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施工事例
東海村で上下2色の外壁塗装が完了！工程毎に細かく解説します

工事のきっかけ

屋根の破片が庭に落ちていて屋根の異変に気付き、先ずは屋根工事を検討しました。

屋根工事の際には足場が必要になるので、気になっていた外壁塗装を同時に行う事で足場費用も無駄にならないと考え、業者を探し始めたのがきっかけです。

※2023年9月18日更新

東海村外壁塗装,その他塗装

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 外壁塗装,その他塗装

施工期間: 約20日間

使用材料: 水性SDサーフエポプレミアム（下塗り）・クリーンマイルドシリコン（中・上塗り）・オートンイクシード・ケンエースG-Ⅱ・弾性トップ14

築年数: 15年

保証年数: 塗膜保証10年

工事費用: 壁塗装（付帯部含む）：87.4万円　足場（飛散防止ネット含む）：18.6万円

東海村　/　外壁塗装　/　上下2色

茨城県の皆様こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。

今回は、東海村で行った外壁塗装と屋根カバー工法の同時工事の現場から、外壁塗装工事に絞ってご紹介していきます。
屋根カバー施工記事：東海村の屋根カバー工法は超耐久のスーパーガルテクトを使用

外壁塗装を行う際にはお客様それぞれのこだわりがあり、単色カラーでの外壁塗装・上下2色で分ける外壁塗装・左右2色の外壁塗装・出っ張っている部分だけを色分けるなど、様々なご要望を頂きます。

そして今回！？東海村の現場は上下2色のツートンカラーでのご依頼です。

どのような変貌を遂げるのか！？
塗装工程毎に解説もしていきますので、どうぞ最後までご覧ください＼(^o^)／

高圧洗浄

先ずは塗装前の下処理である高圧洗浄です。

この高圧洗浄はただの水洗いではなく、古い塗装膜を剥がし基材に直接密着させるための下処理作業なんですよ。

この洗浄作業が不足すると外壁と塗料の密着が弱くなり、著しく耐久性を悪くさせ通常よりも早く剥離してしまう事もあるので、熟練であればあるほど力を入れる作業です。

サッシ廻りや目地には高耐久シーリング材を使用

サッシ廻りに高耐久シーリング材を打設

ヘラで押えながら密着させます

外壁塗装の際には、サッシ廻りなどにシーリング材を打設して漏水対策も施します。

外壁塗装は、美観を保ちながら基材に雨水を浸水させないバリア効果はありますが、塗料自体に防水性能を求めてはいけません。

その為、サッシ廻りや継ぎ目などに漏水対策として施工されているシーリングは、外壁塗装の際に同時に打ち換える等の対策が大切です。

当店では高耐久なシーリング材を使用し、万全な漏水対策も施します！

一般の方は、外壁塗装時の塗料にばかり目が行きがちですが、実はこの様な作業に何の材料を使用するかで、目地シーリングの耐久性も異なります。

シーリング材一つとってもピンからキリまであり、漏水に直結する部分です！
外壁塗装をご検討の方は、このような部分にも目を光らせて下さいね(#^.^#)

関連記事▶シーリングやコーキングの事を詳しく解説します！

下塗り作業

先ずは、外壁塗装で大切な下塗り工程に使用するSDサーフエポプレミアムです。

一液架橋の特殊エポキシ樹脂が旧塗膜と強力に密着する事に加え、微細なひび割れであるヘアークラック（髪の毛程度のひび）をも調整してくれる塗料です(^^♪

塗膜表面の微細なクラックが埋まり滑らかに仕上がるため、上塗りも際立たせてくれ、防藻性や防カビ性にも優れているので、とても重宝する下塗り材です＼(^o^)／

今回の東海村の現場は、SDサーフエポプレミアムなので該当商品の特性をご紹介していますが、『剥がれるほどのひび割れ』には、それに対応する下塗り材もあります。

下塗り塗料は、普段は仕上げ塗りで着色されて陽の目を見る事はありませんが、とても大切な物です！塗料名が入っていない見積りには注意を払って下さいね。
関連記事▶その見積り大丈夫！？見積り項目徹底解説！

