2024.09.03
常陸大宮市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。 本日は、半丸雨樋の修理に向けた無料調査の様子をお届けします。 みなさまのお家では、雨樋から雨水が溢れていたり、下から見てゆがんだりしていませんか?雨樋の不具合はスルーされがちで…
ひたちなか市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
本日は、銅板製の雨樋集水器の雨漏り調査をお届けします。
雨樋といえば塩ビ製が主流ですが、寺社の建物をはじめ、古いお住まいやデザインを重視して建てられたお住まいで銅板製が用いられています。また、中には既製品ではなく、銅板から加工した集水器が使用されている場合も・・・
もちろん、当店は自社工場があるのでオリジナル集水器にもご対応しています。
雨樋のトラブルにお困りの方は、ぜひ参考としてご一読ください(╹◡╹)
ひたちなか市のお客様より、雨樋集水器からの雨漏りについてご相談いただきました。
お話では、当店のホームページをご覧になられ、雨樋集水器の修理見積りをご依頼されたとのことです。
日々スタッフで書いているブログ記事が、お客様のお困りごと解決の役に立っていて嬉しく思います。これからも、スタッフ一同わかりやすい記事を目指して頑張ります٩( 'ω' )و
実は、今回見積りを依頼されたのは、銅板製の集水器でした。どうやら既製品ではなく、板金職人さんが銅の平板を加工して作ったオリジナルのようです。
竪樋や軒樋も元々は銅板製だったと思いますが、過去に不具合があったのか塩ビ製の雨樋に交換されていました。
おそらく、既製品の集水器では取り付けが難しいため、銅板製の集水器だけ取り残されたものと思われます(>_<)
ここで、銅板製雨樋について少々・・・
それでは、銅板製集水器を詳しく見ていきましょう。
集水器をはじめとした銅板製の雨樋は、以前は耐久性が高い建材と言われていました。しかしながら、屋根瓦との相性が悪いのか、今ではサビ落ちてしまう事例が数多く見受けられるように・・・
こちらの現場も、ご多聞にもれずサビ落ちて穴があいている部分や、根元の排水口もサビ落ちていました(//∇//)
ここまで破損していると、交換するしか手立てはありません。
実は、お客様は近隣のホームセンターさんに見積りを依頼されたそうです。しかし、思いのほか高額だったので、インターネットで見つけた当店に白羽の矢が立ちました^^
反対側の東に面した屋根の集水器も、同様の症状でぽっかりと穴があいていました( ; ; )
下から見ると暗くてわかりにくいですが。上からのぞくとハッキリわかりますね。
こちらの銅板製の集水器も、屋根からの銅板製谷板金と緩衝しているので、既製品の集水器の取り付けは不可能です。
それでは、先ほどの集水器とあわせて銅板を加工して作るのでしょうか?
けど、銅板を用いるとなると値段がはるんです。
最近は、屋根で使用する金属の板金といえば、耐久性の高いガルバリウムです。確かにガルバリウムは銅板よりも安価なものの、銅板製谷板金との相性が悪く電食を起こしやすい難点があります。
そこで、『カラーステンレス』を加工して集水器を製作する方法を考え出しました。
価格は、『銅板>カラーステンレス>ガルバリウム鋼板』の順で、カラーステンレスはガルバリウムより高価なものの、サビに強いうえ銅板よりリーズナブルという点がメリットです。
最終的に、次のようなお見積りを提出しました。
塩ビ製の集水器だと2000円前後で入手できますが、当店で板金から加工するオリジナル集水器なので、それなりの値段になります。
おしまいに、集水器とは別に『屋根の銅板製谷板金も緑青がかなり進んでおり、谷板金に穴があくと雨漏りにつながるので注意して下さい』と、アドバイスさせていただきました。
銅板製の雨樋や集水器は、緑青色が美しいものの、昨今は穴があくトラブルが多いことがわかりました。
また、街の屋根やさん水戸店は、自社工場によりオリジナル集水器の製作にもご対応していました。
意匠性の高い建物や、増築などでやむを得ずオリジナル集水器を使用したお住まいで、修理にお困りの際はお気軽にご相談ください。『屋根修理のプロ+自社工場での板金加工』の組み合わせで、柔軟に施工してお悩みごとやトラブルを解決します( ^ω^ )
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