2024.11.14
常陸太田市の皆様こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。今日は、常陸太田市のお客様より『数年前から天井裏から雫の音がする。屋根から雨漏りしているので直したい』とのご相談をお電話でいただきました。先ずは、雨漏りがどの様な状態で原因は何なのか?無料調査の様子を順を追ってお伝えしていきま…
水戸市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
本日は、陸屋根の雨漏り無料調査の様子をお届けします。
屋根部分が平らな陸屋根は、一般的な山型の屋根とは雨漏りのリスクポイントが異なります。それでは、いったいどのような箇所に注意すればよいのでしょうか?
要注意ポイントについて解説しながら話をしますので、陸屋根にお住まいの方はぜひご参考ください♪( ´θ`)ノ
水戸市にお住まいの依頼主様より、雨漏りについてご相談いただきました。
お住まいは3階建てで、お話では「室内の天井のクロスが剥がれてしまうほどの雨漏りがあり、原因を追究して工事見積りを出してほしい」とのことです(>_<)
依頼主様のスケジュールに合わせてお伺いして、早速無料調査を開始しました。
先ずは室内の様子を確認しました。
3階の室内の天井クロスは剥がれ、下地のPB(プラスターボード)にカビも発生しています(//∇//)
室内はカビの匂いも漂っていて、このままでは居室として使用できないだけではなく、カビの胞子が飛散するので、体にも良くはありません。
幸い2階の屋根に梯子をかけることができたので、陸屋根に登って調査しました。
陸屋根に登った瞬間、エアコンの室外機が倒れているのが目に入りました( ; ; )
3階建てとはいえ、風の強さにビックリ!です。構造的に依頼主様が登ってくることはまずないので、室外機を起こして戻しておきました。
余談はほどほどにして、これからが本題です。
陸屋根はシート防水が施工されていて、築後約27年でした。ちなみにシート防水の耐用年数は『10年~20年』。途中はメンテナンスフリーのシート防水ですが、耐用年数からすると再防水が必要です(^_^)a
関連記事▶シート防水が施工された屋上(陸屋根)のメンテナンス方法
写真右奥のエアコン室外機がある部分あたりが、雨漏り箇所の真上にあたります。
陸屋根のシート防水で不具合が出やすい部分は、排水ドレンの周辺です。
特に、排水ドレン周囲の防水シート立ち上り部は、剥がれやすく、かつ亀裂も起きやすいんです・・・やはりありました。
雨水は、僅かな亀裂や隙間からも入ってくるんです。この亀裂も原因の一つとして考えられます。
陸屋根の再防水にあわせて、排水ドレン部に改修用ドレンを新たに設置し、防水層と排水箇所を同時に強化しなければなりません。
陸屋根を取り囲んでいるパラペットの、笠木のジョイント部がズレて大きく口を開けていました><
ジョイント部から雨水が入ってきて下地を通り抜けると室内の雨漏りにつながるので、笠木のメンテナンスが必要です。
また、笠木の下地が健全であれば良いのですが、口を開けたままの状態が長く続いていて下地が傷んでいた場合は、下地から直さなければなりません。
排水ドレン部に不具合があると、しばしば外壁にも不具合が伝染します。
ドレン周りからの漏水が外壁材の内部にまで達していたのか、排水管に近い部分の外壁にかなり深いひび割れが見つかりました( ;∀;)
陸屋根防水にあわせて外壁も手を入れる必要があります。
雨漏りの無料調査は、ひとまず完了です。
がしかし・・・無料と言えど、排水ドレン周りの亀裂や笠木のズレをそのまま放置するのもどうかと思い、車両に常備している防水テープで応急処置をしておきました( ^ω^ )
街の屋根やさん水戸店の無料調査は、調査だけにあらずです!
無料調査の結果を踏まえて、修繕工事の見積り内容を検討しました。
陸屋根の雨漏りは、シート防水といった屋根そのものの防水のほか、排水ドレン周り、笠木も弱点です。
ただ、今回の現場のように、お客様ご自身での確認が困難なため、雨漏りに遭遇してしまう現場も多々あります。そんな時は放置せず、信頼のおける業者に早めに相談するようにして下さいね。
雨漏りは、原因の特定を誤るとまったく直らないどころか、ますます悪化することがあります。やはり、経験や実績が豊富な業者に依頼することが大切ですよ٩( 'ω' )و
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