ひたちなか市の雨漏り修理例を3選ご紹介！施工風景や金額も掲載
2023.05.16
ひたちなか市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。 今回は、過去にひたちなか市内で実施した雨漏り修理例を3つご紹介します。 梅雨や台風シーズンを前に、屋根の修理を検討中の方もいらっしゃるのではないでしょうか。メンテナンスを考えていて、やはり…
水戸市の屋上シート防水で雨漏りがあり急場を凌ぐ応急修理を実施
防水工事
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 防水工事
- 施工期間
- 半日（2人工）
- 使用材料
- ウレタンシーリング・アルミ防水テープ・養生シート・強力ガムテープ
- 築年数
- 15年
- 保証年数
- なし
- 工事費用
- 5.5万円
現場は、水戸市内にある三階建てのマンションで当店から近い建物でした。
お住いになられている複数の住人様から管理会社様に雨漏りの連絡があり、オーナー様がインターネットで検索され、当店にご連絡を頂きました。
『大規模修繕は考えているので、先ずは簡易的な雨漏り修理を』とのご希望です。
ご連絡を頂いたのは【月曜日】ですが、【週末の土曜日は雨の予報】です！
今回は、スケジュール調整と時間との闘いになる現場でした(>_<)
当店の近くと言う事もあり、スケジュールを調整し水曜日に現地を確認しました。
屋上に上がってみると、塩ビのシート防水である事が確認できました。
シート防水には、ゴムシートと塩ビ製シートがありますが見分け方は比較的簡単です。
円盤の形をしたもので固定されている
入隅・出隅のコーナーにパッチが使用されている
先ずは、雨漏り一箇所目の上部にあたる部分です。
以前から雨漏りが複数回発生したとの情報で、テープで補修してありましたが、状態を確認する為に補修テープを剥がしてみました。
この屋上は、他業者さんによって1年ほど前に防水施工が行われています。
その際に、塩ビ製シート防水にウレタン防水を流したと思われますが、全く密着しておらず、テープと一緒に薄皮のように剥がれてしまいました。
通常、基材と塗料が密着していれば、テープを剥がしても剥離はしません。
塩ビ製のシート防水への塗料防水は、密着不足となるためあまりお勧めできませんので、御覧の皆様はご注意くださいね(>_<)
そして、シート防水の破損を発見しました。
シート防水の厚みは1.5㎜～2.5㎜ありますが、そのシートが貫通してしまえば雨水は下地まで通水し雨漏りを起こします。
普段は入る事のない屋上屋根！不具合の発見が遅れるのが難点です( ;∀;)
ただ・・・実はもっと大変な事になっている箇所があります！
ここです！
この部分は平面から立上る部分で、シート防水では不具合が起こりやすい部分です。
1年前の防水修理で手を加えたようですが、補修もむなしく意味を成していません。
この状態は、小雨でも間違いなく雨漏りしてしまう剥がれ方ですが、ここまで症状が進行していると簡易修理では手の施しようがありません。
オーナー様にお話をし、この場所は雨養生で修理する事になりました。
シーリング材を充填
穴を覆うように盛る
防水アルミテープを大きめに貼る
アルミテープの縁を更にシーリング
ヘラでしっかり押さえて縁からの浸水を防ぐ
一か所目の修理が完成です
立上りの裂けめ部分の真下は、住人様の通路なので室内には直接被害はありません。
ただし、この状態を放置しておけば通路の天井へ漏水し、破損部は増えてしまいます。
時間がない中の応急処置なので、この部分は養生シートで簡易的に雨養生しました。
これで、降雨でも直ぐに漏れる事はありませんが、あくまでも緊急の応急対策です。
梅雨前までに、本格的な防水工事を行うのが望ましいと思います。
今回の現場の屋上は、横21ｍ・たて12ｍ+階段ホール分の面積があります。
そして、その面積全てを細かく歩きながらチェツクすると・・・
合計32か所の亀裂な穴が確認できました。
勿論、全てに補修を行いましたが、その数のおかげで昼食は抜き・・・( ;∀;)
お腹が空いたまま次の現場に向かう事になりましたが、土曜日に予定通りに降った雨で、雨漏りは治まったとの事でホッとしました(#^.^#)
応急処置はあくまでも緊急的な処置でなので、根本的な改善にはほど遠い(>_<)
しかし、まさかの時のその場しのぎにはなってくれます。
本工事までの時間稼ぎであれば、簡易的な補修も一案です。
『あれっ？なんかおかしい？？』『雨漏りか？？』と思ったら、放置せずに街の屋根やさん水戸店にご相談下さい。
経験豊富なスタッフが、お客様と一緒に解決策を考えます＼(^o^)／
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