2024.09.21
こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。 本日は、日立市の屋根工事現場から雨漏りの連鎖被害についてお話しします。 「屋根工事の際に既存のセメント瓦をめくると、軒天の破損部から空がくっきり・・・」と、お話すると、「まさか!?」と思われる方もい…
結城市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
本日は、雨漏り調査を実施した現場を元に、原因の特定やどの様に改善するのか!までをご紹介します。
台風以降、毎日のように雨漏りの修理相談を頂戴していますが、雨漏りの原因は様々です。
ちなみに、今回は『谷板金からのオーバーフロー』が原因でした。では、いったいどのような調査を行い、原因を突き止めて、そして修繕方法を検討しているのでしょうか?
調査の流れに沿ってお話ししますので、屋根の修理をお考えの方はぜひご参考ください♪( ´θ`)ノ
結城市のお客様より、雨漏り修理についてご相談いただき、無料調査に早速お伺いしました。
雨漏り調査の第一歩は、室内の様子の確認からです。
現場によっては、天井いっぱいに雨漏りのシミが広がったり、天井クロスが剥がれかかったりしていますが、こちらのお住まいは幸い被害が大きくありませんでした。
早めの相談が、被害を広げないコツですね(^^♪
お客様が、天井材をずらしてくれており、そこから天井裏の様子を確認しました。
屋根裏を見たかぎりでは、屋根が下がっている谷部からの雨漏りのようです(//∇//)
屋内の調査で、雨漏り箇所の目星が付いたので、屋根に登って確認します。
屋根に登って、谷板金を中心に雨漏りの原因を探っていきます(^o^)丿
雨漏りしていたのは、2つある谷板金(八つ谷)のうち、右手に流れる水下(みずしも)部分でした。
多くの場合、雨漏りしている谷板金には穴があいているのですが、雨漏りにつながるような穴や破損は見つかりません(>_<)
しかしながら、雨漏りには必ず原因があるんです。街の屋根やさん水戸店の無料調査に、『迷宮入り』はありません!
そこで、お客様のご協力いただき、散水調査を実施。私が屋根で散水して、お客様に室内の天井を確認していただきました。しかし・・・
一通り散水してみたものの、雨漏りは確認できません( ; ; )
ちょっとぐらいの雨では、雨漏りが発生しないようです。それでは、いったい何がどうなったら雨漏りになるのでしょうか?
そこで、谷部の瓦をめくって、谷板金の端部を確認しました。
すると・・・ん??端部の折り返し(水返し)がつぶれています!?
谷板金の端部を中心に散水をしてみると、『漏れてきました~』と下からお客様の声が!!
どうやら、降水量が多い日に、この端部から雨水がオーバーフローしたことが原因だったようです。
もちろん、谷板金の下に敷いてある防水紙が劣化して雨漏りを防げなかったことも起因の一つ!
オーバーフローした雨水が谷板金の下に廻り、留め具孔や破損した防水紙部分から、室内天井への雨漏りにつながったのだと判断します。
お住まいの構造も、雨漏りの一因と思われます。
というのも、今回雨漏りした部分の谷板金は、途中で傾斜がない陸谷になっていたんです。つまり、四方八方から雨水が流れ込む構造のこの部分は、雨量の多い時は一瞬プールの様になっていたに違いありません!
建築設計上このような形になってしまったのでしょうが、屋根の上に雨水がたまる部分があるとやはり雨漏りリスクが高くなります><
雨漏りの原因がわかったので、その場で雨漏り修繕方法を検討しました。
検討した内容は『谷板金交換+防水紙の増し敷き』で、具体的には次のとおりです。
谷板金の交換は、谷板金だけをただ交換すると言う物ではなく、緩衝している瓦の撤去や、交換後の復旧も必要なので、板金交換費用+緩衝屋根材の脱着費用も必要です。
調査後、お客様に、雨漏りの原因や改善に伴う修繕方法をお伝えさせ頂き、改善のためのお見積り書を作成させていただく事になりました。
谷板金の雨漏りは、谷板金そのものの穴あきや破損のほか、端部からオーバーフローも原因となります。
谷板金は雨漏りのリスクが高い部分なので、定期的なメンテナンスを行うようにして下さいね。
街の屋根やさん水戸店の無料調査は、雨漏りの原因を徹底的に追求するだけでなく、現場に即した修繕方法をその場で検討して、ご提案差し上げています。
「ときどき雨漏りする」「雨漏りが再発する」など、雨漏りにまつわるトラブルにお困りの際は、当店の無料調査をご利用下さい。雨漏りは、放置すればするほど修繕工事の規模が大きくなります!早めに手を打ちましょうね( ^ω^ )
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