水戸市のリフォーム支援補助金【2024年】屋根葺き替えや塗装も対象
2024.04.01
水戸市の皆様こんにちは、水戸市中央に拠点を置く街の屋根やさん水戸店です。2024年度も『水戸市安心住宅リフォーム支援補助金』の案内が、水戸市役所さんのホームページにてアップされました。昨年から、前期・後期に分けて抽選を行うようになりましたが、2024年度も同様で、各期の公募数を超…
日立市で太陽光パネルが設置されたコロニアルでの屋根塗装工事が完了
太陽光パネルを設置した屋根の塗装が経年劣化で剥げてきており、メンテナンスを考えていました。
「太陽光パネルが載った屋根の塗装はどうやるの？」
「そもそも屋根は塗装できるのか？」
と気になってインターネットで検索し調べていました。
ホームページの沢山の工事例や具体的な費用の記載を読んで安心できそうだと思い、街の屋根やさん水戸店さんへ相談しました。
日立市 屋根塗装,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根塗装,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間
- 8日間
- 使用材料
- マイルドシーラーエポ・プレミアムルーフ・タスペーサー
- 築年数
- 築20年
- 保証年数
- 塗膜保証6年
- 工事費用
- 47.3万円（足場設置・飛散防止ネット費用含む）
住宅用太陽光発電が普及し始めて約四半世紀、現在では新築住宅の4割に設置されているという太陽光パネル。
昨今の電気代の高騰により再び注目されている太陽光発電ですが、エコや省エネといった観点から今後も戸建て住宅に太陽光パネルが設置される割合は増えてくると考えられています。
屋根塗装のお問い合わせをいただくお客様の中には太陽光パネルが設置されているケースも増え、「そもそも屋根塗装はできるのでしょうか？」とご相談をいただく機会も多くなりました。
結論を申しますと太陽光パネルが設置されている屋根であっても塗装することは可能です。
ただし注意すべき点がいくつかございますので、プロの屋根業者の視点で解説していきますね(o^^o)
日立市のお客様のお住まいの屋根はコロニアル（スレート）屋根材です。
築後10年程で太陽光パネルを設置し、更に10年程経過しているとのこと。
20年経った屋根は塗装膜の剥離も目立ってきており、塗装によるメンテナンスをご希望でした。
太陽光パネルがある屋根の塗装は、
①太陽光パネルを脱着する
②太陽光パネルを脱着しないでそのまま
といった2つのケースによって塗装方法が異なりますが、9割以上の方がパネルを外さずそのままでの塗装をご希望になります。
太陽光パネルの脱着は私たち屋根業者で行うことはできないため、専門業者に依頼する分費用が嵩む点と、一度パネルを外してしまうとメーカー保証が切れてしまう場合がほとんどからです。
そのため屋根塗装工事は太陽光パネルを設置した状態での塗装に慣れた業者に依頼することが重要ですよ！(*´▽｀)ﾉﾉ
今回使用する塗料はエスケー化研さんの「エスケープレミアムルーフSi」。
優れた耐候性で紫外線や熱などの劣化要因から屋根材を保護し、特殊設計による防カビ・防藻性で長期にわたり衛生的な環境を維持してくれます。
しかも塗りやすく作業もはかどり、塗替には最適な塗料です(⌒▽⌒)
24色のカラー展開の中からスレートブラック色をお選びいただきました。
屋根塗装は3回塗りが基本で、下塗りをしてから中塗り・上塗りと計3回塗り上げます。
下塗りは屋根材と上塗り塗料との間の接着剤としての役割と、細かなひび割れの補修のために行います。
使用するのはエスケー化研さんの「マイルドシーラーEPO」。
クリアーの下塗り材ですが、下塗りしただけでも濡れ色によってまるで着色したような色艶ですね(*ﾟ▽ﾟ*)
下塗りが充分に乾燥したらタスペーサーを挿入していきます。
コロニアル屋根材はとても薄く、塗装によって屋根同士がくっつきやすくなるのでタスペーサーは必須です。
屋根の寿命や雨漏りにも繋がるのでここは絶対にケチってはいけませんよ～(^◇^;)
街の屋根やさん水戸店では、タスペーサーによる縁切りを標準工法としています。
中塗りをした後、上塗りを行います。
中塗り（着色仕上げ1回目）は、色をつけていく役割
上塗り（着色仕上げ2回目）は、中塗りの色ムラを補正する役割を持っています。
屋根塗装は基本的に3回塗りで、多くても少なくてもいけません。
厚すぎると塗膜割れにつながり、薄すぎると耐久性がグンと下がり若年剥離のリスクが高まります。
ローラーと刷毛を用いてムラなく均等に塗る事ができるのがプロの職人です。
気候や気温によって塗り方も調整しています。
「ただ塗ればよい」というものではない、簡単なようで実は奥が深いテクニックなのです(✖╹◡╹✖)◞
2階からの排水を1階の屋根に這わせて流すための這樋（はいとい）が割れているのが見つかりました。
這樋は屋根材の上を這うように設置される雨樋のため長さがあり、横風などに煽られて破損や外れ不良を起こすことがあるのです。
這樋の割れを修繕テープで塞ぎ、その上で塗装を施しました。
屋根塗装工事の際は、屋根の上に載る雨樋なども状況に応じて一緒に塗装します。
コロニアル屋根の塗装工事が完了しました！
漆黒に塗られた屋根と太陽光パネルの親和性がとてもクールですね！
モノクロームが近未来的な雰囲気(≧∇≦*)
太陽光パネルが設置されている部分以外の屋根面の塗装となりましたが、パネルの周辺は塗れる範囲までを出来る限り見た目にも違和感がないよう美しく塗り、綺麗に仕上げています。
屋根の塗膜剥離の主な原因は紫外線によるものです。
太陽光パネルの下の屋根面には紫外線はほぼ当たらず劣化スピードも比較的遅いため、露出している部分の屋根塗装のみでも問題ないと考えられています。
理想は太陽光パネルを完全に撤去した屋根塗装ですが、脱着だけで相応の費用が掛かります(^_^;
どちらを選択するはお客様次第です。
ご自宅に太陽光パネルを設置している方の中には、さまざまな事情により「太陽光パネルを撤去したい」という方もいらっしゃいます。
その場合は、塗装工事のついでに太陽光パネルの撤去を行うことで屋根全体を塗装でき、足場設置も一度で済むので一石二鳥ですね(^^♪
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