常陸太田市で工場内の事務所で雨漏り！原因は波板と外壁の経年劣化
2024.01.05
茨城県の皆様こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。今回の現場は、常陸太田市で工場を営むオーナー様より、事務所で雨漏りが発生したとのご相談です。今まで、だましだまし修理してきたが、状態によっては抜本的に直す事も考慮しているとの事。無料調査にて、漏れている原因と改善方法を検討して行き…
笠間市で工場屋根の雨漏り調査！金属屋根のサビが激しく改善には葺き替えが必要
現場に到着すると、大きな二階建ての工場が目に入りました。
屋根の大きさは約15m×40mほどで、使われている屋根材は「金属瓦棒屋根（きんぞくかわらぼうやね）」です。この屋根は金属製で、当時は30年以上前は、トタン系の金属屋根でした。
工場や倉庫などの広い建物に多く採用されている屋根材ですね(^^♪
二階室内の天井には雨染みが広がり、照明器具の近くにも染みが見られる状況でした。
「雨漏りで天井に水がたまると電気設備に影響が出るかもしれない」と不安を感じ、電灯を外していらっしゃいました。
電気と水はショートを起こす事もあるのでとても危険です。屋根の状態が気になるところです…。
【長尺梯子を使用しての屋根調査を開始します(^o^)／】
今回は、屋根が広く劣化が進んでいる可能性が高いため、長尺梯子を使用して慎重に調査を行いました。
雨漏りしている屋根は下地が腐食していると踏み抜きの危険があるため、専門知識を持つスタッフが安全第一で対応しています。一般の方は決してマネしないでくださいね💦
【屋根表面の状態確認】
屋根全体を確認すると、表面が茶褐色の錆色になっており、錆び止めを含む塗装がされていない状態でした。
このような場合、塗装による補修は難しく、屋根全体の交換が必要になるケースが多いです。
雨漏りの原因は、錆の進行による金属劣化もありますが、同時に下葺き材として使用されている二次防水の防水紙の劣化破損しているためです。
雨漏りを防ぐには、下葺き材の防水紙からやり直す必要があります。
関連記事▶二次防水機能である屋根材の下を守る防水紙の役割とは！？
1.金属屋根全体の重度の錆金属屋根は、定期的に錆止め塗装を行うことで長寿命を保てますが、今回の屋根は塗装が行われておらず、錆が重度まで進行していました。この状態では塗装での修復は不可能で、屋根材そのものを交換する必要があります。
2.雨漏りの広がりと下地天井の染みからも分かるように、雨漏りは広範囲に及んでおり、屋根下地の腐食も進んでいる可能性が高いです。このまま放置するとさらに被害が拡大する恐れがあります。
今回の笠間市の現場は、オーナー様が仰る通り屋根の葺き替え工事が最善です。
葺き替え工事は、既存の瓦棒屋根を撤去し、新しい屋根材を設置する工事です。
使用する屋根材は、傾斜が緩い屋根なので、ガルバリウム製の立平葺き（たてひらぶき）屋根材です。ガルバリウム鋼板は錆びにくく、耐久性が高いのが特徴なんですよ✨
【工事の流れ】
①既存屋根の撤去 錆びた金属屋根材を取り外します。
②防水シートの敷設 屋根下地の上に、防水性の高い「改質アスファルトルーフィング」を敷きます。これにより、屋根内部への雨水の侵入を防ぎます。
➂新しいガルバリウム製屋根の設置 ガルバリウム鋼板で耐久性と美観を兼ね備えた新しい屋根を施工します。
【足場の設置と工事スケジュールの調整】
※屋根面積が広いため、足場の設置には十分なスペースが必要です。また、敷地内はフォークリフトが往来しているため、工事中に支障が出ないよう、当店にお任せ頂けた場合は、綿密な打ち合わせを行います。
今回は、錆びが重度まで進行した工場屋根の雨漏り調査でした。
金属屋根は、定期的な塗装メンテナンスを行わないと、今回のように交換が必要な状態になってしまうことがあります💦
大切な建物を守るためには、早めの点検と修繕が何より重要です！弊社では、今回のような工場や倉庫などの大規模な屋根工事にも対応しております。
茨城県内であれば、お見積りや調査は無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね(^^♪
この工事と同じ工事を行った施工事例
同じ地域の施工事例
この工事と同じ工事を行った現場ブログ
8時半～19時まで受付中!
0120-270-391
