ひたちなか市 雨漏りで天井がブヨブヨ！瓦を再利用した葺き直しをご提案
2025.03.21
ひたちなか市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。本日は、セメント瓦屋根の雨漏り調査をお届けします。セメント瓦屋根は、塗装によりきちんとメンテナンスしていても、雨漏りが発生します。それはなぜでしょうか？実は、セメント瓦の下には防水紙が敷いてあって、防水紙の劣化が原因と…
水戸市で断熱材付きフッ素樹脂鋼板での屋根葺き替え！耐久性抜群です
築30年以上経過していたモニエル瓦屋根で、塗装では持たないとお施主様が考えられ、葺き替えを検討したタイミングで当店にご相談頂きました。
とても良くお調べになられていたお施主様で、屋根材は元より、防水紙も高耐久な物で提案してほしいとのご依頼でした。
一次防水である屋根材には断熱材付きフッ素樹脂鋼板であるスーパーガルテクトフッ素、防水紙（ルーフィング）には、30年の耐久性を誇るNEWラールーフィングで見積りさせていただきました。
水戸市 屋根葺き直し,屋根材(金属)
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根葺き直し,屋根材(金属)
- 施工期間
- 約2週間
- 使用材料
- スーパーガルテクトフッ素・NEWライナールーフィング・樹脂垂木・捨て水切り板金
- 築年数
- 約30年
- 保証年数
- 変褪色20年保証・赤さび20年保証・穴あき25年保証・施工10年保証
- 工事費用
- 240.35万円（足場費用・撤去処分費用全て含む）
葺き替え工事は、今の屋根を解体撤去し、新しい屋根に作り替える屋根工事法です。
今現場は、既存の屋根材が既に廃盤になっているモニエル瓦で、1㎡（1ｍ×1ｍ）の範囲で約43㎏の重さのある屋根材です。
今回の水戸市の現場の屋根面積は、1階+2階の屋根を合わせて約116㎡！
屋根面積116㎡×1㎡あたり/43㎏＝4,988㎏（約5ｔ）の重さが、載っていた事になるんですよ。
関連記事▶屋根葺き替え工事とは何か！？を詳しく解説！！
当日は、屋根材解体スタッフ4名に加え、オペレーター付きでユニック車を別途配備！
職人数+ユニック車を入れたことで、朝9時から始めた解体作業は14時には凡そ完了しました(^o^)丿
既存屋根材の解体が完了したら、二次防水である防水紙の敷設作業です。
せっかく高耐久な屋根材（一次防水）を使用しても、二次防水が残念なグレードでは意味がありません。
お施主様は、当店にご依頼頂くまでとてもお調べになられており、高耐久な防水紙をご指定頂きました(^^♪
このNEWライナールーフィングは、メーカーさんの耐久試験で30年持つと実証されている物。
低価格防水紙の耐久性10年～20年・当店が最低限必要と推奨している改質アスファルトルーフィング20年超と比べ、NEWライナールーフィングの耐久性30年は凄いですよね(^^♪
勿論、耐久性が高くなればなるほど防水紙の単価は上がりますが、㎡単価での差は数百円です。
数万円の違いで、今後、20年・30年・40年安心できるなら！とお施主様は判断されました。
防水紙の敷設を終えると、次は軒先（雨樋がついている方）に軒先唐草板金を設置！
留め付ける際は、事前に墨打ちした垂木線に沿ってビスを打っていくのが当店流(^^♪
ビスを垂木まで効かせる事で留め付けはより強固になり、強風対策としても一役買ってくれます！
高性能な商品も、高品質な施工をしてこそ、その性能を十二分に発揮してくれます。
唐草板金は、軒先からの吹込み防止や雨樋へスムースに排水してくれる建材です。
屋根工事の際は必須の建材ですが、屋根工事のHPに良く載っている屋根材㎡単価にはプラスされていない事が多いので注意して下さいね。
次は、屋根の中で最も雨漏りリスクの高い、屋根の折り返しである棟部漏水対策！
屋根本体を葺く前に、漏水でも腐食しない樹脂製垂木を左右に設置し、万一、棟際に吹き込んだ雨水を軒先まで排水してくれる捨て水切り板金を設置。
年々、ゲリラ豪雨の頻発・台風の巨大化に伴って風も強くなっています(>_<)
今後ますます回数も勢力も増す事を考えれば、数年前の施工方法と同等ではいただけません。
念には念を入れて施工するに越したことはなし！これがどう活躍するのか？ぜひ読み進めてみて下さい。
では、いよいよ屋根材本体の施工ですが、先ずは水戸市の現場で使用する屋根材をご紹介します。
使用するのは、冒頭からご紹介している、断熱材付きのフッ素樹脂鋼板屋根材である、アイジー工業さんのスーパーガルテクトフッ素です。
この屋根材は、断熱材一体型のエスジーエル鋼板で、通常商品でも断熱性や遮熱性を持つ屋根材ですが、フッ素仕様は、塗膜にフッ素樹脂加工を施した事で更に耐久性も遮熱性もアップした物です。
関連記事▶当店の人気No1屋根材！スーパーガルテクトをご紹介！！
棟ぎわに使用する屋根材の断熱材を部分的にカットしていますが、断熱材とエスジーエル鋼板部の様子がハッキリわかりますね。
金属材の特性として外気の寒暖差の影響で結露が発生する場合がありますが、断熱材一体型の屋根材は、結露を心配する必要もありません。
長い目で見れば、断熱材一体型の屋根材を選択するのがベストだと筆者は思います。
屋根材を選択する際の参考にしてみて下さいね(^^♪
本体を葺く際は、事前に取り付けた棟下地に合わせて立上げ加工！
屋根材本体は、捨て水切り板金の上を覆うように設置し、樹脂垂木の緩衝部は端部を立上げて堤防の役割を持たせてあります(^o^)丿
今現場施工時は、突然の降雨や時折響き渡る雷が発生していたので、屋根の継ぎ目に雨養生も実施！
屋根工事はとても天候に左右されるますが、想定しての一手間も職人の気遣いです。
棟板金を留め付けるための下地にも、樹脂製の貫板を使用するのが当店の標準施工。長く安心して使ってほしいので、完了後に見えなくなる建材選定にも配慮しているんですよ(^^♪
棟板金の継ぎ目は十分な重ね代を設け、重ね代にコーキングを充填して設置！
留め付けに、ステンレスビスを使用して固定すれば、棟板金の設置も完了です。
ここまでくると、棟の下地がどうなっているのか？判断がつきませんよね。
しかし・・・ここまでしっかり読んでくれた方は分かってくれると信じて書いています(^O^)
最後に、頭頂部の棟から斜めに降る棟がつながる三つ又板金部へのコーキング充填！
重ね目は加工して止水対策を実施し、重ね代にはコーキングを充填してありますが、三つ又部は漏水しやすい箇所です。
そのため、表面のつなぎ目にもコーキングを充填！これで完璧です(^o^)丿
【葺き替えが完了した一階部】
【葺き替えが完了した二階部】
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