城里町の方へ、屋根工事ついて徹底解説！施工実例三選もご紹介
2023.03.17
城里町の皆様こんにちは。屋根専門業の街の屋根やさん水戸店です。今日は、皆様が屋根工事を検討される際の料金目安や施工風景など、経験がある方にも、初めて屋根工事をご検討される方にも、当店での施工実例3選を交えながら、わかりやすく解説していきたいと思います。城里町は、元々水戸城の北側に…
筑西市の方へ、屋根工事について【街の屋根やさん水戸店】
県西部に位置しおおむね平坦な地形の筑西市は、典型的な太平洋気候で、年間を通し穏やかで過ごしやすい地域と言われています。
お住まいの屋根も厳しい気候条件の縛り等がないため、比較的多種多様な屋根材が使われている印象があります(o^^o)
昔からの趣のある旧家ですと瓦屋根、新興住宅地エリアではコロニアルスレート屋根、等々・・・
そこで今回は、さまざまな屋根の修理例から4パターンをご紹介し、屋根材ごとの修繕やメンテナンスのポイントについて解説していこうと思います！
筑西市の皆様のご参考になれば幸いです(≧◡≦)
東日本大震災により瓦屋根の棟に被害を受けた笠間市のお住まいです。
2019年の大型台風の際、屋根全体にかけていたシートが破れて剥がれてしまいました(＞＜)
頂点部分の棟に本来高く積んであるはずののし瓦が何も無く、葺土が見えています。
下り棟も完全に崩れ落ちており、雨漏りにもつながっていました。
瓦屋根の工事には「葺き替え」と「葺き直し」がありますが、こちらの現場では軽い金属屋根のガルバリウム鋼板に葺き替え工事をいたします。
東日本大震災後、重たい瓦屋根からガルバリウム鋼板など軽い屋根材への葺き替え工事がとても多くなりました。
笠間市のお住まいは入母屋屋根という立派な和風建築です。
筑西市でも甲・乙・丙の地名が残る地域で見かけることの多い、昭和時代に建てられた格式高い屋根ですね。
注意していただきたいのが、現代の屋根に比べ屋根面積が広く部材も多いため、葺き替え費用もその分割高になります(^^;;
入母屋屋根のお住まいの場合は屋根業者さんのHPなどの価格はあくまで参考程度にとどめ、必ずお見積りを取ってもらってご検討くださいね。
撤去した和瓦の総重量は約12トンでした！(。☉∆☉)☆
崩れかけた12トンもの屋根を背負い続けてお家もさぞ重たかったことでしょう(ﾟOﾟ)
瓦の下の防水紙も経年劣化でボロボロになっており、雨漏りしていたのもやむなし・・・という状況でした(*_*)
防水紙の状態は実際に瓦をめくってみないと確認できないので、築年数が経ったお住まいは一度専門業者に見てもらうことをお勧めいたします。
新しい防水紙とガルバリウム鋼板の金属屋根を施工しました。
1坪あたりの重量は、日本瓦屋根が約132kg（53枚程）／ガルバリウム鋼板屋根が約17kg。
単純計算で約7分の1まで軽量化できたことになります(^^♪
東日本大震災では筑西市でも震度6強を記録し、多くの建物が被災しました。
屋根葺き替え時には、軽量で地震にも強いガルバリウム鋼板も選択肢のひとつとしてお考えいただけたらと思います(^-^)
事例①と同じく、東日本大震災で被災された茨城町のお住まいです。
被害を受けた屋根は現在では廃番となっている「セメント瓦」だったため、瓦交換ができずブルーシートで養生し凌いでいましたが・・・
2019年の台風15号と台風19号の際、2階屋根から瓦が脱落し1階の下屋根に落下・破損(＞＜)
こちらもシートを被せて取りあえずの応急処置をしていますが、室内の雨漏り被害が止まらず当店にご相談されました。
おそらく屋根下地まで傷んでしまっており、この部分は下地からの葺き替えが必要です。
南側の屋根は、脱落した瓦が下屋根の雨樋を直撃((((；ﾟДﾟ))))
セメント瓦1枚あたりの重量は約3kgです。
落下地点が人の行き来や車が停まるような場所ではなかったことは不幸中の幸いでしたが、重みに落下スピードが加わった瓦は凶器になりえます(＞＜)
依頼主様に状況を説明し検討した結果、下屋根のセメント瓦を防災瓦で葺き替え施工をさせていただきました。
