水戸市 貸しテナントの雨漏り！屋根と外壁の防水紙が劣化していました
2025.08.27
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。今回は、水戸市にある貸しテナントでの雨漏り修理の事例をご紹介します。築年数が45年以上経過した建物で、これから新しい入居者様を迎えるとのこと。引渡し前に雨漏りを直しておきたいという、オーナー様からのご依頼でした。 貸しテナントの雨…
ひたちなか市 モルタル外壁へのカバー工法！明り採りも造作しました
テナント物件のオーナー様より、雨漏り修理についてご相談いただいたことがきっかけです。
無料調査では、
・屋上の防水層の劣化
・外壁とサッシの取り合い
が雨漏りの原因と確認しました。そこで、屋上の防水工事を先に行い、その後にモルタル外壁へ金属サイディングを用いてカバー工法を実施。なお、外壁は全体をカバーするのではなく、明り採りを造作しました。
ひたちなか市 貸し店舗,アパート・ビルなどの外装リフォーム
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 貸し店舗,アパート・ビルなどの外装リフォーム
- 施工期間
- 3日間
- 使用材料
- 金属サイディング・透湿防水シート・貫板・防水テープ・コーキング材
- 保証年数
- 漏水保証8年（外壁カバー部）
- 工事費用
- 43.9万円
ひたちなか市にあるテナント物件のオーナー様より、雨漏り修理についてご相談いただきました。
無料調査では、屋上バルコニーの防水層の劣化と外壁とサッシの取り合いが原因と判明しました。
そこで、
○ 屋上バルコニー：ウレタン防水による再防水工事
○ 屋上建物：金属サイディングによる外壁のカバー工事
を提案し、ご注文いただきましたm(_ _)m
なお、屋上バルコニーの再防水工事はこちらをご覧ください。
施工ブログ➤ひたちなか市 DSカラーゼロを使用した通気緩衝工法でのウレタン防水
ちなみに、屋上建物の外壁はモルタル外壁でした。
モルタル外壁を一度取り壊して造り直す方法もありますが、それでは工事期間が長くなるうえ、廃材処分費用などで工事費が膨らんでしまいます。
けど、今回採用した『金属サイディングを用いたカバー工法』だと、既存の外壁材を残すので、一から造り直す方法と比較して、工事費が節約できるんです。
このように、街の屋根やさん水戸店では、現場とにらめっこしながら最善の方法をご提案しています( ^ω^ )
まず、新しい外壁の下地づくりからスタートです。
金属サイディングを固定するための胴縁（どうぶち）を取り付けてから、透湿防水シートで覆います。
屋根のカバー工法と異なるのは、防水するだけでなく、湿気を外に逃がすシートを用いることです。湿気を外に出さないと、壁の内側がカビだらけに・・・たった1枚の透湿シートで全然違うんですよ〜
こちらが、今回ご用意した金属サイディング（アイジー工業 銘壁）です。
当店の屋根カバー工法のブログを読まれた方なら、アイジー工業さんと聞いてピン！とこられたのではないでしょうか？
あのスーパーガルテクトのアイジー工業さんです。
この金属サイディングもガルバリウム鋼板でできていて、軽量で丈夫で長持ちと高く評価されています(≧∀≦)
金属サイディングを取り付けていきます。
もちろん開口部（窓）が無い方が、防水性が高くなるものの・・・真っ暗だと使いにくいですよね。
そこで、枠を作ってからクリア波板を張って明り採りとしました^^
外壁と屋根の取り合い（境目）は、雨漏りの原因となりやすいので、防水対策が欠かせません。
今回は、取り合い部分に雨や風を防ぐ水切面戸（みずきりめんど）を取り付けました。
また、折板屋根の谷部にあるビス穴をコーキングして、ビス穴からの雨水対策としました。
ビス穴へのコーキングは、屋根のプロならではのちょっとした気付きなんですよ٩( 'ω' )و
つづいて、開口部（ドア下）をコーキング処理して防水しました。
外壁と屋根の取り合いと開口部は、テナント物件だけでなく、一般住宅でも雨漏りの原因となるので要注意です！
おしまいに、新しい外壁に竪樋（たてどい）を固定するためのバンドを取り付け、竪樋を固定しました。
なお、竪樋は再利用。傷んでいないものまで交換する必要はありませんからね^^
使えるものを再利用すると、工事費の節約にもなりますよ〜
モルタル外壁へのカバー工法の完了です。
パッと見では、新築の建物のよう。また、明り採りの位置を、ドアの窓ガラスの上辺とあわせているのがオシャレのポイントです♪
物件のオーナー様からは『壁の補強も強固にしていただいて、ありがとうございます』と、お喜びいただきました(^ ^)
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