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ひたちなか市の木造瓦屋根は今年から雨が降る度に雨漏りする状態


ひたちなか市のお客様から、雨漏り相談の御連絡を頂き調査してきました。
築68年経つこちらの現場は、いままでも屋根の修理修繕を行ってきたそうですが、今年から雨が降る度に雨漏りする状態との事で、お客様はとてもお悩みでした。
先ずは現場状況を確認する為、お話を伺わせていただき、室内の雨漏り状況を確認させて頂きました。

室内天井の雨漏り状況

ひたちなか市の雨漏り現場の室内天井の様子
天井雨漏りは差し鴨居にまで被害を広げています
室内天井の雨漏りの現状です。
縁側廊下の天井に、大量に漏れたと思われる雨漏り跡があり、手で触れてもかなり湿っています。
また、釘を使用しない鴨居である差し鴨居(さしかもい)にも雨染みが広がっており、これはかなり広範囲の雨漏りです。差し鴨居はアク洗いである程度の水染みは抜けると思いますが、天井材は下地からの交換が必要な状態です。

昨年よりも雨漏り範囲が広がり、雨漏りの量も増えた

前日の屋根からの雨漏りを受けたブルーの桶
雨が大量に漏り被害を受けた天井材
『これ、昨日の雨で漏ってきたのよ~』と奥様。
ブルーの桶に数センチの雨漏りが溜まっており、これでも数回タオルに吸わせ絞り出したとの事でした。かなりの雨漏り量だった事がうかがえます。
奥様曰く、昨年の台風時以外はここまで漏れず、今年から雨降る度に雨漏りするようになり雨漏りの範囲も広がったとの事です。
室内の状況が確認できたので、早速屋根の登り雨漏り原因を探ります。

外側から見た室内雨漏り部の場所

ひたちなか市の雨漏り箇所を外観から見て屋根の場所を判断する
こちらが外観から見た室内雨漏り場所です。
下屋根に後付けのベランダが取り付けられており、1階の下屋根は2階の外壁と接合する為、接合部に白い漆喰が施されています。俗に言う葺き止め(ふきどめ)部です。
街の屋根やさんのスタッフなら、この屋根と雨漏り箇所を見ただけで雨漏り箇所の凡その検討はつく屋根です。それでは屋根上の調査に移ります。

屋根の上での調査

後付けベランダ下の葺き止め部付近の桟瓦にはラバ―ロックも確認できる
雨押さえ板金の中側から水が出てきている
これは、ベランダ下の2階の外壁との接合部分に位置する葺き止め部の画像です。
雨押さえ板金:2階の壁に伝わる雨水を室内に入れない為に施工する水切り板金
葺き止め漆喰:葺き止めの内部の葺き土を保護する面戸漆喰です。
上に位置する雨押さえ板金と、面戸の葺き止め漆喰の中には葺き土と言う土台があり、土である葺き土崩れも守っています。

雨漏りの原因箇所特定

戸袋と後付けベランダの奥の部分を示す吹き出し
雨漏りの原因箇所である葺き止め部
ここが、雨漏りの浸入箇所です。
確認の為、コップ1杯の水を掛けてみた所、直ぐに室内天井の雨漏りが確認できました。
ご主人様が、ベランダ内部の雨押さえ板金部にコーキングをされていましたが、ここは気が付かなかったとの事でした。
雨押さえ板金が後付けベランダの上まで立ち上がっている

雨漏りの範囲を広げた原因は必要以上のラバ―ロック

四方を囲んでいた瓦のラバ―ロックをカッターで切るスタッフ
屋根下地を確認する為に瓦のラバ―ロックを撤去するスタッフ
ひたちなか市の木造瓦屋根の1階屋根は、全体的にラバ―ロックされていました。
東日本大震災後に飛び込み業者による訪問を受け、瓦の固定力が増すとの話から施工したとの事でしたが、ラバ―ロックは施工方法を間違えると雨漏りを助長します。
因みに、こちらのひたちなか市の雨漏りが広がっている場所でのラバ―ロック方法は、間違った施工方法です。

瓦に施された分厚いラバ―ロックをカッターで切る
瓦のラバ―ロックをカッターで切る街屋根スタッフ
ラバ―ロックは、接着剤の役割を果たすコーキング材を瓦に施工し、瓦ズレや瓦の飛散を防ぐ為に施すものです。
施工方法を心得た職人が行う有効なラバーロックも、見よう見まねで未熟者が行うと、固定力はあるが、湿気の逃げ場所や雨水に通り道を塞ぐ事につながり、屋根下地の劣化を助長し雨漏りの原因となってしまいます。
今スタッフがラバ―ロックを外している場所は、四方にラバーロックされており瓦下地に水分が滞留してしまうので心得ていない者が行ったラバ―ロックです。

ラバ―ロックを除去し瓦を捲り上げます。

四方にラバーロックされた瓦を一枚外す
ひたちなか市で雨漏りしていた屋根瓦を一枚捲り上げる
ラバ―ロックはかなり厚めに施されていたので、カットするだけでも一苦労でした。
ひたちなか市の瓦屋根は瓦の下地にも手を入れなくてはならない状況です。
瓦を撤去する際に、全てのラバーロックをカットしなくてはならない為、瓦を撤去するだけでもだけもかなりの時間がかかる瓦屋根です。

屋根下地に杉皮を使用したひたちなか市の瓦屋根
屋根の下地には杉皮が使用されており、杉皮に大量の湿気が残っていました。
屋根下地の杉皮は、重ねて使用する事により杉皮が湿気を吸収し軒先方向に運んでくれます。ただし、以前の建築は湿気対策を考慮した上での施工です。
湿気の放出口を塞ぎ、内部に入った雨の流れを遮断していては元も子もありません。
☆今でこそ防水性能が高く施工性が向上した防水シート(ルーフィング)が使用されますが、ひたちなか市のお宅が建築された当初の下地は杉皮や土葺きでした。

まとめ

雨押さえ板金が固定力を失い簡単に持ち上がる状態
今回のひたちなか市の現場は屋根下地から手を入れなければ雨漏りの解決にはなりませんので、お客様とお話をし屋根葺き替えでご提案する事になりました。
また、雨押さえ板金が後付けベランダの上まで立ち上がっている為、後付けベランダの一時撤去は必要となります。
工事部と相談し極力お客様の負担を軽減できる施工を熟考したいと思います。
屋根の補修や屋根リフォームは、新築のように設計図通りには行きません。
屋根の事は屋根を熟知した街の屋根やさんにお任せくださいませ。
【屋根からの雨漏り、屋根修理のご相談は】※茨城県内一律料金
街の屋根やさん水戸店へ フリーダイヤル:0120-270-391

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