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施工事例
日立市で金具も錆びた廃盤雨樋を交換！ステンレス製の支持金具を使用

工事のきっかけ

外壁・屋根塗装をご用命いただいた依頼主様より、雨樋の劣化もご相談いただきました。

お話を伺うと、支持金具がサビてきて気になるとのことです。

雨樋が経年を迎えるとともに製造中止となっていること、金具のサビは海風の影響が考えられることから、外壁・屋根塗装で使用した足場を活用して、雨樋およびステンレス製支持金具への交換をご提案し、施工しました。

日立市雨樋交換

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 雨樋交換

施工期間: 2日間

使用材料: パナソニックPC50・パナソニック竪樋60Φ・ステンレス内吊り金具・デンデン

築年数: 約20年

保証年数: 2年

工事費用: 約18万円（塗装足場併用のため、足場費用は￥0）

建坪: 軒樋：25ｍ　竪樋：19ｍ　集水器：6ヶ

日立市　/　雨樋交換　/　ステンレス支持金具　/　サビ対策

日立市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。

今回は、外壁・屋根塗装と同時に施工した雨樋交換をご紹介します。

雨樋交換は、外壁や屋根のメンテナンスにあわせて実施されることが多いのですが、では実際にどのような工事を行なっているのか、深く話をする機会があまり多くはありません。

そこで、雨樋およびステンレス製支持金具への交換にスポットライトをあてて、屋根のプロによる雨樋工事を詳しめにお話ししたいと思います。ぜひ、お家の雨樋のメンテナンスにご参考くださいm(_ _)m

発端は依頼主様のご相談

外壁・屋根塗装をご依頼いただいた依頼主様より、雨樋の支持金具のサビについてご相談いただきました。

今回のお住まいは比較的海に近い立地にあり、塩分を含んだ海風の影響か支持金具のサビが進行している様子でした(//∇//)

依頼主様は「せっかくのタイミングなので、雨樋も同時に交換してほしい」と、ご要望されました。

依頼主様の「せっかくのタイミング」は、実はお住まいのメンテナンスコストを低減するという点では理にかなっています。

といのも、外壁・屋根塗装で使用する作業用足場の設置費用は、工事費の中でも大きなウェイトを占めているので、作業用足場を有効利用して様々なメンテナンスをするほどお得になるんです♪( ´θ｀)ノ

関連記事▶一度の足場で二度おいしい屋根・外壁工事

雨樋および支持金具交換の施工の様子

それでは、前置きはそこそこにして、雨樋交換、支持金具交換の様子を見ていきましょう。

既存の雨樋の撤去

はじめに、既存の雨樋と支持金具を撤去します。

あれれ？カーポートの屋根がなくなっていますね。実は、塗装作業用の足場の設置にあたり、カーポートのパネルも撤去していたんです。

カーポートの屋根と雨樋が接近していたため、屋根のパネルがついたままでは、雨樋交換がままならない現場でした。

雨樋を交換するだけでも、事情により他の部分を外す必要があるお住まいは多いんです。今回は、塗装とセットだったのでタイミングはバッチリです(๑>◡<๑)

既存の雨樋は、既に製造中止になっているエスロンさんのライナートップX70でした。

全交換だと問題ありませんが、古い雨樋だと製造中止でパーツが手に入らず、部分修理ができないことも・・・ちょっとした要注意のポイントですよ〜

ステンレス製支持金具の取り付け

こちらは、今回使用するステンレス製の支持金具です。

ここでステンレスについてちょっとだけ解説を・・・

ステンレスとは？ステンレスは、英語のStainless（ステンレス）が語源で、サビにくいという意味があります。従来の支持金具の表面をメッキした製品と異なり、様々な金属を混ぜて支持金具そのものをサビにくくしていて、よりサビにくいのが特徴です。

軒先の端から端まで水糸を張って、雨樋に必要な勾配を確保してから支持金具を取り付けます。
（勾配がないと、雨水がうまく流れません！）

びみょ〜に傾けながらも、外から真っ直ぐに見える加減が大切で、緻密に計算しながらの作業です。

良い材料を用意しても、施工が伴わなければ意味がない・・・まさにプロの仕事ですね٩( 'ω' )و

新しい雨樋の取り付け

こちらは今回用意した、Panasonicさんのシビルスケアという雨樋です。

当店で出荷数が一番多く、芯に金属が埋め込まれていて、耐候性に優れていてゆがみにくい優れた雨樋なんですよ〜

軒が長い時は、一本（3.6m）では足りないので、途中で継手を使用して繋いでいきます。

専用の継手に専用の接着剤を仕様してくっつけました。

写真では外側しか映っていませんが、内側にもちゃんと継手がついていて、挟み込むように取り付けています^^

継ぎ目部を両側から挟んでいるので雨水が漏れる心配がありません。だから一番人気！

集水器の取り付け

施工中

施工後

おしまいに、雨水を下に流す集水器の取り付け部分を加工しました。

ここもプロの技の見せ所・・・

雨樋に穴を開けた後に、爪を作って折り曲げておきます。
折り曲げが不適切だと、集水器がうまく取り付けられなかったり、後々ズレたりするんです。

DIYでキレイに穴だけ空ける方もいらっしゃいますが、爪が無いとダメなんです。
ちょっとしたことですが、やはり雨樋交換も屋根のプロに任せるのが一番といえます^^

雨樋およびステンレス製支持金具への交換完了

集水器を取り付けて、竪樋（たてどい）と接続すると作業完了です。

中から雨樋を支える内吊り支持金具なので、雨樋の見た目がすっきりしてシャープになりました( ◠‿◠ )

しかも、ステンレス製でサビにくく、経年でサビたとしても目立ちません！

一般的な雨樋の寿命は約20年です。
外壁や屋根のメンテナンス時は、雨樋交換も考えてみてはいかがでしょうか？

まとめ

雨樋交換は、雨樋本体はもちろん、ステンレス製支持金具といった材料選びにはじまり、取り付け時の勾配確保、集水器取り付け部の加工など、様々な技術が組み合わさっていました。

また、作業用足場を有効活用して外壁や屋根のメンテナンスとセットで実施すると、お財布に優しいことも・・・

街の屋根やさん水戸店では、雨樋の全交換だけでなく、部分的な補修、詰まりなどのトラブル対応まで、雨樋に関するお困りごとにお応えしています。ゆがみや穴あき、雨だれの音がうるさいといった異変を察知した時は、お気軽に無料調査をお申し付けください(^ ^)/

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