ひたちなか市で屋根材落下！ひび割れが激しいザルフグラッサでした
2025.08.28
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。本日ご紹介するのは、ひたちなか市にお住まいのお客様からご相談いただいた屋根調査の事例です。築25年を迎えたダイワハウス竣工の住宅で、「強風の後に屋根材が落ちてきた」とのご連絡でした。屋根の不具合をきっかけに、全面的なメンテナンスを…
水戸市で脆いコロニアル屋根材へ穴を開けない粘着型ルーフイングを敷設
今回の現場は、コロニアル屋根材の上に新しい屋根材を重ね葺く屋根カバー工法です。
既存の屋根材が脆い事もあり、無駄な穴を開けない【遅延粘着式ルーフィング】を採用して敷設していきます。
完成してしまうと見えなくなるルーフィング敷設工程！ぜひご覧ください(^O^)／
施工前のコロニアル屋根には、苔やカビが発生している状態でした。
屋根カバーは、既存の屋根の上に新しい屋根を作るのですが、さすがに苔やカビが生えたまま新しい屋根と作るのは嫌ですよね～(>_<)
当店は、屋根カバーを実施する前に屋根を洗浄する所から始めます！
脆い屋根材は、洗浄しただけで破損してしまいます。（これでも水圧を絞って洗浄）
今回の屋根材は、ニチハ社製のパミールと言う名称の屋根材で、当店では塗装はNGと定めている屋根材です。調査当初から判断できていたので、屋根カバーにてご提案しています。
なぜ、塗装してはいけないのか！？一目瞭然ですね。
洗浄を実施して一日乾燥させた後、いよいよルーフィングを敷設していきます(^o^)丿
ルーフィングの敷設方法は、【タッカー留め※ホチキスの大きなやつ】【粘着式※穴を開けずに貼り付ける】二種類の敷設法があり、脆い屋根材+屋根カバーの現場は、粘着式をお勧めしています。
既存屋根材をこれ以上破損させない！無駄な孔も開けたくない！
ルーフィングの選択は、価格や耐久性だけではなく、状態や工法によってのチョイスが必要なんです(^^♪
そして今回採用したのが、遅延粘着型ルーフィングのタディスセルフ！
ルーフィングを敷設する際には、極力屋根を平坦にする必要があります。
その為、屋根の登頂部に施工している棟板金を解体！
そして、今回の屋根は、斜めに降る隅棟に差し棟が使われていました。
差し棟は、凸部が穏やかなのでこのままの状態でも防水紙を敷設することができますが、将来的に、鋭利な先端部が影響して防水紙の破損につながってはいけません。
当店では、鋭利な先端部を一枚一枚切断し、防水紙に悪影響が出ないよう施工！
防水紙を敷設する前にも、様々なこだわり工程があるんですよ(^o^)丿
そして粘着型ルーフィングの敷設工程です。
ルーフィングの敷設は、軒先から横方向に貼り、重ね代を設けながら頂点まで貼り合わせていきます。
重ね代は、上下は100㎜以上・左右は200㎜以上が施工基準なので、施工基準を遵守して敷設しています。
粘着型ルーフィングは、敷きこみを調整するスタッフ、剥離紙を剥きながら貼り合わせていくスタッフが最低限必要なので、一人でも敷き込み可能なタッカー留めと比べて人数も必要で時間もかかります。
ルーフィング施工費用は、その素材・施工法によっても単価が異なるので覚えておきましょう(^o^)丿
屋根面と屋根面の折り返し部は、ルーフィングを両方向から折り返しを設けて敷設！
これで、粘着型防水紙の敷設工程が完了です。
屋根は、ルーフィングまでしっかり敷設できていれば、新しい屋根材が無くとも雨漏りはしません。
それほどルーフィングは大切な物なので、屋根工事をご検討の際は、ルーフィング選定も屋根材同様に検討することをお勧めします。
高性能な建材も、それに伴う高品質な施工があってこそ！ぜひ、参考になさって下さいね(^^♪
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