筑西市で強風時に棟板金が破損し脱落！風災は火災保険の適用になるか？
2024.03.14
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。本日は、筑西市で行った破損した棟板金の調査の模様をお届けいたします。「風が強く吹いた次の日に、庭先に細長い屋根の一部が落ちていた」というご相談をいただき、お電話で少し詳しく伺ったところ、どうやら脱落したのは棟板金のようです。棟板金…
水戸市で訪問業者による屋根の棟板金コーキング修理30万円！悪質です
30万円で行った修理は、実際どのような内容だったのでしょうか？
被害に遭われたお宅の屋根は寄棟の一種で、同じ形の4面の屋根が合わさった方形屋根（ほうぎょうやね）です。屋根材はスレートで、棟に取り付けられた棟板金が浮いていると言われました。
屋根面同士が合わさる山状の部分を覆い、雨水の侵入を防止しつつ、屋根材を固定している金属を棟板金と呼びます。
屋根の高い位置に取り付けられるため、日々雨風に晒されていることから、台風などの被害を受けやすい場所です。
たしかに、屋根の中でも不具合の発生が多い場所ですが…。
屋根の高い位置に取り付けられるため、日々雨風に晒されていることから、台風などの被害を受けやすい場所です。
たしかに、屋根の中でも不具合の発生が多い場所ですが…。
棟板金には至るところにシーリング補修の痕跡が見られます。
当日は2名体制で作業にあたり、2時間程度で終了したとのことです。
え？2名で2時間→30万円！？
非常に高価なシーリング材を使い、素晴らしい施工技術で行ったのでしょうか？？( ˙ㅿ˙ ;)
茶色系の棟板金に、なぜかそぐわないグレーのシーリング材を使用しています。
わざわざ異なる色味を用意したのではなく、どうにも適当に持ち込んだ感が否めません。
しかもマスキングテープで養生しなかったのか、シーリング材が無造作にはみ出して、お世辞にも綺麗なでき上がりとは言えないでしょう。いえ、だれが見ても雑です( ;ㅿ; )
私たちが行う屋根の無料調査では、簡単に直せる破損に対し、サービスで補修をすることがあります。
手持ちの中に色が合わない時には、必ず事前にお客様にご承諾いただき、シーリング材を充填しますが…繰り返しますがこれは30万円の工事です。
軒先に向かって斜めに降る隅棟板金は、通常繋ぎ目の重ね代にシーリング材を塗布して接着させ、下地の貫板に側面からビスや釘を打ち込んで固定します。
しかし、こちらは留め具が外れた（外した？）ままの状態で、シーリングのみで固定されています。
100歩譲って、経年劣化で下地の木材が腐食し、ビスや釘が抜けて残っていなかったと仮定しても、それではシーリング補修ではなく、貫板と棟板金そのものを交換しなければいけません。
ちなみに今回の水戸市の住宅の棟は、全部で27mほど。足場が必要な屋根傾斜ではないので、棟を解体して貫板を取り換え、棟板金を新しくしても、税込20～25万円で済むはずです。
それを、シーリングを雑に詰めただけで30万円とは！残念ですが、悪質としか言いようがありません(｡-ˇ_ˇ-｡)
棟板金の交換のタイミングは、10年～15年ほどが目安となります。
棟の長さが20mの場合、実際にかかる費用は『樹脂製貫板＋新しい棟板金＋撤去・処理』で、税込154,000円～です。
プラスチックの樹脂製貫板は水に強く腐食しないため、木製のように漏水でボロボロになることはありません。
以前は留め具に釘が多く用いられていましたが、現在は錆に強く、ねじ込み式で緩みにくいステンレスビスを使用しています。
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悪質な工事代金の30万円はすでに支払い済で、お客様は仕方がないとおっしゃっていますが、まだまだ私たち屋根業者の注意喚起が足りなかったと反省しきりです(>_<｡)
訪問業者は、『近くで工事をしていて不具合を見つけた』『屋根が浮いているのが見えた』『すぐ修理しないと雨漏りになる』等々、あの手この手の言い回しでお宅を訪問しています。
いろいろ不安なことを指摘されても、その場で即決せずに、信頼のおける屋根専門店に相談しましょう。
懇意にしている業者さんがいらっしゃらない方は、街の屋根やさん水戸店の無料点検をぜひご活用ください。
調査からお見積り提出まで、茨城県内全域で対応いたします(•̀ᴗ•́)و ̑̑
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