ひたちなか市で折板屋根の水下面戸修理依頼！大型屋根もお任せ下さい
2023.12.24
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。本日は、ひたちなか市で行った某大型量販店様の屋根調査の模様をお届けいたします。当店は一般の住宅はもちろん、大型の工場や施設の屋根も手掛けています。大小に関わらず、屋根は街の屋根やさんにお任せくださいね！ ひたちなか市の大型量販店の…
ひたちなか市で外壁カバーと同時に雨の浸水を防ぐエプロン面戸も増設
昨年、複数回雨漏りを繰り返していた部分の修繕を当店で実施させていただいたお客様からの、再相談でした。
今回は、前回と異なる場所での複数箇所の雨漏り。調査の結果、外壁・屋根との取合い・出窓屋根など、複数箇所からの漏水が判明しました。
対象部位は経年している事もあり、部分的な修理よりも面での改善が必要であると判断し、出窓面の外壁面の改修工事をご提案しました。
※2023年9月15日更新
ひたちなか市 商業施設,雨漏り修理
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 商業施設,雨漏り修理
- 施工期間
- 3日間
- 使用材料
- アイジーサイディング伸壁・SUPERコートMAX・エプロン面戸・各種加工板金・各種下地木材
- 施工内容その他
- 外壁カバー
- 築年数
- 約30年
- 工事費用
- 83.2万円
先ずは、工事に至った経緯をサラッとおさらいします。
現場は、小売り店を営まれている大型店舗様で、お客様が往来するホールの天井で雨漏りが発生していました。
無料調査を実施した所、外壁の目地や屋根との取合い、出窓の屋根と外壁との接合部からの漏水だと判明しています。
部分的に補修する事も可能ですが、年数が経過して劣化も進んでおり、補修箇所以外からの再発のリスクが残ってしまいます。
費用感とリスクで迷う所ではありますが、壁と屋根の緩衝部や出窓屋根等も凹凸部も絡んでおり、部分修理では再発リスクは更に高くため、今回は雨漏りしている外壁面の『面』の改修をご提案させて頂きました。
外壁工事を着手する前に、外壁に設置されている配線や配管を捌きます。
今は使用していないアップライトは、撤去処分してほしいとの依頼なので、電工工事士を入れて撤去しました。
台座下の外壁は、脆くなって指で押すだけで崩れおちてしまう状況！台座周りにコーキングは施されていましたが、ここからも浸水した痕跡が確認できました。※穴は、コーキングできちんと塞ぎました※
外壁の穴から見えるのは下地の鉄骨。二次防水対策である透湿シートも貼られていないので、外壁に不具合があれば、即、雨漏りに繋がってしまう状態でした(>_<)※古い建物では結構ある事です※
では、外壁下地作りに入ります。外壁カバーは、既存の外壁を解体せずに温存して施工する外壁工事法です。
昨今は一般的な工事法ですが、メリットもあればデメリットもある物！
各特徴を簡単にまとめてみましたので、検討されるかたは、ぜひ参考にしてみてください(^O^)／
各メリット・デメリットを考慮した上での業者の判断も、お客様の最終判断もとても重要です。
建築物は【下地+表面材+雨漏り対策】です。
表面材だけではなく、下地の状態や止水対策をどう施してくれるのか？も重要なんです。
今回は、表面材を貼る前に、二次防水対策として透湿シートを施工してから胴縁（どうぶち）下地を形成！
既存の外壁も温存してあるので、外壁から漏水する事は先ずありえません(^o^)丿
★透湿シート：雨水などの水は通さないが、湿気（水蒸気）は通すシートです★
ここまでを更に詳細に書いた記事▶ひたちなか市で外壁重ね張り工事着手！透湿シートと胴縁を施工
サイディングを張る前に、屋根と外壁の取り合い部にエプロン面戸を増設します。
元々、エプロン面戸は入っていますが、昨今の台風は大きく、現場は風当たりの強い立地です。
既存の面戸から一定の距離を取って増設する事でダブル面戸となり、吹込み対策も強化しました(^^♪
更に、屋根と外壁の緩衝部に立上りを設けた水切り板金を設置！
水切り板金の立上りを覆うようにサイディングを施工する事で、雨仕舞対策も強化されるんです。
外壁の内側に水切り板金を納める事や、ある程度の寸法を取りながらのエプロン面戸を増設できるのは、新築時や外壁を改修したタイミングでしか叶いません。
大きな工事は費用も嵩みますが、その分、漏水対策を強化できるメリットもあるんですよ(^^♪
出窓屋根も寸法通りに加工してきたガルバリウム鋼板でカバー。
板金に立上りを設けて端末を防水処理した上でサイディングを施工しました(^^♪
錆びついたトタン屋根に、工場で採寸通りに加工してきたガルバリウム鋼板をカバーしました。
見た目もさることながら、出窓屋根と外壁の取り合い部の漏水対策も強化されました！
この部分は、事務所内の雨漏りの起因にもなっていたので、これで安心です(^^♪
外壁部分から巻き込んだ笠木部分の透湿シートに半貫板を設置して下地を作ります形成。
笠木は、ガルバリウム鋼板製を使用し、折り返しの深さを今まで以上に作る事で、折り返しへの吹込み防止対策も施しました(^^♪
笠木にサビ移りさせていたフェンスも撤去したので、とてもとてもスッキリしましたね(^^♪
建築物は部位ごとにつながっているので、どこまでの作業を行うかの判断となりますが、今回は外壁工事と併せて、屋根と外壁の緩衝部と頭頂部である笠木まで交換し、防水性も強化してありますので万全です！
窓枠部も雨漏りのリスクの高い箇所です。
下地をしっかり形成した上で、窓枠に合わせて板金を設置して更なる漏水対策。
ベージュ色の外壁に黒基調の板金枠がアクセントになり、更に外壁色を引き立たせていますね(^^♪
換気のためのガラリも、風向きによっては雨水の吹込みが考えられます。
そのため、担当した板金職人が『ついでに作って付けておきました～』との事。
もちろん見積り項目には入っていませんが、当店に依頼して頂いたほんの気持ちです(^^♪
これで外壁面の全工程完了です。
風当たりの強い立地で、凹凸状の折板屋根が足場だったので少し苦労しましたが、2名の建築板金職人が3日で仕上げました。
当初の目的であった雨漏り対策も、万全に強化した仕上がりになっています。
お客様にも細部の施工状況をお伝えさせて頂き、お引渡しさせていただきました(^^♪
今回は、外壁カバーとエプロン面戸増設などの施工風景と共に、各部位への漏水対策を強化した部分を解説してみましたが如何でしたか！？
見積り項目に記載があっても、実際に一般の方には分からない物も多いと思いますが、その中の一端でも今回の記事が参考になっていれば嬉しく思います。
雨漏り対策に重点を置いて施工しているのが、街の屋根やさん水戸店です。
外装工事である屋根工事・外壁工事もお任せください。
お客様担当スタッフ・施工職人ともども、ハートを持ってお客様の大切な建物を守ります。
お気軽に、お電話又はメールにてご相談くださいね(^^♪
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