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笠間市の屋根葺き替え見積もりはホームセンターさんとの競合

茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。

今回は、笠間市にお住いのお客様から寄せられた屋根工事のご相談です。
以前よりお悩みだった雨漏りを改善したいと、いくつかの業者さんにお声をかけ、すでに4社の見積もりを取られたところでした。

念のためにもう1社…と考えられ、時々ホームページを見て気になっていたという当店にご連絡をいただきました。

調査の前に寄せられた情報

笠間市のお客様のお宅は築約40年、屋根材はセメント瓦です。

セメント瓦とは、瓦の形をしたセメント製の屋根材です。和瓦よりも手頃で扱いやすいため、1970年代～1980年代に広く普及しました。

しかし和瓦よりも耐久性が低く、他に軽量の屋根材が販売されたこともあり、現在ではほとんどが生産終了となっています。

ホームセンターさんを含めた4社から、雨漏りと屋根について説明を受けていらっしゃるので、お客様は屋根の葺き替えが必要だと理解されています。

1社がコロニアル、3社がガルバリウムを勧めています。自分では判断が難しい…街の屋根やさん水戸店さんはどちらがいいと思いますか？

コロニアルもガルバリウムも優れた屋根建材だと思います。ただし、昨今は地震に強い軽量の屋根材を好む傾向があります。「コロニアル＝セメント」と「ガルバリウム＝金属」を比べると、錆びにくいガルバリウムの方が雨水にも強いですよね。

お電話で30分ほどこのようなやりとりを行い、早速笠間市のお宅に伺いました。

屋内雨漏りの状況

1階台所の天井はテープで補修

2階の天井に広がった雨染み

最初に住宅内の雨漏り箇所を見せていただきました。

1階の台所はジプトーン（化粧石膏ボード）ですが、雨漏りの影響で一部が剥がれてしまい、ご主人様がテープで補修をされたそうです。

2階の天井にも大きな雨染みがはっきりと残され、雨漏りは広範囲に及んでいることが分かります。

天袋は物を収納できないほど雨が降る度に濡れてしまい、奥様いわく「ヘルメットに穴が空いた状態」とのこと…たらいが置いてあるのも納得です(; ﾟﾛﾟ)

天井裏も確認しましたが、すのこ状に張られた野地板の所々に大きな隙間が開き、上に敷かれた防水紙が覗いています。
雨漏りの痕跡を色濃くとどめる梁は、雨漏りの深刻さを十分に伝えていました。

セメント瓦屋根の状況

続いて屋根の状態を確認します。

1階の屋根には、ご主人様が設置された銀色のシートが張られていました。
この真下は、ちょうど雨染みが広がっていた台所にあたります。

本当は2階の雨漏り箇所の屋根も同様にシートでカバーをしたかったそうですが、お一人で2階に登るのは危険だと判断して思いとどまりました。

雨漏りの原因として一番に考えられるのが、ルーフィングと呼ばれる防水紙の劣化や破損です。

もし屋根材が壊れてしまっても、その下の防水紙が二次防水としてしっかり機能を果たし、雨水の侵入を防いでくれるのです。

防水紙の耐久性や寿命を考慮しよう！

ただし、防水紙も寿命があります。

一般的なアスファルトルーフィングは約15年～20年、合成ゴム他を加えた改質アスファルトルーフィングは約20年超です。

比較的丈夫だと言われているセメント瓦の寿命は約30年です。
笠間市のお宅は築40年ですので、屋根材もさることながら耐用年数を超えた防水紙もかなり劣化が進んでいるものと思われます。

関連記事➤雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性

業者さんやホームセンターさんの見積もり内容

他社さんの見積もりと提案内容
【コロニアル推しの近隣の業者さん】
費用を抑えたいのであれば、1階のセメント瓦を葺き直して新たに塗装、2階はコロニアル屋根に葺き替える→1階と2階の両方をコロニアル屋根に替えた場合の見積もりもほぼ同額
「1階葺き直し＋塗装・2階葺き替え」と「1・2階葺き替え」が変わらない金額って…と少々不信感

【ガルバリウム推しのホームセンター2社さんと市内の業者さん1社】
いずれも軽量で丈夫なガルバリウム鋼板の屋根に葺き替えるよう提案
ところが見積もり金額にかなりの開きがあり、説明を受けても今一つ納得がいかなかった

お客様の中では「ガルバリウムの方がいいかな？」というお考えに傾いていました。3社に価格差があること、さらに足場の㎡数や屋根工事の面積自体の㎡数もずいぶん異なっていることに疑問を感じていらっしゃいました。

調査の際も、屋根まで上がりしっかり見ているホームセンターさんもあれば、高所撮影用のカメラで写真を撮っただけ…という場合もあったようです。

調査の仕方は各社それぞれですが、㎡数に隔たりが多いのが実情です。

住宅によっては建築図面から拾う場合もありますが、図面と実測値が違っていたり、材料仕様が途中で変更になったのか、設計図と異なる現場も多々あります！

当店は、当該現場で可能な限り実測を行い見積もりを提出しています！

設計図よりも実測値！当店のこだわりです＼(^o^)／
関連記事➤屋根リフォームの相見積もり、その必要性と正しい活用法

相見積もりの結果は…？

調査に伺う前に、すでにお客様が一番に考えられていた某ホームセンターさんとの競合になりましたが、屋根葺き替え工事は当店が行うことになりました。

理由としては…
①見積書の内訳が細かく記載されていて、なおかつ分かりやすかった。
②雨漏りの現状と金属屋根に葺き替えるメリット等の説明に納得できた。
③そしてなにより単価や金額詳細の根拠が、心底納得できたから！

との事です。工事を依頼する上でこれはとても大切です。
当店を選んでいただき誠にありがとうございました(*ᴗˬᴗ)⁾⁾

ホームセンターさんはガルバリウム鋼板での葺き替えを提案されていましたが、今回はSGL（スーパーガルテクト）にて施工します。
※日鉄鋼板製のSGLはガルバリウムの3倍を超える耐食性を誇り、錆により強い次世代のガルバリウムと言われています。

さらに雨漏り防止対策として、軒天と破風板の補修を追加しましたが、ホームセンターさんの見積もりよりもかなり抑えた金額を提示することができました。

関連記事➤進化したガルバリウムでより強い屋根材へ　スーパーガルテクト

まとめ

今まで何度もホームセンターさんとの相見積もりはありましたが、ほとんど負け知らずなんです！╭( ･ㅂ･)و

ホームセンターさんは、「身近で安くて安心」というイメージをお持ちの方も多いと思います。あくまでも想像ですが、やはり最終的にはリフォームの専門業者さんを選ぶ傾向にあるのかもしれません。

茨城県内ではジョイフル本田さん・山新さん・スーパービバホームさん・コメリさんが大手で、当店も建材を買いに良く利用していますが、今回最後に競合したのはこの中の一社でした( ´•ᴗ•ก )　正解はご想像にお任せします。

選択された事実に隠された答えがあります！専門性？価格？提案力？
皆様もぜひご自身で確かめてみてはいかがでしょうか(^^♪

皆様の信頼を裏切ることのないよう、これからも街の屋根やさん水戸店は屋根でお困りの方を全力で応援します！

点検・調査・お見積もり・ご相談は全て無料です。
屋根の修繕やリフォーム、その他お住まいのことなら街の屋根やさん水戸店へなんでもお気軽にお問い合わせください。

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