仕上げ塗り入ります

今回の中塗りと上塗りで使用する、SK化研さんのクリーンマイルドシリコンです。

この塗料は、期待耐用年数が12年～15年と発表がある高耐久の油性塗料です。

因みに油性と水性の違いは【油性＝シンナーなどの有機溶剤希釈】【水性＝水で希釈】で、シンナーと言うと塗装中に匂いが発生するのでは！？と思われますが・・

このクリーンマイルドシリコンは、弱溶剤を使用しているので強溶剤の油性塗料と比べて匂いも大幅に軽減されており何日も宅内に匂いが残る事もありません。

2階部分（オフホワイト）

仕上げ塗り1回目

仕上げ塗り2回目

外壁塗装は、下塗り1回・仕上げ塗り2回の計3回の重ね塗りを行うのが基本です。

重ね塗りは、既定の十分な乾燥時間を設けた上で重ね塗る事が大切で、この乾燥時間を守らずに施工すれば剥がれに直結してしまいます。

また、一度に厚く塗りすぎるのも同様に塗膜剥がれに繋がります。
塗料によって伸びも違えば乾燥時間も異なり、それを熟知しながら施工を行っているのが塗装職人です。

重ね塗りを行う事で、更なる艶が生まれてきているのが分かりますね(^^♪

1階部分・ベランダ部分（濃紺色）

1階部分とベランダ部分は濃紺色での仕上げ塗りです。

東海村の現場は、塗装前は単色カラーに玄関先にレンガをあしらう仕様でしたが、今回は上下2色での外壁塗装を希望されました。

幕板を境界線とした2色塗装

ベランダにも濃紺を使用したアクセント

上下2色塗装は幕板を境界線とし、ベランダにもアクセントを付けました。

配色はご主人様・ベランダのアクセントは奥様でしたがナイスセンスです(^^♪

当ブログをご覧の方で2色以上の配色をご希望の方は、塗装色だけではなく区切る場所なども考慮して下さいね。

付帯部塗装

境界線である幕板がグレー色

東海村の現場では、上下2色の境界線である幕板をグレー色で塗装しました。

塗装前には幕板の継ぎ目にしっかりシーリング再打設を行い、上下2色の境界線はグレー色にすることで外壁全体にアクセントが付きます。

軒天塗装

また、屋根の裏側にあたる軒天には、清潔感のある白（ホワイト）で塗装しました。

今回使用している日本ペイントさんのケンエースG-Ⅱは、防カビ性・ヤニ止め・しみ止め効果が強力な塗料なので、清潔感のある白色も長く維持してくれます。

ベランダ床面トップコート

そして、外壁塗装などの際に忘れてはいけないのがベランダ床のメンテナンス！

東海村の現場のベランダは防水性の高いFRP防水仕様でした。

FRP防水は、防水層を保護する為のトップコートが塗布されていますが、このトップコートのメンテナンスをお座なりにすると、防水層のダメージに繋がります。

ただ・・トップコートメンテナンスだけを業者に依頼する方は中々おらず・・・

剥離や雨漏りが発生したから、ベランダのメンテナンスを考える方が殆どです！
塗装に精通する業者や防水に詳しい業者が入る時がメンテナンスの吉日です！

外壁塗装を検討される際には、ベランダ床のメンテナンスも検討して下さいね(^^♪

外壁塗装工事の全工程が完了です。

今回は、屋根のブルー系統色で同時工事をしていますので、統一感も出ています！

また、全体的な色の配色も良く、スタイリッシュでお洒落に決まっていますね(^^♪

工期は当初の予定よりも遅れてしまいお客様にはご心配をお掛け致しましたが、ご主人様も奥様も最後まで気持ちよく対応して下さり本当に助かりました。

M様この度は、街の屋根やさん水戸店をご用命頂き誠にありがとうございました。
また、住宅の事でのご相談がございましたら遠慮なくお申し付けください。

PS、小麦ちゃんにも宜しくお伝えください(^^♪