防災瓦は、耐震・耐風性が高く近年脚光を浴び始めている新しい瓦です。
従来の和瓦屋根のデザインを保ちつつ格段に軽量化され、特殊なロック構造で固定されるためズレや落下などの危険性が大幅に軽減されます。
地震や台風にも強く、強固な葺き上がりの屋根へと生まれ変わりましたね(o^^o)
ひたちなか市の築40年のコロニアル屋根は、大切にお手入れをされてきました。
何度もメンテナンスを行ってきた棟板金ですが、「釘浮きでガタつき、下地の貫板もダメかもしれない」とこのたび棟板金交換の相談をいただきました。
屋根に登って確認したところ、棟板金以外にもコロニアル屋根そのものも無数のひび割れが発生し、かなり痛みが進行しています。
定期的なお手入れをしてきたとはいえ、さすがに築40年ともなるとコロニアル屋根材やその下地の防水紙は寿命を迎えていました(；▽；)
棟板金交換のみ工事したとしても、おそらく数年後には屋根全体のリフォームが必要になるでしょう。
そうなると、せっかく今費用をかけ新しくした棟板金も撤去することに・・・
依頼主様と相談し将来のランニングコストも検討した結果、SGL鋼板による金属屋根でカバー工事を施工することになりました。
まずは棟板金とその下の木製の貫板も全て解体して屋根を平らにしたら、20年超の耐久性を誇る高性能の防水紙「遅延粘着型タディスセルフ」を隙間なく敷設(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ
今までの木製に替わり、腐食しない樹脂製の貫板を設置し新しい棟板金の下地を作っていきます。
今回屋根カバーで使用する屋根材はアイジー工業さんの金属屋根「スーパーガルテクト」。
従来のガルバリウム鋼板をさらに進化させた次世代鋼板であるSGL鋼板が用いられています。
非常に軽量でありながらガルバリウムの3倍超の耐久性を誇り、断熱性にも優れたSGL鋼板は特に屋根カバー工法において人気があり、当店でもイチオシの屋根材です(^^♪
雨漏りのリスクが高い棟には、何重にも漏水対策を講じた上でSGL鋼板の棟板金を設置です。
釘ではなくステンレスビス（ネジ）で固定しますので、釘浮きでガタつくこともありません(^-^)
セメント瓦（厚型スレート瓦とも呼ばれています）の塗装メンテナンスを他業者さんより勧められましたが、お見積りがかなりの高額^_^;
（´-`）.｡oO（1年前に外壁塗装工事した時は何も言われなかったのに、たった1年で今度は屋根・・・？）
（´-`）.｡oO（一緒に屋根のメンテナンスもしておけば、足場設置も1回で済んで二度手間にならなかったんじゃ・・・？）
うーん・・・たしかにモヤモヤしますね(^^; 実際の屋根の様子はどうでしょうか？
セメント瓦は全体的に塗膜が剥がれて白っぽくなっています。
塗膜の効果が薄れると雨水が染み込みやすい状態になり、セメント瓦を脆くしてしまう事にも繋がります。
軒先部分に発生したカビや藻は、基材に水分が留まっている可能性を示しています。
他業者さんが言うように、メンテナンス時期である事は確かです。
築18年のセメント瓦屋根は、お見積り額も納得いただけたため今回は当店で塗装工事をすることに決定です(o^^o)♪
足場を設置し、まずは高圧洗浄で屋根の汚れを洗い落とします。
・・・返す返すも1年前の足場が非常に勿体ないです(>人<)
屋根塗装は、一般的には下塗り⇒中塗り⇒上塗りの3工程です。
屋根を保護するための「下塗り」をした後、屋根の着色1回目「中塗り」に入ります。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使用し、塗膜に適度な厚みをつけて屋根材を保護します。
今回使用した塗料はエスケー化研さんの「プレミアムルーフSi」。
全24色の中からご施主様が選ばれたのは「スレートブラック」です。
艶と光沢がある漆黒の瓦屋根・・・めちゃめちゃカッコよくないですか？(*ﾟ▽ﾟ*)
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