水戸市 瓦屋根の下地が雨漏りで陥没！腐食した野地板を増し張りで補強
2025.10.29
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。以前、「雨漏りが原因で屋根が部分的に陥没！木下地からの修繕が必要」という記事で現場調査の様子をご紹介しましたが、今回はその続きとなる屋根下地の施工編です。野地板の補修から防水紙の施工までを、丁寧にお伝えしていきますね(˶ᵔ ᵕ ᵔ…
常陸太田市で乾式コンクリートのモニエル瓦葺き替え相談！無料見積り
お客様より、屋根葺き替えの見積りについてご相談をいただき、無料調査にお伺いしました。
ぱっと見でモニエル瓦とわかったものの、お客様は図面をお持ちとのことで、拝見させていただくことに・・・
屋根工事の際には、建築当初にハウスメーカーさんから受け取った仕様書や図面があれば、無料調査時に見せていただいています（もちろん、なくても大丈夫ですよ〜）。
資料を確認すると、使用されている屋根材は確かにモニエル瓦でした^^
ところで、モニエル瓦とはどのような屋根材なのでしょうか？
モニエル瓦は、正式には『乾式コンクリート瓦』といい、コンクリートを固めて作った瓦です。
ちなみに『モニエル』とは、オーストリアのモニエル社と日本企業が共同で開発して製造・販売されたもので、モニエル社の会社名がそのまま使用されて『モニエル瓦』に・・・
ただ、モニエル社が2010年に撤退。しばらくは在庫が沢山残っていて入手できていたものの、東日本大震災後に全て無くなってしまい、今では新品が手に入らない廃盤品となりました。
モニエル瓦は、和瓦（粘土瓦）と違って塗膜で防水性を確保しているため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
また、モニエル瓦の寿命は、一般的に約30年といわれています。モニエル瓦の全盛期だった1970年～1990年代に建てられたお住まいは、30年以上経過しているので葺き替えの時期に来ているといえるでしょう。
モニエル瓦については、こちらの記事もご覧ください(^ ^)/
実際の屋根を確認すると、屋根の登頂部の棟は換気棟が設置されています。
葺き替えを行う際にも、新しい換気棟を取り付ける仕様でご提案させていただきます。
ここで、換気棟についてちょっとだけ解説しておきますね。
換気棟は、温まった空気が上昇するという原理を応用した、棟に設ける自然の換気システムです。
夏場はお家を涼しく、冬場はお家の天敵の結露を防いでくれる優れものです！新築時だけでなく、リフォーム時にも取り付けられるんですよ〜
お客様の希望は、屋根の軽量化でした。
常陸太田市のお客様は、事前にとてもお調べになるだけでなく、当店のHPも熟読されているご様子で、軽量で高耐久なスーパーガルテクトによる葺き替えの見積りをご依頼されました。
実は、お客様の『屋根の軽量化』と『スーパーガルテクト』は、優れた組み合わせなんです( ◠‿◠ )
屋根の軽量化の最も大きなメリットは、耐震性が向上する点です。
屋根材が軽くなると、お住まいの重心が下がって、地震時に揺れにくくなります。屋根材の重量を比較すると、金属屋根材は瓦の約10分1に！
モニエル瓦は、和瓦より重たいので、金属屋根材にするともっと効果を発揮します٩( 'ω' )و
そして、もう一つのご要望の『スーパーガルテクト』は、アイジー工業さんが製造・販売している、次世代のガルバリウム鋼板として呼び声の高い金属屋根材です。
従来のガルバリウム鋼板より約3倍も！耐久性が向上し、さらに遮熱性・断熱性が加わっています。今では、葺き替えや屋根カバー工法で引っ張りだこなんですよ〜
お客様と打ち合わせのうえ、最終的にスーパーガルテクトへの葺き替えでお申し込みを頂きましたm(_ _)m
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