ひたちなか市 FRP防水のベランダに下地を調整して絶縁シートを敷設
2025.08.13
ひたちなか市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。今回は、FRP防水のベランダの防水工事で、下地を調整して絶縁シートを敷設した様子をお届けします。ベランダが原因の雨漏りの場合、床面の防水工事を行います。防水工事は、防水層を新しくつくり直す工事ですが、防水層の土台となる…
水戸市でFRP防水へのトップコート！水性防水と遮熱トップSGを使用
依頼主様より、ベランダの床のメンテナンスについてご相談いただきました。
無料調査で確認したところ、3箇所あるFRP防水が施されたベランダは、表面に塗られたトップコートが経年劣化でひび割れや色あせが見受けられました。
ベランダの防水層を守るために表面に塗装するトップコートは、3～5年に一度の塗り替えが必要です。
トップコートの劣化はFRP防水の劣化につながるため、今回は再塗装をご提案し施工させていただきました。
防水工事,その他塗装,その他の工事
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 防水工事,その他塗装,その他の工事
- 施工期間
- 3日間
- 使用材料
- アトレーヌ水性防水材・アトレーヌ水性トップSG
- 工事費用
- 19.8万円
- 建坪
- 26.7㎡
雨や風に晒されることが多いベランダには枯れ葉や埃・砂などが付着しています。
大きなゴミや砂は箒で取り除き、特に側溝部分に溜まっているなかなか落ちない強固な汚れはあらかじめスクレーパーで削って砕いておきます。
高圧洗浄機でベランダの汚れを綺麗に洗い流していきます。
高圧洗浄は新たに塗料と下地の密着性を高めるための大切な作業ですが、洗浄後にしっかりと乾かすことも大切です。
季節や天候にもよりますが、乾燥するまで丸一日以上は設けた方が良いでしょう。
十分に乾いたら目粗しを行います。
目粗しとはあえて細かな傷を付ける作業で、電動グラインダーやサウンドペーパー、マジックロンなどを使って表面を凸凹にします。
目粗しをすることで、次に塗る塗料がしっかり凹んだ部分に入り込み、密着力が高まります。
今回はサンドペーパーで既存のFRP防水の表面を目粗しし、最後に綺麗に掃除しました。
目粗し・清掃完了後、アセトンを染み込ませた布で拭き掃除をします。
アセトン拭きは、FRP表面の油膜やワックスを取り除くために行います。
FRP防水層に添加されているパラフィン（ワックス）が表層に残存していると、新たに施工する塗膜がしっかりと密着しないので、シンナーの一種であるアセトンで油分を除去する工程が必要なのです。
今回の水戸市の現場では、アトレーヌ水性防水材とトップコートを使用します。
アトミクス株式会社さんのこの水性防水材は、コンクリートやモルタルはもちろんの事、幅広い防水下地（アスファルト防水、合成ゴムシート、塩ビシート、ウレタン既存塗膜、FRP防水）に塗布できる万能タイプの防水塗料です。
現場の劣化状況により、防水機能を持たないトップコートの塗装前に中塗りとして使用します。
ローラーバケでアトレーヌ水性防水材を均一に塗布していきます。
FRP防水へのトップコートは、通常は塗膜の接着性を高めるためのプライマーを最初に塗布してからトップコートを塗ります。
この水性防水材はプライマーの代わりにもなり、その上通常の防水塗料より乾燥時間も短くて済むすぐれものです(*'▽'*)♪
1回目の塗装が十分に乾燥したら、更に水性防水材を重ね塗りします。
1回目と同じように塗り残しのないよう均一に塗装し、防水性能もアップさせます！
最後に、遮熱トップSGでトップコート塗布です！
単なるトップコート施工ではなく 水性防水を二層重ねて防水性能を上げた上でのトップコート仕上げです。
当店でとても人気の施工方法なんですよ～(o^^o)
ベランダ防水工事完成ですヽ(*^^*)ノ
すみずみまで清掃し塗り直した床面は、防水機能向上だけでなく見た目も美しく仕上がりました。
お客様にも大満足の仕上がりだと喜んでいただけました(o^^o)♪
トップコートの塗り替え時期は5年に一度が目安です。
防水層を長持ちさるためにも、ぜひ定期的に塗り替えましょう！
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