水戸市のテナントで雨漏り！ALC外壁の弱点であるシーリングが劣化
2023.06.19
水戸市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。 今回は、マンションのテナントで発生した、雨漏りの無料調査の様子をご紹介します。 雨漏りの原因を先にいうと、ALC外壁のシーリングの劣化が原因でした。ALCは、ビルや戸建住宅で用いられている外壁材…
水戸市の五階建てマンションの屋上アスファルト防水工事見積り調査
現地に到着！外観を見る限り築40年程は経っていると思われますが、まだまだ現役で活躍できます
一階には宅配BOXも新設されており、視界に入る外観はとても整備されていますが、屋上はなかなか目に触れにくい箇所なので盲点になります。
屋上は、防水機能が失われれば即雨漏りにつながり、住人様にもご迷惑が掛かります。
しっかり状況を把握した上で、適切な防水工事法を思案したいと思います(^o^)丿
屋上へは、五階の階段ホール上にある屋上点検口から登りました。
点検口箇所や施錠方法などはオーナー様から事前のお伝えいただいたのでスムーズに登頂(^^♪
（事前にお伝えいただきありがとうございました。助かりました）
かなり大きな屋上です。画像では伝わりづらいと思いますが、計測した所31.5ｍ×10.7ｍありました。
平場だけをざっと計算しても31.5×10.7＝337.05㎡あります（一般住宅例：延べ床面積30坪＝約100㎡です）
屋上の既存防水層はアスファルト防水仕様です。
このアスファルト防水は、日本で100年以上の歴史がある防水工事法で、マンションやビル、学校や公共ビルの屋上など、大きな面積がある屋上の防水層として活躍しています。
アスファルトと言うと道路などに使用されているイメージがあるように、メリットは丈夫で耐久性もあり、防水性も非常に高い防水工事法です。
一方で、デメリットは他の防水工事法（ウレタン防水・シート防水・FRP防水）などと比較すると、施工単価が高めのため、経年時に改修する際には選択しずらい工事法になります。
現地の防水層の状態を確認すると、平場にはヒビ割れや剥離、立上りには重度の劣化があります。
アスファルト防水層は、厚みを設けて施工してある防水層なので、軽度のヒビ割れであれば雨漏りする事は少ないのですが、立上り部は下層が確認できるほどの劣化状態です。
また、排水のために設けられたドレン部には、植物が生育しており、排水を妨げています。
防水層での雨漏りで一番多い原因は、ドレン部の不具合や継ぎ目部分の不具合による雨漏りです。
普段の対策としては、定期的に点検してメンテナンスを施す事が必要ですが、屋上は、目に触れる機会が極端にすくないので、不具合が発生してから気がつく事が多いのも現実(>_<)
調査を踏まえて総合的に判断すると、全面改修工事を検討する必要がある状態ですね(>_<)
調査画像をオーナー様にメールにてお送りし、許可を得た上で改修見積りを作成する事になりました。
ウレタン防水は、ウレタン樹脂塗料を重ね塗って塗膜を作る防水層で、液状素材です。
そのため、複雑な形状部位にも継ぎ目なく防水層を作る事ができるので、今回の現場にはピッタリです。
平場を施工する際には、通気緩衝で通気させ、脱気筒を設置して湿気を除去する対策を施します。
その際、既存のアスファルト防水は剥離が激しい部分は撤去し、炙り戻る箇所はバーナーで炙って密着させた上で、樹脂モルタルで下地を形成するんですよ。
新築時は、下地がしっかり作られている上で施工しますが、改修時は既存の防水面にどの様に下地を形成するかも考慮する必要があるので、現地の状態を鑑みた上で最善策を模索するのが私達の調査。
少しでも御覧の方に伝われば幸いです。今回の調査は、これにて完了です(^o^)丿
街の屋根やさん水戸店へのご相談は、一般住居のみならず大型施設からのご相談まで多種多様。
ご相談下されば、大きい小さいにかかわらず元気いっぱい対応させて頂きます(^O^)／
茨城県内であれば全域！無料で調査お見積りまで対応させて頂きます。
お客様のお困り事に真摯に向き合い、お客様のご意向をお聞きした上で当店で対応できる善作を模索します！
茨城県内での防水工事・屋根工事は当店へ！ご連絡お待ちしております(^^♪
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