ひたちなか市 バルコニーの再防水工事に伴うウレタン防水用下地形成
2025.04.25
ひたちなか市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。本日は、バルコニーのウレタン防水の下地づくりをご紹介します。屋上やバルコニーの再防水工事は、既存の防水層の撤去や下地の調整といった下準備が欠かせません。下準備の作業は、完成後全く見えなくなります。そこで、実際にどのよう…
水戸市で笠木のジョイントずれ！ガルバリウム板金笠木をカバーして修繕
雨漏りの原因となった陸屋根の防水工事のご依頼をいただいたお客様です。
現場調査の段階で、パラペットの笠木のジョイントのずれが気になっていました。
防水性を高める役割の笠木に隙間があいていると、雨水の侵入に繋がる危険性を作ってしまいます。
今回は防水工事と一緒に、ガルバリウム板金による笠木のカバー修繕も行うことになりました。
水戸市 陸屋根,その他の工事
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 陸屋根,その他の工事
- 施工期間
- 1日
- 使用材料
- ガルバリウム鋼板製笠木・ステンレスビス・コーキング材・防水テープ
- 築年数
- 約27年
- 工事費用
- 16.335万円
パラペットは建物の屋根や屋上、ベランダやバルコニーの外周部に設けられた低い立ち上がり部位のことを指し、胸壁（きょうへき）・扶壁（ふへき）とも呼ばれています。
笠木（かさぎ）はそのパラペットの最上部に被せる仕上げ材で、意匠性や機能性を持たせる以上に、雨漏りを防ぐ防水機能としての役割がとても大きいのです。
陸屋根の笠木は、建物の中でも一番高い位置に取り付けられるため、紫外線や雨の影響を非常に受けやすく、不具合が発生した場合は、雨漏りを誘発する原因にもなるので注意が必要なんです。
関連記事➤笠木からの雨漏りは原因やリスク、修繕方法を知って雨漏りを防ぐ！
屋上の笠木は、お客様ご自身での確認はとても難しいでしょう。
日常生活では目に付かない場所で、劣化が進行しているケースも多く、実は調査時にコーキングの剥がれや、ビスの緩み・錆などといった破損が見つかることがよくあるんですね(>_<｡)
ずれてしまったジョイントを元の状態に戻すのは困難です。
既存の笠木を取り外して、新たに施工し直す方法もありますが、ずれただけで他には穴の一つもあいていない笠木を温存してカバーすれば、笠木自体が二重になりより強固になります。
全交換するよりも撤去費用がかからず、お財布にも優しいので、下地まで腐食が進行していなければ、笠木カバーが最善だと思いますよ◝(*'▿'*)◜✩︎
まず、ずれたジョイントの全てに防水テープを貼って保護します。
事前に計測したサイズを元に、自社工場であらかじめ板金加工したガルバリウム鋼板の笠木です。
屋根材や外壁材に人気のガルバリウム鋼板は、雨水による腐食に強いことはもちろん、錆びにくく耐用年数が長い点が特徴です。
軽量なのでカバー施工をしても重さが気にならないところも、シェアを伸ばしている一因でしょう。
関連記事➤ガルバリウム鋼板とは？屋根・外壁で人気の理由とメンテナンス
既存の笠木との接地面には、接着剤を兼ねたコーキング材をたっぷり塗布し、重ね代を十分に設けながら、ステンレスビスでしっかり固定しました。
新しいガルバリウム板金の笠木の繋ぎ目は、ずれたジョイント部と位置を変えているので、雨に降られても心配はありません。
コーナー部にも三角形の重ね代を取り、新たな板金を取り付けました(•̀ᴗ•́)و ̑̑
直角に曲がるだけではなく、緩くカーブを描くR形状のコーナーもあります。
詳細な計測に基づいて切り出し加工されたガルバリウム鋼板は、熟練の板金職人の手によるものです。
見事にぴったりと収まりましたね～。
ガルバリウム板金による笠木カバー修繕が完成しました！
一緒に進めていた陸屋根の防水工事も終わり、とても綺麗に仕上がりました。
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