茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。

本日は城里町で行った屋根診断の模様をお届けいたします。

スレート系の屋根のカバー工事をご検討中とのことで、当店のホームページをご覧になりお電話をいただきました*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*

お客様は城里町の中に、同一の住宅メーカーで、なおかつ建て方も一緒だと思われる記事を見つけられ、すぐ調査のご相談を寄せてくださいました。

まずは屋根の現状を確認するために、長梯子で2階まで登ってみました。

軒先から見た2階建て住宅の屋根の様子です。

傾斜がありそうなので角度を測ったところ、6寸（31°）勾配でした。

急勾配の部類に入る6寸は傾斜が強いため、装備なしでは直接屋根に上がって調査を行うことはできません。

しかし状態を一目見て、屋根材は特定できました(•̀ᴗ•́)و ̑̑

前もってお客様から、「塗装でもメンテナンスは大丈夫でしょうか？」と聞かれていましたが、こちらのお宅の屋根は塗装がNGとされているパミールでした。

アスベスト（石綿）を含有していない屋根材の先駆けとして販売されましたが、10数年程度でボロボロに崩れ出してしまうといった報告が多い、耐久性に非常に問題がある屋根材なのです( ;ㅿ; )

一般的なスレートとは異なり、早期に様々な劣化や不具合が現れるパミールは、塗り替えによるメンテナンスが不可能とされています。

塗装の前には、汚れを落とすために必ず高圧洗浄を行いますが、まずそこで剥がれて傷んだ箇所がバラバラになる危険性が非常に高いからです。

層間剥離などでボロボロになった屋根に塗料を塗っても、本来の機能を回復させることは難しい上、負荷をかけた影響で破損が広がり、逆効果を招く事態にもなりかねません(*´□`*｡)°ﾟ。

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お客様宅のパミールも、水分が溜まりやすい屋根材の小口を中心にボロボロと剥離が起こり、ひび割れや破損も顕著に認められました。

屋根材の脱落はまだありませんが、パミールの特徴的な症状は至るところで進行しています。

お客様にパミール屋根の説明を行い、念のために建築仕様書を見せていただきました。

図面の屋根の箇所は「カラーベスト葺き」とありますが、屋根材は「パミールA」と記載されていますね。

ちなみにパミールにはS・M・Aの3タイプがあり、パミールAは木目調のテクスチャーです。

今回は、当初から検討されていた屋根カバー工事が最善という結論になりました。

お客様は当店の施工事例もよくご覧になっており、工事内容や費用が明確に載っていたのでとても安心だったそうです(*ˊᗜˋ*) ⁾⁾

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パミールが販売されていた期間から、すでに15年～30年近くが経ち、使用している住宅ではメンテナンスへのお悩みや問題が出ています。

当店も年間を通して数多くの調査に携わっていますが、パリパリと剥がれ、ボロボロに崩れる屋根にどうしたらいいのか分からない…というお声が大半です。

「屋根が剥がれているけどもしかしてパミール？」「仕様書にスレートと書かれているのでうちは大丈夫？」といった不安をお持ちの方は、街の屋根やさん水戸店の無料点検をぜひご活用ください。
お住いの大切な屋根をしっかりと診断させていただきます(๑•̀ - •́)و✧

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