ひたちなか市 築30年以上のスレート屋根！塗装では直らない劣化サイン
2025.11.05
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。「築30年くらい経つんですが、そろそろ屋根の塗装を考えているんです」先日ひたちなか市にお住まいのお客様から、このようなご相談をいただきました。スレート屋根は軽くて施工しやすい人気の屋根材ですが、30年を超えると塗装だけではカバーで…
結城市の平屋住宅は瓦棒屋根とセメント瓦屋根の重なり部への雨仕舞いが重要
お住まいは、築40年を超えている平屋住宅です。
依頼主様のご要望は、瓦棒屋根の塗装とセメント瓦屋根の葺き替えでした^^
それでは、屋根を詳しく見ていきましょう。
こちらは、セメント瓦部分の様子です。
経年により塗膜が完全に剥がれていました><
塗装という方法もあるにはありますが、セメント瓦の寿命を考えると依頼主様のおっしゃるとおり、葺き替えが適切です。
こちらは、もう一方の瓦棒屋根の様子です。
材質はトタンで、サビが浮いているのがはっきりと分かりました（ ; ; ）
「サビているものの、穴あきは見つからないので塗装でも頑張れる・・・」と、一瞬思ったものの、セメント瓦とのつなぎ目部分が・・・？？？
おそらく、ご家族が増えたなどの理由で増築されたものと思います。
しかしながら、増築時にできた屋根のつなぎ目は、新しい時はまだ良いものの、年数が経過すると雨漏りなどのトラブルの原因となりやすいんです(//∇//)
つなぎ目の雨仕舞いをしっかりしておかないと、雨漏りのリスクを抱えることに・・・
増築部分の境目にある妻壁は、壁の上まで板金を立ち上げてしっかり雨仕舞いをされていました^^
けど、つなぎ目はここだけではありません。
屋根の上側のつなぎ目は、コーキングをしただけの雨仕舞いでした。
これでは、コーキングが経年で劣化すると雨水が入り放題に・・・><
他のつなぎ目の下をのぞいて見ると、妻壁に雨水が浸入した痕がありました。さらには、雨水であいたと思われる漆喰壁の穴あきを補修した痕も見つかりました（ ; ; ）
この部分にも、全面に板金を立ち上げて、しっかり雨仕舞いを行わなければなりません。
また、セメント瓦屋根は、構造的に二重屋根となっていました。開口部の奥まった部分も、普段目が行き届かない弱点箇所ともいえます。
セメント瓦の開口部の奥に雨水がかからないようにする、雨仕舞いが必要と判断しました。
セメント瓦屋根は葺き替え、瓦棒屋根は塗装と、一般的に思われがちですが、本当にそれで大丈夫でしょうか？
特に、増築して入り組んだ屋根の場合は、セメント瓦は葺き替え、瓦棒屋根は葺き替えかカバー工法を行って、さらにつなぎ目をしっかり雨仕舞いすることが大切です^^
鹿島市のこちらのお住まいでは、雨仕舞いが十分でなく、母家と増築部分のつなぎ目から雨水が浸入して、雨漏りを引き起こしていました。
調査の結果、雨仕舞いの板金を取り付けて雨漏りを解消しました(๑>◡<๑)
お住まいの天敵は雨水です。雨水は、雨漏りを引き起こすだけでなく、野地板、柱、梁といった建材を腐らせる、あるいは壁の内側や天井裏にカビを発生させるなど、建物にダメージを与えます。
このため、雨水を弾き返す防水と、雨水をスムースに排水させる雨仕舞いの2つが合わさって、健全な屋根といえます٩( 'ω' )و
せっかく費用をかけてメンテナンスするなら、安心・安全な屋根づくりをおすすめしますよ〜
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