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施工事例
水戸市での広小舞からの雨漏り被害は風よけのない場所での風水害

工事のきっかけ

樋の上の屋根から、ポタポタ雨漏りしていたので、ネットで調べ調査を依頼し、その提案力を信頼しての依頼です。

※2023年9月14日更新

水戸市雨漏り修理,足場

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 雨漏り修理,足場

施工期間: 2日間

使用材料: 杉材・シリコン塗料・PanasonicシルビスケアPC50

施工内容その他: 広小舞（塗装含む）交換

築年数: 25年

保証年数: 1年

工事費用: 39.6万円

広小舞？ですが、聞きなれない場所なので少しだけご説明します。

この赤い四角で囲ってあるのが、『広小舞（ひろこまい）』と言われる部分です。

職人さんによっては、ザックリ『淀（よど）』と言う方もいます。

雨樋で隠れているので、お客様も気づいていませんでしたが屋根にとっては大切な部分です。

画像にあるように、この広小舞は雨樋と平行に横方向につけられています。

従来、木造建築の躯体（骨組み）は、たて方向と横方向の組み合わせでできています。

ですので、この広小舞の上にも木材が使われており、この上には垂木（たるき）があり縦方向に反らないよう横方向の広小舞で反りを抑える役割や、野地板を隠し見栄えを良くする役割もあります。

すごく考えられてますね。

こちらのお施主様の広小舞は横幅が約10ｍあるのですが、破損しているのはおよそ東側5ｍだけです。

原因は、お隣と緩衝しているのがいる部分が5ｍで、残りに5ｍはお隣のお庭になっており障害物がなく風よけがありません。

台風等による風水災害は、風よけがない所が大きな被害が出るケースが多いで注意が必要です。

普段お住まいのお客様の目線だと、これ位の画像のようになると思います。

これではお客様が気付かないのも当然ですね。

奥様が雨漏りと言っていた部分は、ちょうど画像の黒くなっている部分です。

屋根からの雨漏りと言われるのも当然だと思います。

職人さんが広小舞を撤去する画像を撮影するのを忘れてしまい画像がなくてすみません。

職人さん曰く、『手でボロボロ取れる程酷かったよ～！』！との事。

通常この部分は、屋根材の上から施工されているもので横から施工するものではありませんが、上から直すとなると屋根材を剥がす費用が必要となります。

極力お客様の費用負担を軽減するのも私達の使命です。

事前調査で、損傷具合をみて手で取れる程だとわかっていたので屋根材を剥がさずに横から施工する提案をする事ができました。

※確かに家の補修や修繕は、職人の腕も試され部分ではありますが、同時に最善策を出す為の調査も同じように大切だと思います。

完成いたしました。

工場で、予め杉材にシリコン塗料を塗装しておいたので時間も短縮する事が出来ました。

ここでも事前調査をしっかりやった甲斐がありました。

南側は軒樋交換のご依頼もありましたので、PanasonicシルビスケアPC50を使用し施工させていただきました。

北側は外した軒樋を再施工し完成です。

屋根からの雨漏りだと思っていたポタポタから解消されますね。

お客様から、『綺麗にできたね～　予算がなくてごめんね～　次も呼ぶからさ～』と言っていただき、私たちも嬉しかったです。『街の屋根やさん　水戸店』では、細かい調査から最善策を導き出し、お客様にご提案しております。お家の状況は、使用状況・使用材料・立地条件によっても一軒一軒異なります。屋根でのご心配がありましたら、是非お気軽にご連絡下さいませ。