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施工事例
水戸市で方形換気棟の付いたミサワホーム住宅屋根へのカバー工事

工事のきっかけ

ハウスメーカー（ミサワホーム）の屋根・外壁診断で、劣化状況を伝えられて工事を検討しました。

検索上位に表示された街の屋根やさん水戸店さんは、実例が詳しく表示されていた事もあり相談してみました。

問い合わせ後の対応も早く、非常に丁寧に説明してくれました。

屋根カバー工事,屋根材(金属),棟板金工事

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根カバー工事,屋根材(金属),棟板金工事

施工期間: 6日間

使用材料: IG工業スーパーガルテクト・TAJIMAタディスセルフ・樹脂製垂木エコランバー・オリジナル加工板金・羽根つき雪止め

築年数: 23年

保証年数: 塗膜保証：15年・赤さび保証：20年・穴あき保証：25年・施工保証：10年

工事費用: 151.9万円（足場架設費用含む）

水戸市　/　屋根カバー工事　/　方型換気棟　/　モスグリーン

茨城県の皆様こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。

今日は、水戸市で行なっていた、正方形の棟換気（方形換気棟）が設置されていた、ミサワホームさん竣工住宅での屋根カバー工事が完了しましたので御報告します。

大手ハウスメーカーさんの屋根は、換気対策が施されているケースが多いのですが、屋根工事の際は交換・温存・撤去して塞ぐなど、現場によっての判断が必要です。

先ずは、現場調査の様子を振り返りながら、棟換気についても解説していきますね(^^♪
関連記事▶夏涼しく、冬は結露を軽減する棟換気！施工実勢が豊富な屋根業者に依頼しましょう！

水戸市の現場屋根は、正方形の方形棟換気が設置されている仕様でした。

棟換気は、小屋裏で温って湿気を含んだ空気を効率的に排気してくれるメリットがあります(^^♪

住宅にとって湿気は大敵なので棟換気はとても良い物なのですが、日本の9割の住宅に実はついていません。

理由は、棟換気設置には費用が掛かると言う事と、屋根と小屋裏は通気させるシステムなので、漏水対策をして棟換気を取り付けるものの、通気口は雨漏りリスクが生じるデメリットもあります(>_<)

実際、当店へも換気棟からの雨漏りなどの相談が毎年数件ですが寄せられます。

屋根工事を実施する際には、メリットとデメリットをしっかり理解した上で行う事が大切なんです。

幸い、今回の水戸市の現場は漏り等の不具合は一切発生していません。

また、方形棟換気を交換するとなると材料と工賃で8万円程度かかってしまうので、今回は方形換気棟は温存して万全な漏水対策を施し、屋根カバー工事を実施する事にしました＼(^o^)／

