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施工事例
ひたちなか市で錆びたフッ素鋼板への屋根塗装が完了しました

工事のきっかけ

金属屋根の錆が目立ってきたので、ずっとメンテナンスを考えていました。

初めてで勝手が分からないまま塗装業者さんを中心にいろいろ調べ、複数の業者さんに見積もりを出してもらいました。その中で、施工方法の説明や見積書の内容が一番分かりやすかったのが、街の屋根やさん水戸店さんでした。

※2023年9月18日更新

屋根塗装,屋根材(金属),雨樋工事

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根塗装,屋根材(金属),雨樋工事

施工期間: 約10日間

使用材料: フッ素鋼板用プライマー・パワーシリコンマイルドⅡ・エポックマイルド#2000

築年数: 25年以上

保証年数: 8年

工事費用: 98.9万円

ひたちなか市　/　フッ素鋼板　/　屋根塗装　

茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。

本日は、ひたちなか市で行っていた錆びたフッ素鋼板への屋根塗装工事のご報告です。
同時に雨樋も補修しましたが、今回は屋根塗装を中心にお伝えいたします。

ひたちなか市の金属屋根について

ひたちなか市の金属屋根はガルバリウムのフッ素鋼板です。
ガルバリウム鋼板が今日広く普及している第一の理由は「錆びにくさ」にあります。
しかし丈夫で錆びにくい金属屋根でも、施工後10年～15年後には屋根塗装が必要になってきます。
　
お客様宅は築25年以上ですが、今までメンテナンスを行わなかったため、劣化した塗膜が剥がれ赤錆が広範囲に及んでしまいました。

屋根塗装前の下処理

屋根塗装前の下処理について①ケレン作業　不織布研磨剤（マジックロン）を用い、塗膜が剥がれた部分を丁寧に研磨していきます。ケレン作業を行わずに塗装を施すと、塗装剥がれを起こしてしまうため、基礎となる非常に大切な作業です。

②高圧洗浄作業　屋根材の付着物の洗浄や、古くなった塗膜を除去する作業です。汚れや劣化した塗膜が残った状態で塗装作業に入った場合、仕上がりの悪さはもちろんのこと、密着不足による早期の剥離等を招きますので要注意です。

屋根塗装前の下処理について詳しくはこちらをどうぞ！
↓　　↓　　↓
ひたちなか市の金属屋根塗装現場で下処理の大切さを解説します

ケレン部の錆止め処理

続いて錆止めの処理に入ります。

ここで一つ注意点があります(ﾟДﾟ;)ﾉ
下塗り材（フッ素鋼板用のプライマー）には防錆性がないため、いきなり下塗り作業に入ることはできません。

通常の屋根塗装の工程は…
①高圧洗浄　②下塗り　③中塗り　④上塗り
の順で行いますが、今回は防錆性のない下塗り材を使用するので、②下塗りの前にケレン部に錆止め処理を施します。※エポックマイルド2000を使用

余談ですが、あらかじめ「ガルバリウムのフッ素鋼板」だと伺っていたのですが、塗膜の剥がれ具合が今まで見てきた現場と少々異なっていたため、お施主様に今一度確認をしました。

それでも間違いがあってはいけませんので、錆止め処理を行う前に、下塗り材が合っているかどうかメーカーさんにテストを依頼しました。
気がかりな点や再確認を要する際に、メーカーさんと連携を図ることができるのも当社の強みです。
担当者様、当日は現場までご足労いただきありがとうございました(´_ _)

フッ素鋼板の屋根塗装（下塗り）

手作業での様々な下処理を終え、ようやく屋根塗装の工程に入ります！

ここからはより塗装の出来栄えに直結する作業になりますで、さらに気を引き締めて取りかかります。

当たり前ですが、塗料は各メーカーの仕様に従って希釈するため、当店では計量器を必ず使用しています。
塗料が性能を発揮するには、決められた正しい量で配合することが必要です。
熟練の職人なので目分量で大丈夫…ということは当店では決してありませんのでご安心ください(#^.^#)

錆止め処理を行った上に、下塗り材（フッ素鋼板用プライマー）を塗布していきます。

今までの屋根色とは全く異なる赤錆色にご家族は驚いていらっしゃいましたが、まだ下塗りの段階ですので大丈夫ですとお伝えしました(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)

フッ素鋼板の屋根塗装（中塗り・上塗り）

中塗りの作業中

中塗りが完了

中塗りではご施主様が選んでいただいた色にだいぶ近づきました。
中塗りが終わった後は、規定通りの乾燥時間を経て、次の上塗り作業に移ります。

上塗りの作業中

端も丁寧に塗布

中塗りと同じ塗料でもう一度重ね塗りをします。
中塗りと上塗りをすることで、既定の塗膜の厚さを作り、塗料本来の性能を十分に発揮することができます。

フッ素鋼板の屋根塗装が完了

全ての工程を終え、ガルバリウムフッ素鋼板の屋根塗装が完了です！
色ムラも見られず、耐久性が向上した艶の美しい屋根によみがえりました。

完成写真を撮っている時に、反射した陽光がちょうど輝いているように映り込み、ご施主様にも仕上がり具合を大変喜んでいただけました。

関連記事➤金属屋根（ガルバリウム）のチェックポイントとメンテナンス方法

中塗りと上塗りに使用した塗料は、水谷ペイントのパワーシリコンマイルドⅡです。

金属系屋根材や窯業系屋根材の上塗りや塗り替え等に幅広く用いることができ、従来品よりも耐久性と耐汚染性を兼ね備えた塗料です。

臭気が少ないことも特徴の一つです。

まとめ

今回の屋根塗装は、通常の工程＋2工程という内容でした。

通常の屋根塗装の工程→①高圧洗浄　②下塗り　③中塗り　④上塗り

ひたちなか市の屋根塗装→①ケレン　②高圧洗浄　③部分錆止め　④下塗り　⑤中塗り　⑥上塗り

正直非常に手間がかかりましたが、屋根塗装をする上で下処理はとても重要です。
下処理の良し悪しで出来上がりが左右されてしまいますので、絶対手を抜いてはいけない作業なのです。
※屋根の材質や状態により工程や選択する材料も変わりますのでご注意ください。

街の屋根やさん水戸店では、様々な屋根工事に対応しております。
メンテナンス等でお悩みの方は、お気軽に当店までお問い合わせください。

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