茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。

本日は、日立市で行ったセメント瓦屋根の調査の模様をお届けしたいと思います。

雨漏りにお困りの様子で、9月の台風時にはことさらひどい状況になり、築年数から葺き替えをお考えとのことでご相談をただきました(* ᴗ ᴗ)⁾⁾

日立市のお客様宅は築50年を超えています。

屋根材に使用されているセメント瓦は、粘土を原料とする陶器瓦とは違い、セメントと川砂を混ぜ合わせて作られています。

定期的なメンテナンスを行った上での耐用年数は30年～40年と言われていますが、こちらの住宅はかなり寿命を超えているので、雨漏りが起こってしまったのでしょうか？

現在、室内では3箇所から雨漏りが発生しています。

あまりにひどいためそろそろ限界！と感じられ、まず地元の業者さんに見積りを依頼したそうです。
ところが雨漏り中にもかかわらず対応が遅く、内容も今一つ…(๑•́_•̀๑)

街の屋根やさん水戸店は、インターネットで調べられた際に最初に目に付いていましたが、水戸からだと遠いのでは？と躊躇してしまい、市内の工務店さんに先に相談をされたようでした。

当店は茨城県内であればどこへでも伺いますので、安心してご相談くださいね(*'-')ゞ

天袋を開けて天井裏を確認したところ、下地に白カビが発生していました。

雨漏りにおけるカビは、外から入り込んだ雨水によってもたらされた湿気が、どこへも逃げ場がなくこもり続けることで起こります。

白カビの成長はとても早く、喘息や鼻炎などのアレルギー症状が出る場合もありますので、注意が必要です。

1階のセメント瓦屋根の状態を見たところ、水上側（雨水が流れる始める最初の部分）まで隙間なくびっちりとコーキングが施され、その上に塗装がしてありました。

ご主人様はとても器用な方で、雨漏りしていた屋根をコーキングで塞ぎ、全面に塗装を行ったそうです。

しばらく雨漏りは止まりましたが、再び漏れるようになってしまいました…( ;ㅿ; )

2階の屋根も同様に、隙間がコーキングで埋められています。

「雨漏り＝隙間を埋める」と考えがちですが、実は「雨水が入らないように防ぐ＋入った時の排水経路を確保する」方がとても大切なんです。

ほとんどの屋根材は、通気性を考えた設計がなされています。

瓦の四方をコーキングで塞ぐと通気性が損なわれ、排出口を失った湿気が内部にこもった結果、小屋裏や室内に白カビなどが発生しやすくなり、下地にダメージを与えてしまうこともあるのです(;°-°;))) 

間違った施工のせいで、その後の修理に手間や費用をかけないためにも、屋根に詳しい専門の業者に任せた方が安心ですね。

50年以上という築年数を鑑みても、お客様のお考え通り、葺き替え工事がベストでしょう。

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手順としては、まず既存のセメント瓦を全て解体し、その下に敷かれた防水紙も一緒に撤去します。

続いて屋根の強度を上げるために、床材である野地板の補強を行います。
雨漏りで腐食して悪くなった箇所は、部分交換をして張り替えます。

二次防水を担う防水紙には、耐久性に優れた改質アスファルトルーフィングを用い、屋根材にはお客様が希望された軽量で丈夫な金属屋根を採用する予定です。

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現在はほとんどが廃番となってしまったセメント瓦は、破損した場合の交換が難しい状況です。築年数もだいぶ経っている点も併せ、どのようなメンテナンスが相応しいのか…お悩みの方も多いかと思います。

選択肢はいくつかありますが、まずは現状をしっかり見極められる業者に調査を依頼しましょう。

街の屋根やさん水戸店では、茨城県内で無料診断を実施しております！
セメント瓦を始め様々な屋根に精通したスタッフが、お困りごとを解決するお手伝いをいたします(๑•̀ - •́)و✧

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