
2024.12.19
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。本日はひたちなか市で現在施工中の現場より、瓦屋根の漆喰の詰め直しと取り直しの様子をお届けしたいと思います(⁎ᵕᴗᵕ⁎)石灰が主成分の漆喰(しっくい)は、水と混ぜることで硬化する性質を活かし、屋根以外にも壁や天井など、建物の様々な場…

常陸太田市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
本日は、漆喰交換と棟瓦(ぐし)積み直しの施工事例をご紹介します。
屋根瓦は、非常に丈夫で長持ちしますが、実は漆喰は耐用年数が(15〜20年)と短いため、定期的なお手入れが欠かせません。
また、漆喰のお手入れは大きくわけて、『漆喰交換』と『棟瓦(ぐし)積み直し』です。
そこで、 どちらを行うかの判断や施工事例をお話しますので、瓦屋根のメンテナンスにお役立てください(^ ^)/
はじめに、『漆喰交換』と『棟瓦(ぐし)積み直し』について簡単に解説します。
ちなみに、棟瓦は『むねかわら』と読むのですが、茨城県の周辺の瓦に詳しいお客様は棟瓦のこと『ぐし』と呼んでいます。
漆喰交換は、漆喰詰め直しともいい、漆喰の剥がれや変色といった軽度の劣化症状の時に施工します。漆喰メンテナンス後15〜20年を目安にするとよいでしょう。
棟瓦(ぐし)積み直しは、棟瓦取り直しともいい、棟のゆがみ・雨漏りといった重度の劣化症状のほか、地震対策(屋根の軽量化)として実施します。
なお、症状が中程度の場合は、どちらにするかは屋根のプロによる判断となります。
それでは、漆喰交換の施工事例(2件)を見ていきましょう。
以前テラス屋根工事をご用命いただいた結城市のお客様より、築40年の瓦屋根の漆喰修理についてご相談いただきました。
無料調査では、漆喰の剥がれや熨斗瓦(のしがわら)のズレが見つかりました(>_<)
熨斗瓦がズレていたものの、比較的軽度だったことから、漆喰交換とラバーロックによる熨斗ズレ修正をご提案した次第です。
漆喰交換は、古い漆喰を撤去してから、なんばん漆喰シルガードを詰めていきます。
また、熨斗瓦は、緊結線を締め直してから、ズレ防止にラバーロックを充填しました。
施工後、お客様には「とてもきれいに仕上がっている」とお喜びいただきました(๑>◡<๑)
常陸太田市のお客様より、2階部分の雨漏り修理についてご相談いただいたことがきっかけです。
雨漏りの原因は、屋根に降った雨水が集まる谷板金が原因でしたが、無料調査では棟の接続部分の漆喰の脱落や剥がれが見つかりました( ; ; )
お住まいは築25年ということもあり、漆喰のお手入れにはちょうど良いタイミングです。
漆喰交換は、ただ漆喰を詰めているわけではありません。下向き、上向きに力を加えながら上下の瓦に押し付けているんです。意外と技術を要するので、漆喰工事は瓦屋根工事の経験が豊富な業者に任せましょうね( ^ω^ )
お客様は、悩みの種の雨漏りが止まり、かつ屋根が綺麗になり大変喜んでくださいました。
つづいて、棟瓦(ぐし)積み直しの施工事例をお届けします。
茨城町のお客様は、漆喰の黒ずみや剥がれが目立ってきたので、漆喰交換ができる業者をお探しでした。
お住まいは築約40年の、重厚感のある入母屋造の純和風建築です。
漆喰交換に加え、先端にある鬼瓦が大きくズレていた棟だけ部分的に棟瓦積み直しを行いました。
この写真のとおり、棟は土台となる台土と熨斗瓦を積み重ねてできています。漆喰が剥がれて中の台土が流出すると、棟が崩れてしまうんです(//∇//)
漆喰の剥がれ、棟のゆがみやズレ、そして台土の状態を見て、棟瓦積み直しが必要かどうか判断しているんですよ〜
棟瓦積み直しは、棟を一度解体して、台土と熨斗瓦をミルフィーユのように層状に重ねていって、棟を造り直します。
なお今回は、部分的に粘土質の台土ではなくなんばん漆喰を用いて、棟の土台をつくりました。
水戸市にお住まいのお客様より、「地震対策として棟を軽くしたい」とご相談いただきました。
実は、屋根の重さは建物の耐震性と深く関わっていて、屋根を軽くするほど建物の重心が下がって地震時に揺れにくくなるんです。
そこで、熨斗瓦を3段積んでいた棟から、耐震棟へ改修する運びとなりました。
まず棟を全て撤去します。
棟の解体後、熨斗瓦を積み上げると『棟瓦積み直し』で、強化棟金具と垂木(たるき)となんばん漆喰で棟をつくると『耐震棟』です。
耐震棟は、『ガイドライン工法』ともいい、地震に強い屋根づくりに向けて、広く普及しているんですよ〜
耐震棟への改修を終えると、4段あった棟が1段になり、ぐっと低くなりましたね^^
その昔は、家の格式の表現方法として棟を高く積むのが流行しましたが、今では地震対策がより重視されるようになりました。
耐震棟にご興味をお持ちの方は、ぜひ街の屋根やさん水戸店にご相談ください。
なかには、劣化症状にあわせて漆喰交換と棟瓦(ぐし)積み直しを併用することもあります。
水戸市のお客様は、屋根修理の飛び込み業者さんに「棟瓦がずれている」と指摘されました。市内の瓦屋さんに見積りしてもらったところ、相場よりも高く感じたため、当店へご相談された次第です。
無料調査の結果、熨斗瓦がズレていた棟だけ『棟瓦(ぐし)積み直し』を、漆喰の剥がれや黒ずみの軽度な部分は『漆喰交換』を行いました。
漆喰交換
理想としては、全ての棟を積み直しすれば良いのですが、工事費がそれなりに高くなるので、漆喰交換と棟瓦(ぐし)積み直しの併用はありです。
とはいえ、漆喰や棟の劣化状態の見極めを誤ると二重の出費に・・・併用する際は、信頼のおける業者に依頼しましょう٩( 'ω' )و
今回の、漆喰交換と棟瓦(ぐし)積み直しの施工事例はいかがでしたか?
漆喰や棟のメンテナンス方法は、大きくわけて2通り(漆喰交換・棟瓦積み直し)があり、劣化症状に応じて、どちらを採用するか判断していました。
街の屋根やさん水戸店は、瓦屋根工事の豊富な施工経験をベースに、修理やリフォーム、あるいは地震対策まで幅広いニーズにお応えしてきました。屋根修理は、早ければ早いほど軽傷で済むので、異変にお気づきになったら速やかにご相談ください。そのための、無料調査ですよ〜♪( ´θ`)ノ
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