質を活かし、屋根以外にも壁や天井など、建物の様々な場…
筑西市で瓦屋根の漆喰修理相談があり見積り前に無料調査を実施
ちなみに依頼主様は、先日、筑西市の方向けに書いたブログ記事をご覧になられて問い合わせされたそうですm(_ _)m
お客様に分かりやすく伝えられる記事で良かったと、ちょっとホッとしました。
依頼主様によると、4〜5年前に塗装会社さんに漆喰修理をしてもらったそうです・・・
塗装やさんが漆喰？やり方がおかしかった？と疑問だらけです。
漆喰は、築後約10年でひび割れが生じ始めるため、10〜15年が漆喰詰め直しのタイミングです。
4〜5年しかもたない漆喰って何か変ですよね><
瓦屋根の状態を確認するため、梯子をかけて屋根に登りました。屋根は陶器製の和瓦です。
登ってすぐに、漆喰の欠片が軒先部分まで落ちて来ているのを発見！
また、棟部分の漆喰が黒ずんでいるのも確認できました（ ; ; ）
瓦屋根の頭頂部である大棟部分まで登りました。
ちなみに屋根は入母屋風屋根で、頭頂部まで登ると地上から7.5～8ｍくらいある高さです。
大棟は9段積みの棟で、棟の土台を保護するために施されている漆喰が剥がれていました(//∇//)
4、５年前に施工した漆喰が見事に剥がれ、土台が流土しています。
この状態が長く続くと、土台が徐々に沈んでしまい、棟の歪みや傾きの原因となるんです。しかも、高さがある棟であればあるだけ、地震や強風の影響を受けやすくなります。
腕のある屋根業者が施工していれば、4、5年で剥がれることなどまずありえません。簡単なようで簡単じゃないのが職人の施工、屋根のことは屋根専門店に任せて下さいね٩( 'ω' )
更に調査すると、剥がれた原因も徐々に明らかに・・・
どうやら、古い漆喰を剥がさずに、上から新しい漆喰を塗っただけのようです。
これでは密着不足で、新たに塗った漆喰が剥がれてしまいます。。。。
漆喰を詰め直す場合は、古い漆喰を撤去し、新たな漆喰を塗布するのが正しい施工方法なんです。また当店では、密着力を高めるために、新しい漆喰を塗布する前に、強化プライマーを使用しています。
他にも、鬼瓦の首周りや、隅棟部にも激しい漆喰損傷が見られました><
大棟の漆喰修理と同時に、漆喰修理を行う必要があります。
ちなみに隅棟は、下り棟ともいい、大棟から斜めに下に向かって伸びている棟のことです。
大棟と同じく、屋根の境目部分にあり、雨水の浸入から屋根を守ってくれています^^
無料点検や無料調査は、屋根の状況確認や原因探しだけではありません。
見積り作成に向けて寸法を測定して、施工方法や仮設足場の要不要や設置方法まで検討しているんです。
漆喰の詰め直しは、箇所数ではなく、mあたり幾らで費用を算出しているんです。棟が10ｍの場合は、左右両面に漆喰を施すので計20ｍとなります。
また。鬼瓦の首元周りは、箇所数で費用を算出します。
したがって、今回の10ｍの大棟では、漆喰詰め直し工事20ｍ+鬼首の漆喰修理2箇所です。今回は、高さのある二階部分での漆喰修理なので、仮設足場も必要となります。
この考え方に基づき見積りを作成して、依頼主様に提出しました^^
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