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施工事例
那珂市で平板瓦への後付け雪止め工事と棟瓦のビス増し打ちが完了

工事のきっかけ

※2023年9月18日更新

那珂市雪止め設置,屋根補修工事

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 雪止め設置,屋根補修工事

施工期間: 1日（2人工）

使用材料: ボルト締め固定式羽根つき雪止め金具（約100個）・ステンレスブッシュ付きビス

築年数: 18年

保証年数: 1年

工事費用: 26.7万円

那珂市　/　後付け雪止め施工　/　棟瓦固定ビス増し打ち施工

那珂市で平板瓦への後付け雪止め施工が完了しましたのでご報告いたします。

今回の現場は、雪止め設置相談時の現場調査で、棟瓦の固定具であるビス打ち数不足も見つかったため、同時に棟瓦へのビスの増し打ちも行いましたよ。

先ずは雪止め施工の様子からご報告いたしますので、是非最後までご覧ください！

最近は朝晩もメッキリ冷え込み、雪が降るなどと天気予報で言われていますが、雪害を回避する為には事前の対策が必要です。

雪の重みや凍結した雪の落下は、テラス屋根やカーポート屋根の破損、車の屋根やボンネットを凹ますほどの威力なので侮れません！

雪止めを一度設置すれば安心感も倍増です！気になる方はご検討下さいね(^^♪
関連記事▶落雪被害を防ぐ雪止めは後付け設置が可能です！

対象現場の屋根は、全数釘打ちの防災平板瓦です。

それでは、那珂市の現場からお伝えします。

今回の現場で使用されているのは三州野安さんのセラフラットⅢで、上下の瓦が爪状のロック機能によって固定されているタイプの平板防災瓦です。

また、全数釘打ち固定も行われているので、安易に持ち上がらない屋根瓦！
しかし、そんな瓦屋根でも後付け用の雪止め金具があるので問題はありません(^^)/

今回使用する後付け雪止め金具をご紹介

今回使用するのは、ボルト締めタイプの羽根つき雪止めです。

那珂市のお客様は『黒』の雪止めを選ばれましたが、他にも緑・茶・銀色もあります。

では、殆ど持ち上がらない平板瓦にどの様に設置するのか！？
画像で解説していきますね(^^♪

雪止め設置を開始します！

先ずは、雪止めの爪を瓦の下に潜りこませます！

この作業はコツを掴めば簡単なのですが、初めて行う方には少し難しい作業です。
引っかけてコジル！！がコツと言えばコツですが・・・

力加減が弱すぎると入らず、強すぎるて失敗すると瓦を傷つけてしまいますが、そこは当店スタッフの熟練の技が光る所！！簡単に設置していきます＼(^o^)／

平板瓦は側面から見ると、瓦の軒先側にも爪が存在します。

この部分に、後付け雪止めの爪を引っかける事で、先ずは脱落しない状況を作ります！

雪止め固定作業

雪止めの爪を、瓦を少しコジリながら忍び込ませて引っかけた状態です。

この状態でも安易に脱落はしませんが、積雪時には雪止めにも大きな負担が掛かるので、次はボルト固定を行っていきます٩( ''ω'' )

固定ステーをクルっと回す

ステーで瓦を挟み、ボルトを締めて固定

ボルト締めタイプの雪止めには、固定用のステーが付いています。

忍びこませた爪と固定用のステーで上下から瓦を挟み、ボルトで締めれば積雪にも負けない固定力になります！

画像で見ていると簡単な作業だと感じると思いますが、、、

この作業は傾斜の屋根上で行っている作業で、ボルトを締めすぎると瓦自体が破損してしまうので、雪止め設置はプロに任せるのが一番だと思います＼(^o^)／

【後付けタイプの雪止め設置の費用（30坪程度の住宅の場合）】
スレートコロニアルや安易に持ち上がる瓦だと6万円～15万円程度、今回のようなボルト固定式だと材料費が嵩むので1.5倍程度の価格帯になるので参考にして下さい。

平板瓦への後付け雪止め設置が完了です！

お施主様宅は、数年前の大雪時にテラス屋根が凹んでしまったそうです。

あそこが壊れた・・・ここも壊れてる・・・凹んでしまった・・・
と出費を重ねるよりも、事前対策を施した方がで結果的に出費も抑えられますね(^^♪

先ずは雪止めが完了したので、最後に棟瓦の施工状況を掻い摘んでお伝えします！

棟瓦の固定ビス増し打ち施工に移ります！

調査時に見つけた、棟瓦を固定するビスの状態

2穴に対して1本のビス

固定ビスの浮きも確認

棟瓦部は、雪止めの見積もりをするために屋根に登り、偶然見つけた物です。

棟瓦には2本で止められるように2穴が用意された棟瓦ですが、実際に打たれているビスは1本で、その1本も浮きが生じてきていました。

実は屋根に登ると良く見かける光景で、職人さんによっては『1本で十分』なんて言う人もいますが、御覧の皆様はどう思われますか・・・？
という事で、浮きビスの増し締めと、ビスの増設を行います＼(^o^)／

そして・・・そんな作業中にまたまた偶然発見した棟瓦！

隣接する棟瓦と重なっているにせよ、固定具が全く施工されていない棟瓦が・・
もはや、何も言う気も起りません・・・( ;∀;)

棟瓦固定ビス増し締め

因みに、この増し締め作業は、雪止め施工のついでなのでサービスです！

屋根に登ったついでじゃないと、中々できない作業です！
今回の那珂市の現場は雪止めの設置依頼で伺いましたが、そこはやっぱり屋根業者なので職業柄見て見ぬふりはできませんでした(;^ω^)

棟瓦のビス打ち増設

棟瓦への固定ビス増設作業は、現場屋根の全ての棟瓦で行いました。

増し締めと違い、部材もかかり工程によって時間も掛かるため『￥11,000』は請求させて頂きましたが、お客様には大変喜んで頂けました(#^.^#)

これで全ての工程が完了しました！

お客様とは、初訪問時と作業前に少しお逢いしただけで、その他はラインでのやり取りでしたが、アンケートに嬉しいお言葉を頂いたのでご紹介します！

【お客様からのアンケートから抜粋】
親切、丁寧な対応で、屋根の状態もよく見て下さり、金銭面にも配慮して下さったり、急な仕事の依頼にも親身に対応して下さったことはありがたいです。

関連記事▶雪止め施工を行った実際のお客様からのアンケート

【まとめ】

雪止めのような事前対策！不備がある屋根への対策を同時に行えるのが当店です！

しかし、だからと言って無理に施工部位を増やす事はせず、お客様にとって『必要な物』はプロとしてアドバイスさせて頂いています。

『家の屋根にも雪止めが必要？』『家の屋根は大丈夫？』と考えた方は、街の屋根やさん水戸店へ是非ご相談くださいね。

全てのお客様に分け隔てなく、親切丁寧に対応させて頂きます(^^♪