屋根カバー工事着手！使用する材料もご紹介

屋根材

アイジー工業のパレットの積まれた梱包された状態のスーパーガルテクトSSモスグリーン

今回、屋根カバーに使用するのは、アイジー工業社さんのスーパーガルテクトです。

昨今人気のガルバリウム鋼板素材で、従来品よりも耐食性（サビに強い）を持たせた優れもの(^^♪

関連記事▶進化したガリバリウムで、より強い屋根へ！スーパーガルテクト

カラーはSSモスグリーン色で、とても人気のあるカラーです。

一般的に、モスグリーンと聞くと明るいモスグリーンが脳裏をよぎりますが・・・

スーパーガルテクトの各カラーは、淡い色合いでとても落ち着いているのが特徴です(^^♪

防水紙（ルーフィング）施工

屋根の雨漏り対策に欠かせない防水紙には、改質アスファルト種の粘着式防水紙を採用しました。

防水紙は、今回使用する粘着式防水紙（粘着層で貼り込んでくっつける）の他に、大型のホチキスで固定するタッカー留め防水紙（針を打込んでシートを固定する）があります。

屋根の改修工事の際には、なるべく屋根下地に余分な孔を開けたくないので、当店では好んで粘着式防水紙を採用しています。

また、スーパーガルテクトを施工する際、アイジー工業さんは改質アスファルトルーフィングの使用を求めています。

決めごとは遵守し、責任をもって雨漏り対策するのが誠実な屋根業者(^^♪

アスファルトルーフィングではなく、改質アスファルトルーフィングです！
『改質※かいしつ』の有無ですが、耐久性は雲泥の差！見積りを取る際は注意してみて下さいね。

では、施工状況です。
既存の屋根材を撤去せずに新しい屋根材を重ねるのが屋根カバー工事です。

既存のスレートの上に、雨樋の付いている軒先から防水シートを敷きはじめ、既定の重ね代を設けながら頭頂部まで防水シートを敷設します。

関連記事▶雨漏りを防水する最後の砦！防水紙の選択はとても重要です！

方形換気棟は、下方の四方向から換気をしています。

換気性能を生かすためには塞ぐわけにいきませんが、防水シートは可能な限り奥まで敷設しました。

換気棟は、屋根工事の最後に同種のガルバリム板金を巻いて仕上げますので、先ずはこれでOK！

次は、屋根を葺く前の付帯部や下地施工です。

軒先唐草・棟下地への樹脂垂木施工

軒先唐草板金設置

【軒先唐草とは】

屋根に降り注ぐ雨水を雨樋に流動してくれ、軒先の小口からの漏水も防いでくれる大切な物です。また、小口を隠蔽し、綺麗に見せる効果もあります。

棟板金下地に樹脂製垂木を設置

【棟板金下地の樹脂製垂木】

従来、棟下地にも木製貫板が使用されていましたが、木材は漏水による腐食があるため、当店では、腐食しない樹脂製垂木を標準設置としています。

棟下地に、漏水対策の捨て水切り（捨て谷）施工

更に、棟板金下地の樹脂垂木には、加工してきた捨て水切り（捨て谷）も設置しました。

屋根の部位の中で、棟は時に雨漏りリスクの高い場所です。
万が一の漏水、尋常ではない横殴りの雨による吹込みにも対応できるように施工するのが当店流！

バッチリです＼(^o^)／ここまで対策を行い、ようやく本体施工に入れるんです。

新しい屋根材（スーパーガルテクト）は軒先から葺き始め、捨て谷板金の上に葺いていきます。

屋根本体施工（スーパーガルテクト）

最後に、スーパーガルテクトの銅素材であるSGL鋼板製の棟板金を設置すれば完成です(^o^)丿

方形換気棟も、銅素材のSGL鋼板を加工してしっかり仕上げました＼(^o^)／

換気口は、屋根材を施工した後に一廻り大き目の台座板金を設置し、奥は板金を立上げて漏水対策！

この換気棟カバーは、流通品の部材では叶わず、全てがオリジナル加工品なんです。

見た目も美しく、換気性能は保ちつつの漏水対策！万全です＼(^o^)／

屋根工事が完了したら、工事責任者による施工チェツクを兼ねた気持ちばかりの拭き上げ清掃(^^♪

屋根工事完成！お客様から頂いた実際のアンケート

これで全工程完了です！！

お施主様にも、品質も色合いも良い物だと嬉しいお言葉も頂戴しました。

今現場は、同時に外壁塗装工事もご依頼頂き、どちらの工事もご満足いただけたようです(^^♪
※今回は、屋根工事部分を抜粋してご報告しています※

アンケート詳細▶水戸市のお施主様から頂いた、実際のアンケート

まとめ

昨今の屋根改修は、ガルバリウム鋼板種による金属屋根リフォームがとても人気です。

そして、その中でも屋根カバー工事は、撤去費用や廃材処分費用が軽減できる分、長期保証が付与された高品質屋根材も選択しやすくなっています。

長く使用して頂くため、万全の雨漏り対策を施すために、これからも当店は精進します(^o^)／

茨城県内の屋根工事は、街の屋根やさん水戸店へお任せください！
懇切丁寧なスタッフが、お客様の要望に叶う屋根工事をお届けします。