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施工事例
北茨城市で金属屋根塗装と同時にログ壁や木部塗装も完了しました

工事のきっかけ

以前雨漏りで困っていたサンルームの屋根の補修をお願いしましたが、その工事中に母屋に併設するログハウスの屋根について相談をしました。

金属屋根の表面が錆び付き、塗装膜もぽろぽろと剥がれていたことが分かり、屋根の塗装とログハウスの壁の塗り替えも一緒に行うことにしました。

※2023年9月18日更新

北茨城市屋根塗装,外壁塗装,その他塗装

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根塗装,外壁塗装,その他塗装

施工期間: 9日間

使用材料: 鋼板用錆止めプライマー・エスケープレミアムルーフSi・キシラデコール・クリーンマイルドシリコン

築年数: 20年

保証年数: 8年

工事費用: 47.3万円

北茨城市　/　金属屋根塗装工事　/　ログ壁・付帯部塗装工事

茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。

北茨城市で施工中のログハウスの金属屋根塗装とログ壁及び付帯部塗装が完了しました。
本日はでき上がりまでの過程をお届けしたいと思いますので、よろしくお願いいたします(o〃_ _ )o

現場調査時の記事➤北茨城市の金属屋根でメンテナンスサインを確認！各症状を解説

金属屋根の塗装開始

金属屋根の塗装工程通常の屋根塗装は…
①高圧洗浄　②下塗り（プライマー）　③中塗り　④上塗り（仕上げ塗り）
このような順番で行いますが、今回は軒先を中心に塗膜が剥がれている上に錆も見られるため、工程をいくつか追加しています。

まず①高圧洗浄の前に「ケレン作業」を行いました。
※ケレン＝素地調整とは塗装前の下地処理の一つで、錆や剥がれかかった箇所を研磨して、素地を綺麗に整えることを言います。

下塗りと下処理

ケレン専用のナイロン製タワシを使用して錆や剥がれを落とし、高圧洗浄でこびり付いた汚れや傷んだ塗膜を一気に洗い流した後、ようやく②下塗り作業に入ります。

屋根材の広い面はローラー、小さな段差は刷毛と工具を使い分け、鋼板用錆止めプライマーを塗布していきます。
この下塗りの良し悪しで、着色塗料の密着性や仕上がり具合が変わってきますので、丁寧な作業が求められます。

金属屋根の下塗り作業が終了しました！

次の中塗りに移る前にここでも一手間施します(๑•̀ - •́)و

下塗り材を十分に乾かした後に、なにやらぽろぽろ現れたもの。
これは高圧洗浄や下処理では剥がし切れなかった、微妙に密着度の弱い古い塗膜です。

強めの錆止め材を使用することにより、こうして表面に浮き上がってきました。
この細かな毛羽立ちをもう一度綺麗に取り除きます。

浮き上がりはスクレーパーを使用

密着度が弱い部分を綺麗に除去

先端がヘラ状になったスクレーパーは、剥がしたりこそげ取ったりと活用範囲が広いですが、ケレンにも使われることが多い工具です。

残った古い塗膜を一つ一つを手で擦って落とす作業はなかなか大変ですが、塗料の密着度をより高めるため仕上がりにとことんこだわったプロの技なんですよ！

中塗りと上塗り

中塗りと上塗りに使用するのは、エスケー化研さんのエスケープレミアムルーフSiです。

紫外線や水、熱等の劣化要因から屋根材を保護し、優れた耐候性と汚れが付きにくく臭気が少ないといった特徴を持つ塗料です。

着色1回目の③中塗り作業を始めます。
下塗り材同様に、片流れ屋根の上方から塗り進めていきます。

お施主様は母屋の屋根に近い緑色を選ばれました。

中塗りが終わったばかりなのでまだ光沢が残っていますが、希望通りのお色だとおっしゃっていただけました( ´͈ ᵕ `͈ )

錆と塗膜が剥がれた軒先部分

上塗り（仕上げ塗り）中の軒先

最後に仕上げ塗りとして④上塗り作業を行います。

錆が広がり、塗装膜がパリパリと剥がれ劣化が進行していた軒先は、十分な下処理と下塗りを含めた3回に渡る塗装で、元の状態が想像できないくらい綺麗に変わりました。

ログハウスの金属屋根の塗装工事が完了しました！

母屋と続き屋根のような一体感とともに、周囲の樹木の緑に溶け込む落ち着いた色調に仕上がりました。

使用したエスケープレミアムルーフSiは標準色で24種類ありますので、塗り直す際にはお宅に合ったカラーが見つかるかもしれませんね(*ˊᵕˋ*)

ログ壁の仕上げ塗り

金属屋根の塗装の他に、ログハウスの壁面も並行して進めていました。
先日下塗りの模様を詳しくお届けしましたので、今回はその仕上がりを見ていただきましょう。

下塗りの様子➤北茨城市のログハウスで木材保護塗料のキシラデコールで壁面塗装

下塗りを十分乾かした後に、同じ木材保護塗料で重ね塗りをしていきます。

同じ工程で仕上げ塗りを行い、ログ壁の塗り替えも無事に終了しました。

ログハウスやウッドデッキ等は、素材の特性上定期的な塗装のメンテナンスは欠かせません。

木材に反りや割れや腐食が見られる場合は、部材交換が必要になるため、目立つような不具合が起こる前に、塗装を早めに検討されることをお勧めしています。

自然素材は丁寧なメンテナンスを続けていくことで長く使えるのはもちろん、建物に風合いや味が出てより愛着のある家になっていくと思います。

その他の塗装

いよいよラストスパート！
屋根と壁面の後は、残された付帯部の塗装です。

木製の窓枠は金属屋根でも施したケレン作業で、古い塗膜や余計な付着物をどんどん剥がし、塗料が密着しやすいよう素地を滑らかに整えます。

付帯部は2工程で行います。
ここでも平坦な面はローラーで塗布し、凹凸や細かな部分には刷毛を使用します。

木枠塗装1回目途中

木枠塗装2回目終了

施工中は取り外していた鉄製の飾り格子も元に戻し、最終工程に入ります。

少々煤けていた格子は黒色の光沢を放ち、見事に復活しました。
※金属の付帯部は塗り替えができますが、アルミ製は専用の下塗り材が必要になりますので気をつけましょう※

これでログハウスの全ての塗装が終わりましたヾ(*´∀`*)ﾉ

雨漏り修理に続いてのご依頼でしたので、より一層気を引き締めて施工にあたりました。
幸いにもお施主様は今工事のでき上がりも喜んで下さり、スタッフ一同安堵しております。
S様、この度は塗装工事をご用命いただき誠にありがとうございました。

まとめ

ログハウスの金属屋根と壁面の塗装工事をお届けしましたがいかがでしたか？

メンテナンスをDIYで楽しむことができるのもログハウスの魅力の一つですが、それぞれ異なる素材に合った塗料を選ばなければいけません。
また経験や技術が必要な下地処理は、その後のできばえを大きく左右する大切な作業です。

下地の調整方法や、高所での塗装に不安をお持ちの場合は、街の屋根やさん水戸店の無料点検をお勧めします！
茨城県全域どこでもお伺いしますので、ぜひご活用くださいね(* ᴗ ᴗ)⁾⁾

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