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現場ブログ
常陸太田市で屋根カバーや葺き替えを検討の方へプロが利点や欠点を解説

常陸太田市の皆様こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。

先日伺った常陸太田市のお客様より、『屋根カバー工事』と『屋根葺き替え工事』の利点（メリット）や欠点（デメリット）をわかり易く教えて欲しいと質問を受けました。

そこで今回は、屋根専門店である屋根工事のプロが、わかり易くお伝えできればと思います。

屋根カバーや屋根葺き替えとはどんな工事法なのか！？を解説しながら、それぞれの工事法の利点や欠点にも触れていきたいと思います！よろしくお願いします(^^♪

屋根カバー工事とは

屋根カバー工事は、今まで使用していた屋根を解体せず、新しい屋根材を施工できる工事法です。

関連記事▶屋根カバー工法工事を徹底解説！

【屋根カバー工事の利点】
費用面	今までの屋根を解体しない為、解体費用や処分費が軽減できる
工期	解体がない為、葺き替えと比べて短い工期で完成する
環境への配慮	廃材が少量のため、廃棄物も少量で環境に優しい
【屋根カバー工事の欠点】
工事実行の可否	瓦屋根には対応できない・雨漏りがある場合も難しい
屋根重量	屋根を二重に重ねるので、今までよりも重量が増す
使用屋根材の制限	可能な屋根材に制限がある（金属屋根・アスファルトシングル等になる）

屋根カバー工事の利点（メリット）考察屋根カバー工事の利点は、何と言っても費用が軽減できる事でしょう(^^♪

一般的な住宅面積の場合（100㎡程度）、廃材や解体処分費用だけでも、30万円程度は必要。

また、2004年前に製造された屋根材の中にはアスベスト（石綿）含有の屋根材もあり、アスベスト入りの屋根材の場合は更に廃材処分費用が膨らんでしまうので、消費者にとっては痛い出費です。

屋根カバー工事の欠点（デメリット）考察一方、欠点は屋根重量が重くなることや、臭い物に蓋をするようで嫌だと言う声も聞こえます。

また、屋根本体材の下地には、屋根床材である野地板や骨組みの垂木（たるき）もあり、カバーで屋根材本体はリニューアルできても、下地から改善されるわけではありません。

屋根カバーが可能か否かなど、屋根下地の状態を判断できる屋根業者の選定も必要です。

葺き替え（ふきかえ）工事とは

屋根の葺き替え（ふきかえ）工事は、今の屋根を解体して新たに屋根を作る工事法です。

屋根の改修は、カバー工事が普及する前は全て葺き替え工事が実施されていました。

関連記事▶屋根葺き替え工事を細かく解説！

【葺き替え工事の利点】
構造からの補強	弱っている屋根下地から補強する事ができる
デザイン性	お客様のお好きな屋根材を使用した屋根リフォームが可能
屋根の軽量化	瓦から軽量屋根材に変更する事で、屋根の軽量化を実現できる
【葺き替え工事の欠点】
コスト負担	解体処分費・下地修復費用など、コスト負担増になる
作業音や工期の長さ	既存屋根解体時の作業音の発生・工期が長くなる
見積り以外の費用発生	解体後でなければ判明しない不具合が出る場合がある

葺き替え工事の利点（メリット）考察葺き替え工事の利点は、屋根を根本的に直す事ができ、屋根の軽量化や好きな屋根材への変更など選択肢が広がる点でしょう(^^♪

築後30年以上経過していると、屋根下地にも手を加えた方が良い現場も出てきます。
耐震性や耐久性を第一に考えるなら、屋根葺き替え工事の選択がベストです。

葺き替え工事の欠点（デメリット）考察一方、葺き替え工事のデメリットは、コスト負担が増えてしまう事で、主な負担増項目は、屋根解体費用・処分費用・屋根下地補強費用・粉塵飛散防止対策などが挙げられます。

また、解体作業音などの発生や工期も長くなることから、近隣様への配慮やご家族様へのストレス対策なども必要です。

昨今の風潮や屋根業者としての見解

瓦屋根には屋根カバーは実施できないので葺き替え工事一択となりますが、建売住宅などでで多く使用させている平板スレート屋根（コロニアル・カラーベスト）では、屋根カバーを選択させるお客様が多い風潮です。

屋根工事費用を第一に考えるのか？根本的に直す事を第一に考えるか！？

屋根工事業者の立場からは、正直、葺き替えの方が根本的に直す事ができるので良いと思うが、、、
だからと言って、可能ならば屋根カバーで費用を軽減してあげたい、、と、何ともむず痒いところ(^_^;)

最終的には、お客様がお決めになる事ですが、どちらの工事法にも利点や欠点はあります。
今ブログを参考にして頂き、お客様にとってベストな屋根工事法を見つけてみて下さい。

最後に、当店で実際に行った工事費用付きの施工事例を、リンクで下記に載せておきますので、よろしければじっくり見てみて下さい(^O^)／

屋根カバー施工事例リンク集

▶日立市のカラーベスト屋根をSGL鋼板を用いたカバーで屋根リフォーム（143.66万円）

▶行方市の屋根カバー工法は高耐久SGL鋼板のスーパーガルテクトで施工（205.7万円）

▶茨城町の軽量屋根材での屋根カバー工事は風にも強い垂木固定で施工（86.9万円）

▶東海村で凹凸のある金属瓦棒屋根へ立平45ロックのカバー工法実施（139.59万円）

葺き替え施工事例リンク集

▶常陸大宮市でビクトリー瓦をスーパーガルテクトで葺き替えて雨漏り解消（169.55万円）

▶水戸市でガルバリウム瓦棒屋根への葺き替え完了！雨漏りのお悩み解決（184.8万円）

▶日立市でセメント瓦屋根を軽量で高耐久なスーパーガルテクトでリフォーム（229.9万円）

▶結城市で雨漏りに強い立平葺きで屋根を葺き替え！漏水対策も万全（206万円）