2024.10.22
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。本日は現在施工中の常総市の現場より、板塀の瓦屋根の葺き替え工事の模様をご紹介いたします。和風建築にとても調和する板塀は、敷地内の目隠しなどの役割があり、板のみを使ったシンプルなものから、屋根を取り付けた意匠性のあるものまで種類は様…
水戸市にお住まいのお客様より、約5年前から続いている雨漏りについてご相談いただいたことがきっかけです。
無料調査を行った後、三晃式瓦棒屋根(さんこうしきかわらぼうやね)による葺き替えをご提案し、施工させていただきました。また、あわせて屋根のとぶ溝交換、ベランダの排水ドレン撤去も行いました。
水戸市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
本日は、金属屋根の三晃式瓦棒屋根への葺き替えをご紹介します。
屋根の葺き替えは、ただ屋根材を新しくするだけでなく、そこには『技術』『工夫』『当店や職人さんの思い』がたくさん詰まっているんです。
雨漏りにお困りの方は、屋根修理の参考資料としてゆっくりご覧ください( ^ω^ )
はじめに、無料調査の様子を簡単に振り返ってみます。
水戸市にお住まいのお客様より、雨漏り修理についてご相談いただきました。
お話では、約5年前から雨漏りがつづいていて、だんだんひどくなりご不安とのことです(>_<)
無料調査の詳しい様子は、こちらをご覧ください。
無料調査にて、増築部分の金属屋根(瓦棒屋根)の谷板金が雨漏りの原因と確認したことから、屋根葺き替えを提案し、ご注文いただきましたm(_ _)m
それでは、三晃式瓦棒屋根にへの葺き替え工事の様子をお届けします。
ベランダを取り外した後、既存の瓦棒屋根を撤去し、屋根下地を補修。そして、防水紙を敷設して、谷板金を取り付けました。なお、谷板金には、防水紙を二重にしたり、吊り子で固定したりするなど様々な工夫が・・・
三晃式瓦棒屋根を敷設します。もちろん、現場の屋根寸法に合わせて加工しているのでピッタリ٩( 'ω' )و
屋根は傾斜が緩いため、タテ葺きを採用しました。タテ葺きには、瓦棒葺きと立平葺きがあるんです。今回は、後ほどベランダを復旧するのに高さを変えたくないため、既存屋根と同じタイプの瓦棒屋根を採用しました。
瓦棒屋根は、心木を入れる葺き方と、吊子を使用する三晃式があります。30年以上前は、木でできた棒(心木)を本当に入れていたんです。今では、吊子を使用する『三晃式瓦棒屋根』が一般的なんですよ〜
上部にキャップを嵌め、瓦棒ガチャでキャップを折り曲げて固定します。上部からキャップで蓋をすることで、雨水が入らないようにしているんです(^ ^)v
三晃式瓦棒屋根を葺き終えました。
幾つものパーツが組み合わさっているものの、見た目は一体化して実に美しい仕上がりです。美しく仕上げるのも職人さんの技術です!!!
壁際の端部は、防水紙をしっかり立ちあげ、さらに瓦棒屋根材の端部も立ち上げて、雨水の浸入を防止しています。
また、端部を保護する壁際板金の土台となる貫板(ぬきいた)には、雨水で傷まない樹脂製を採用しました。街の屋根やさん水戸店は、材料選びにも余念がありません♪( ´θ`)ノ
壁際板金を取り付けると、壁際の雨仕舞い完了です。
防水紙や屋根材の立ち上げ、樹脂製貫板の使用は、施工後に見えなくなるものの、ある・なしが10年後、20年後に大きな違いとなってでてくるんですよ〜
こちらの現場は、瓦棒屋根の軒側に雨樋ではなく『どぶ溝』がある構造でした、
もちろん、どぶ溝は金属製で、瓦棒屋根を撤去したタイミングでなければ交換できません。まさに、今回の葺き替えがちょうどベストタイミングだったので、どぶ溝交換を行いました^^
また、どぶ溝の排水部の漏れ染みも、ドレンパイプの交換とあわせて白のガルバリウム板金で修繕しました。
さらに、縦方向の雨樋交換も・・・
もともとベランダには洗濯機が置いてあり、排水パイプが取り付けられていました。
今後は、ベランダで洗濯機を使用しないとのことです。そこで、排水ドレンを撤去して、黒のガルバリウム板金で穴を塞ぎました。
ちなみに、穴塞ぎの板金や、どぶ溝排水部の漏れ染みの板金、縦方向の雨樋交換は、見積りにない項目でした。しかし!少しの手間でお客様にお喜びいただければ、私達も嬉しい(≧∇≦)
自分の家を修繕するがごとく、出来る限りの手を尽くすのが当店流!お客様にもとても喜んでいただけました。
おしまいに、ベランダを元通りに復旧すると、三晃式瓦棒屋根への葺き替え工事の完了です。
お客様には、雨漏りが直るだけでなく、新しい雨樋もついてお喜びいただきました。
また、『見積り対応も職人さんも丁寧だった』とお褒めいただきました。日々の心がけが、言葉となって返ってきた嬉しい瞬間です(๑>◡<๑)
街の屋根やさん水戸店の、三晃式瓦棒屋根への葺き替え工事は、ただ屋根材を交換するだけでなく、自社による屋根材の加工、壁際の雨仕舞い、プラスアルファの一手間と、技術や工夫、そして熱い思いでお仕上げしていました。
雨漏りは、「少々なら・・・」と我慢される方が多いようです。しかし、雨漏りが長くなるほどお住まいへのダメージも大きくなるので、早めに手をいれましょうね。まずはお気軽に無料調査をご用命ください(๑˃̵ᴗ˂̵)
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