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古河市で今は廃盤になっているセメント瓦へ屋根塗装を実施

古河市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。

今回は、今では廃盤になっているセメント瓦屋根の塗装作業の様子をお届けします。

実は、今回現場のセメント瓦屋根は、屋根施工後3回目の塗装になるんです。

「えっ、屋根塗装って何回でも出来るんじゃないの？」と、思われる方が多いのではないでしょうか？

そこで、3回目以降の塗装の注意点などを踏まえながらお話しします。

それでは、ごゆっくりご覧ください（╹◡╹）

3回目の塗装の注意点とは

無料調査の後、屋根塗装と葺き替えの2つの方法をご提案し、依頼主様から屋根塗装をご依頼いただきました。

現場調査の様子▶古河市のセメント瓦は塗装？葺き替え？双方のメリットデメリット

併せて、セメント瓦屋根の塗装のほかに、小壁漆喰塗装や軒天塗装など付帯部塗装（ふたいぶとそう）もご依頼いただいていますm(_ _)m

【付帯部塗装作業については、こちらをご覧ください】

施工ブログ▶古河市で小壁漆喰塗装と付帯部塗装を着手！美しくよみがえります

今回のお住まいは築30年で、1回目、2回目の塗装は依頼主様ご自身で実施されていました。

屋根塗装の寿命が8〜12年程度であることからすると、およそ10年おきに塗装されています。
このことからも、お住まいを大切に使用されているようです。

それでは、3回目の塗装は、どこに注意しなければならないのでしょうか？

セメント瓦の寿命は30年以上といわれていますが、3回目となると瓦そのものの劣化を考慮にいれる必要があります。

また、セメント瓦は廃盤品なので、瓦割れなどのトラブルが生じても、取り替えができません（ ; ; ）

そこで、4回目（10年後）は葺き替えになることから、今回塗装されたよりも、トータルではお得になると考え屋根葺き替え工事を同時にご提案した次第です。

屋根材そのものの耐久性を考えなくてはならないのですが、実は、防水紙の方も気掛かりでした。

お住まいが建てられてから、セメント瓦の下の防水紙が交換されていません。

雨漏りを防ぎ、お住まいの健康を維持するためにも、可能ならば？と葺き替えをおすすめしていました。

セメント瓦の屋根塗装開始

依頼主様は、葺き替えか？塗装か？お迷いになったそうです。

お住まいの今後の使い方について、依頼主様ご夫婦とお子様と話し合い、リスクをご理解いただいた上で、塗装を選択されました。

もちろん、依頼主様がどちらを選択されても、当店は全力で作業します٩( 'ω' )

一日でも長く、そして美しさを保てるように丁寧に仕上げさせていただきます！

高圧洗浄作業

先ずは屋根洗浄！プロ仕様のエンジン式高圧洗浄機を用いて洗浄開始です。

水圧の高い業務用洗浄機は、水道からの引き込みでは間に合わないので、ポリバケツにいったん水を溜めて汲み上げる方法で作業します！

あっ、そうそう、屋根塗装作業は、足場を仮設後、洗浄作業→下塗り→中塗り→上塗りの順に施工しますよ〜

洗浄作業により、瓦に付いているゴミやホコリのほか、浮き上がっている古い塗料を取り除いています。

また、洗浄することで、セメント瓦の割れやヒビなどの不具合も見つけやすくなるんです(^ ^)

今回使用する塗料

下塗り塗料

中塗り・上塗り塗料

下塗りには「マイルドシーラーEPO」を、中塗り・上塗りには「エスケープレミアムルーフSi」を使用します。

どちらの塗料も、硬化剤と主剤が別々の缶に別れている2液型です。

ここで、1液型と2液型の違いについて、ちょっとだけウンチクを・・・

1液型と2液型の違いとは？

硬化剤と主剤を工場で混ぜ合わせている塗料が1液型で、作業現場で混ぜ合わせるのが2液型です。

1液型は、取り扱いが容易で、価格も安い反面、接着力が弱く寿命が短くなります。

2液型は、取り扱いが難しく、価格も高い反面、接着力が強力であり、寿命が長い上に様々な場所に使用できます。

下塗り作業

洗浄を終えると、下塗り作業に入ります。

下塗り塗料はシーラーともいい、セメント瓦と塗料をしっかり結び付ける役割があるんですよ(^^♪

中塗り作業

下塗りを終えると、中塗り作業に入ります。

屋根塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本です。

このような狭い部分（小口部分）は、刷毛を使用します。

街の屋根屋さん水戸店は、このような細かな作業も、手を抜くことなくきっちり仕上げる職人さんばかりです！

中塗りをしたところと、未だのところがはっきり分かります。

下塗りの色を変えることで、塗り残しを防ぐこともできるんです(^o^)丿

上塗り作業

中塗りが乾くと、上塗りに入ります。

なお、中塗り・上塗りに使用する塗料は、シリコン樹脂系の塗料です。

塗装の表面がガラス質になることから、他の塗料と比べて光沢があります。また、紫外線や天候に強く、防水性も高い上に値段も手頃なことから、広く用いられているんです^^

関連記事▶屋根塗装・外壁塗装の塗料についての基礎知識

屋根塗装完了

セメント瓦の屋根塗装が完了しました。

屋根塗装を終えて、セメント瓦屋根がすっかり蘇りました。

瓦そのものは古く、また下の防水紙も建築当初のままなので、この先雨漏りなどのトラブルが生じるリスクは残ります！

しかし、そんなトラブル時も役に立つのが当店！まさかの時はお気軽にご相談くださいませ。

今現場は、間もなく全工程が完了します！
全貌が見えたあかつきには、TOTALして施工ブログ記事で公表します！暫しお待ちくださいね(^^♪