ひたちなか市で築30年の瓦屋根を調査！漆喰工事と谷板金の交換が必要
2024.11.15
ひたちなか市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。 本日は、瓦屋根の漆喰工事に向けた無料調査の様子をお届けします。 瓦屋根の場合、漆喰や棟、あるいは谷板金が先に傷むので、定期的なお手入れが欠かせません。 それでは…
日立市で棟瓦の修理見積り依頼！二階は耐震棟、一階は積み直しで御提案
当店は、相見積もりでもそうでなくとも、工事費用の駆け引きは一切なく、皆様に平等に対応しています。
その分、各現場毎にどんな工事が最善か！？必要性の有無なども総合判断して見積りしています(^o^)丿
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それでは先ず、二階の屋根から一緒に確認してきましょう。
業者さんからの指摘後、ご主人様自身も屋根に登って確認されたとの事だったので、今回は屋根に登らずに高所カメラを使用して症状を擦り合わせします。
2階の瓦屋根は、4方向に流れる寄棟形状屋根で、頭頂部の大棟（ぐし）は5段積み使用で、斜めに流れる隅棟（すみむね）は3段積みの棟瓦です。
一見、問題が無いように見えますが、果たしてどうでしょう！？
北西に流れる隅棟に異常が確認できます。
棟の台土を保護する漆喰が崩れており、崩れた箇所の下方部の漆喰には黒ずみも確認できます。
漆喰の黒ずみをあまり気にされない方もいらっしゃいますが、漆喰の黒ずみはカビやコケなどが原因！つまり、この漆喰部分には湿気があると言う事になります。
黒ずみは、北東流れの隅棟でも確認できました。
直ぐにどうこうは無いと思いますが、この状態を放置すると、漆喰崩れや更に進行してしまうと土台まで崩してしまう事にもつながる為、漆喰メンテナンス時期である事は確かです。
では、どの様に棟をメンテナンスするか！？
今回の現場は、築後45年が経過しており、漆喰の破損や黒ずみの他、積み瓦を結束する銅線は方々で緩みや断線も発生しています(>_<)
海に近い高台にある住宅で、風の影響も受けやすいやすい立地！
地震も多い昨今を考慮すれば、土台から改善でき環境に耐えうる棟である耐震棟への変更が最善策と判断。
2階は、➂案の耐震棟工事でお客様に提案させて頂きました(^o^)丿
1階の隅棟は、地震の影響もあるのか！？積まれている四角い熨斗瓦（のしがわら）からズレていました(>_<)
棟は、屋根面と屋根面と継ぎ目を覆うように施工する部位なので、屋根の中で雨漏りリスクの高い箇所！
ここまで崩れていると、棟瓦が崩れている隙間から雨水が入り込んでしまいます。
状況から判断すれば、土台内部にまで浸水している事は確実！隅棟の取り直し工事が必要です(>_<)
1階部も強化棟金具を入れた耐震棟にしたい所ですが、隅棟と外壁との取合いも雨漏りリスクの高い箇所。
2階の屋根は段数を低層化した一段積みの耐震棟としますが、1階部は棟の高さを低くしてしまうと、外壁との取合い部のリスクが増してしまいます。
3段積みでの耐震棟を作る事は可能ですが、費用がかなり上がってしまう・・・( ;∀;)
2階屋根よりも1階屋根の方が地震の揺れが少ない事を考慮すれば、費用感もあるので取り直しが最善。
1階の棟取り直しで土台から積み直す際に、破損している瓦は2階で解体した瓦を再利用すれば無駄な費用も掛からないので、と～っても合理的！
1階は、①案の棟取り直し工事で提案させて頂きました。
当店の見積もりは、状態・築年数・環境・費用感などを総合判断して最善策を提案しています。
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