茨城県の方へ大雨の後の突然の雨漏りにはご注意を！早めにご相談ください
2025.04.03
茨城県にお住いの皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。4月2日の未明、茨城県内では水戸市・ひたちなか市・鉾田市・小美玉市・茨城町・大洗町など、広い地域にわたって大雨警報が発令されました。この影響で、現在多くの方から雨漏りのご相談をいただいております。中でも、これまで一度も雨水…
茨城町でアスファルトシングルや波トタンが張られた屋根の雨漏り相談
茨城町の建物は築50年以上が経ち、現在は事務所として使用しています。
これまでも幾度となく雨漏りに見舞われ、その度にお知り合いの職人さんに手伝ってもらいながら、屋根の修理をされてきたようですが…
「もう限界！これ以上は無理！」とのことで、当店にご相談をいただきました。
まず最初に事務所内を確認したところ、天井の至るところに茶色い雨染みが広がっていました(；'-' )
最初は薄い色合いの染みでも、時間が経つにつれてどんどん黒ずんできますので、長い間雨漏りが続いていたことを意味します。
雨水を多量に吸収した天井材は、膨張して剥がれかかっています。
近くに照明や配線コードがあるため、水に濡れてしまうと、なにかしら影響が出るかもしれません。
事務所なので寝食をする場ではありませんが、これでは日中のお仕事にかなり差し障りがあるでしょう。
茨城町の事務所の屋根には、アスファルトシングルが使用されていました。
海外では一般的なアスファルトシングルは、複雑な形状の屋根にも施工が可能で、軽量で割れにくくモダンなデザインが特徴です。
剥がれた箇所が目立ちますが、大量の枯れ葉に覆われてしまい、全容が把握しにくい状態です(°-°；)
棟を境に違う面には、波板トタン屋根が葺かれています。
ガラス繊維をアスファルトでコーティングしたアスファルトシングルと、金属素材の波板トタン。
全く素材が異なる屋根材が用いられた経緯はさておき、これは屋根業者が携わった仕事ではないでしょう。
さらに、最近の降雨で雨漏りが起こったトタン屋根には、応急処置用にビニールシートが張られていました。
他現場のアスファルトシングル
他現場の波板トタン
屋根からの漏水で、軒天（軒先の天井部分）まで雨水が廻っています。
木製の軒天材が剥がれた箇所から、また新たな雨漏りに繋がりかねない状況です。
雨漏りは屋根だけを修理すれば直るというわけでありません。
安易にお考えにならず、早めに専門の業者にご相談なさってくださいね<(_ _)>
雨漏りの原因は屋根材の不具合ではなく、実は防水紙（ルーフィング）に劣化や破れなどの異常が起きているからなのです。
表面の屋根材が一次防水とした場合、侵入してきた雨水が染み込まないように屋根下に敷かれた防水紙が、二次防水の役割を果たしているんですね。
長年にわたり、広範囲に雨漏りが発生している茨城町の建物は、もはや防水紙は機能していないでしょう。
耐用年数を遙かに超えてる点からも、傷みや破損が著しい状態だと思います。
また度重なる修理は屋根材のみに行っているので、簡易的に取り付けた屋根の留め具孔も、やればやるほど増える一方です。
残念ながらここまで来てしまうと、修理程度では雨漏りは止まらないでしょう…( ;ㅿ; )
築50年以上の建物の雨漏りを改善するには、これまでの屋根を解体・撤去し、新しい屋根材に葺き替える工事が必要だと、ご依頼主様にお伝えしました。
雨漏りが発生する要因は様々ですが、早めに対処することが被害を広げない一番の方法です。
補修を繰り返して生活されるよりは、プロの屋根修理業者に任せた方が費用面でも得策だと思いますよ(*ˊᵕˋ*)
街の屋根やさん水戸店では、雨漏りの原因を見極めた上で、適切な改善方法をご提案しています。
他にもお住いに関するお悩みごとは、当店の無料診断で解決なさいませんか？
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