ひたちなか市 絶縁工法での防水工事！脱気筒と改修用ドレン設置工程
2025.10.06
ひたちなか市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。本日は、ベランダの絶縁工法による防水工事の一部（脱気筒および改修用ドレン設置）をお届けします。『絶縁工法』って、あまり聞きなれない言葉が出てきましたね。けど、ベランダの防水をより長持ちさせる施工方法なんですよ〜また、改…
鉾田市でベランダの防水工事をご検討の方へ！施工例3件を詳しくご紹介
ベランダの防水層を守る役目を果たしているのがトップコートです。
日々の紫外線や雨風の影響を受けることで大きくなるダメージを軽減し、ベランダの防水性を長期間保つために使用されます。
防水部分全体に塗布され、定期的に塗り替えることでベランダの劣化を防ぎ、快適な屋外空間が維持できるのです(๑•̀ •́)و✧
車のワックスのような役割だと考えると、イメージしやすいでしょうか。保護材としてのトップコートも、防水面ができるだけ長持ちするように塗布されるんです。
築18年のこちらの住宅は、数年前に外壁のメンテナンスを行いましたが、ベランダは手付かずの状態でした。
調査の結果、床面から立ち上がった部分にトップコートの剥がれがあり、エアコンの室外機の裏側にも不具合が見つかりました。
このように表面が剥がれてきたり、床面のざらつきや毛羽立ちなどが感じられたら、トップコートの塗り替え時期のサインとなります。
まず高圧洗浄からスタート！外壁や屋根の塗装もそうですが、汚れを残したままでは新しい塗料はしっかり密着しません。
埃や剥がれかかった古い塗膜を時間をかけて洗い落とし、十分な乾燥時間を設けます。
さらに密着力を高めるべく、マジックロンを使って細かな部分まで綺麗に均し、下地を調整しました。
最初に塗布するのはプライマーです。防水面とトップコートを強力に接着させる働きを持つプライマーは、隙間なく丁寧に塗り込まなくてはなりません。
プライマーが乾いたところで、トップコートを1回目→2回目と重ねて塗ります。
今回お客様は現行色と同じグレーを選ばれましたが、他にもグリーン・ベージュ・ライトブルーといった多様なカラーもご用意できますので、色を変えて気分を一新するのもいいかもしれませんね(*⁰▿⁰*)
トップコートの塗り替えは、ベランダの防水層保護のために行うものです。
劣化がさほど進んでいない時のメンテナンスには有効ですが、亀裂や破損がある防水層に、トップコートのみを塗っても効果はありませんのでご注意くださいね。
ベランダが雨漏りの原因となるケースは意外と多く、屋根や外壁同様に定期的なメンテナンスが求められます。
原因と考えられる第一の箇所はやはり防水層でしょう。
劣化が進行して亀裂が生じ、雑草などが床から生えてきた場合は、防水機能がかなり低下している状態なので、防水工事で再形成が必要となります。
室内の天井に雨漏りが見つかったこのお宅も、塩化ビニールのシート防水の劣化が原因でした(>_<｡)
塩化ビニールやゴムのシートを敷き詰めて施工するシート防水は、耐用年数が15年程度でひび割れしにくい点が特徴ですが、シートの継ぎ目が傷みやすく、こちらも床面と壁が接する立上り部分に破損が起こっていました。
既存のシート防水に替えて、液状のウレタン樹脂を塗り重ねるウレタン防水で防水層を作り直し、雨漏りを根本から改善することになりました。
塩化ビニールシートを撤去した後、ウレタン防水と相性のよい防水工事用下地調整材で土台を形成します。
ベランダ全体に塗り終えた下地調整材に続き、今度はウレタン塗膜防水用のプライマーを同様に塗布します。
施工例①でも触れたように、新たな下地と防水強化材をしっかり付着させなければならないプライマーは、より密着性に優れたものを選びました(•̀ᴗ•́)و ̑̑
補強メッシュシートは防水塗装を均一に行うために用いられ、特に漏水箇所となった立上りには隙間なくシートを貼り付け、入念な防水処理を施しました。
様々な下準備を経て、ようやくウレタン樹脂防水塗装に入ります。1回目・2回目と分けてウレタン樹脂を一定の厚みで塗り重ね、継ぎ目のない一体化した防水層を作り上げました。
最後にトップコートでコーティングして防水層の表面を保護しました。
柔軟性が高いウレタン防水は、地震などでもひび割れが起きにくく、施工費用も比較的安価ですが、仕上がりが職人の腕次第…なところがあるので、その点を気を付けて依頼しましょう。
次にご紹介するのはFRP防水です。繊維強化プラスチック（Fiber Reinforced Plastics）の略で、ガラス繊維のマットを貼る防水方法になります。
液状の樹脂と強化繊維を組み合わせて強化させたもので、浴槽にも使われるほどの高い防水力を誇り、軽量ながら耐久性・耐熱性に優れているんです((*^^)v
和室の天井には黒ずんだ雨染みが広がり、長期間雨漏りが続いていたことがうかがえます。
シート防水のベランダの立上りには補修跡がありましたが、それもすでにひび割れ、下地が腐食した床面は歩く度にブヨブヨと沈み込むような感触がありました( ;ㅿ; )
長年悩まされていた雨漏りを解消すべく、水を漏らさないという性能には折り紙付きのFRP防水で施工が決まりました。
まず傷んだ床を構造用合板で張り替え、下地の補強をし直します。
通常の防水工事は専任の職人が行いますが、合板を使用した下地作りには大工職人が担当しました。
床下地にプライマーを塗り、敷き込んだガラス繊維の上に、FRP防水専用のポリエステル樹脂塗料を浸み込ませて硬化させます。
乾燥・硬化をしっかり確認した上で、同じ工程をもう一度繰り返します。
再度ポリエステル樹脂をガラス繊維にたっぷりと塗り込み、強度の高いプラスチック状の防水層ができ上がりました。
ポリエステル樹脂は透明なので、トップコートを上塗りすることで着色します。
繊維とプラスチックの複合材のFRPは、錆びない・腐食しないという特徴を持ったシームレスな防水層です。
ただし伸縮性がないため、歪みが出やすい場所ではひび割れる可能性もありますので、ご自宅に適しているかどうか事前に確認してもらいましょう。
この工事と同じ工事を行った施工事例
同じ地域の施工事例
この工事と同じ工事を行った現場ブログ
8時半～19時まで受付中!
0120-270-391
