城里町で屋根の漆喰工事をお考えの方へ！当店が手がけた施工例をご紹介
2025.02.26
茨城県城里町の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。瓦屋根のお住まいの方は、「漆喰（しっくい）」という言葉を耳にしたことがあるかもしれませんね。漆喰は、屋根の棟（むね）部分に使われる白い塗り材で、瓦を固定し、屋根の耐久性を高める重要な役割を持っています。しかし、漆喰は年月とと…
水戸市の屋根漆喰工事は葺き土崩れと格闘しましたが無事に完了
数年前に屋根の漆喰メンテナンスを行ったのですが、先日駐車場に漆喰の欠片が複数落ちてきていました。
雨漏りに繫がっていけないので、今回は屋根に詳しい専門家に頼もうと、インターネットで検索し、地元である事や実績豊富なHPを見て、街の屋根やさん水戸店さんに相談しました。
相談してからの対応も早く、調査の段階から誠実に対応して頂いたので、工事もお任せしました。
※2023年9月18日更新
水戸市 漆喰詰め直し
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 漆喰詰め直し
- 施工期間
- 4日間
- 使用材料
- なんばん漆喰シルガード・接着強化材
- 築年数
- 23年
- 保証年数
- 3年間
- 工事費用
- 42.57万円（足場費用含む）
依頼主様が脱落していた漆喰を発見し、当店にご相談いただきました。
ちなみに、工事が完了した後にお聞きしたのですが、相見積もりを取ろうと、別の会社に連絡されていたとのことでした。
しかし、今回の工事が完了するまでに約1か月経過しているが、いまだに連絡はないとのことです・・・
3年前に外壁塗装を行った時に、せっかく足場があるのだからと、屋根漆喰工事をご依頼されました。
しかし！その時の施工法は、古い漆喰の上に新しい漆喰を重ね塗りしただけでの状態でした( ;∀;)
そして3年も持たずに、ポロポロと外れることになりました。
今回のお住まいは入母屋造りであり、四隅に隅棟があります。
隅棟の漆喰も脱落し、少し熨斗瓦（のしがわら）が沈んでいました。
漆喰撤去専用の道具を用いて、慎重に撤去作業を進めます。
瓦の形状に合わせたチリトリが、いかにも職人さんらしいですね(^ ^)※因みに手作りです※
作業が順調に進んでいたと思いきや・・・
葺き土の流出が激しい箇所も・・・
棟の土台である葺き土は、新築時は粘土質であっても、経年とともにこのように劣化するんです。
しかし！このようなトラブルが発生していても、経験豊富な職人にとっては想定内なんです（╹◡╹）
今回は葺き土が流れ出た奥まで、なんばん漆喰をしっかり詰めて対処しますよ〜！
もちろん、全てがこの状態であれば、棟の取り直しが必要です。
漆喰の剥離は放置せず、早めに当店へご相談くださいね。
漆喰の剥離は放置せず、早めに当店へご相談くださいね。
古い屋根漆喰の撤去作業が終わりました。しかも、塵一つ残っていません。
撤去作業であっても、古い漆喰や土を残すことなく、一つひとつの作業をきっちり仕上げる当店の職人の姿そのものです^o^
ただ今回は、土が流出していたため、廃材の量がいつも以上に多くなりました。
廃材を捨てるにも費用が掛かるんですが、もちろん追加の費用はいただいていません^^
今回の屋根漆喰工事で使用する、なんばん漆喰のシルガードです。
漆喰の主成分は石灰であり、防水性の低くさが悩みの種でした、そこで、漆喰に粘土や油脂を混ぜて防水性を高めた漆喰が開発され、それを「なんばん漆喰」と呼んでいます。
何で「なんばん」というのかは諸説あって、今も謎のままなんです（ ? ? ）
職人こだわりの鏝（こて）です。
場所により、大小様々な鏝を使いこなしています。
そしてこれが、接着強化剤です。
棟の葺き土と漆喰はくっつきにくいことから、接着強化剤を用いて、漆喰が外れにくくしているんですよ〜
実は街の屋根屋さん水戸店ならではの、ひと手間なんです(^ ^)/
現場で必要な分を練って用意します。
多すぎす、少なすぎず・・・固すぎず、柔らかすぎず・・・ここにも職人の技があるんですよ〜
葺き土の流出部分には、奥までしっかり詰めていきます。
もちろん、いつも以上に漆喰を使用しますが・・・料金は一緒なんです！
安心してお任せくださいね（╹◡╹）
漆喰は塗るというより、上下の瓦に押しつけるイメージなんです。
今は下方向に力を加えて、下あご（下の瓦）にくっつけています。
こちらは、上の熨斗瓦にくっつけるように、力を加えています。
最後に表面をきれいに仕上げます。
この作業を、ひたすら繰り返していくんですよ〜
職人さんの手際の良さと忍耐力に感動しきりです^^
時折、雨に降られながらも、何とか完成に漕ぎ着けました。
古い漆喰の撤去後
新しい漆喰を施工後
予定では2日で仕上げる予定でしたが、実際には4日掛かりました。
熟練の職人の腕をもってしても、今回の漆喰工事は苦戦したようです^ ^;
しかし、これが経年住宅の修繕を行う屋根工事のプロの宿命・・・
お住まいと向き合いながら、予期せぬトラブルにも、怯むことなく対処するのが街の屋根やさん水戸店です！
現場管理担当者が、仕上がり状態を細かくチェックします。
依頼主様に自信を持ってお渡しするために、これも大切な工程です。
チェックしている間にも、清掃を行っているんですよ〜
依頼主様より、「誠実で丁寧な仕事をする！非常に満足しています！」と、お褒めの言葉をいただきました。
アンケート詳細▶水戸市のお施主様からいただいた、実際のアンケートです。
ちなみに、屋根の上に登れない依頼主様へは、作業状況の画像を定期的にメールして、確認していただいているんですよ〜
しかも、担当した職人をとても気に入っていただいて嬉しかったです^^
思わぬ出来事があっても怯まないのも、沢山の現場経験のたまものです！
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