茨城町の築40年のセメント瓦は屋根塗装可能？屋根業者はここを見ます
2023.09.09
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。本日は、茨城町で行ったセメント瓦屋根の調査の様子をお届けいたします。 セメント瓦とは？ 粘土を原料とする陶器瓦とは異なり、セメントと川砂を混ぜ合わせて作られる瓦です。高度経済成長期の住宅不足を補うため、大量生産が可能だったセメント…
笠間市で釘が外れたトタン棟をビス留めとアルミテープで応急修理
2階の瓦屋根に設置されたトタン製の棟が、風でバタバタ暴れている状態だとご連絡を頂きました。
お客様は、当日の対応を希望。
お電話での内容からも緊急な対応が必要だと判断し、スケジュールを調整して当日対応させて頂きました。
※2023年9月18日更新
屋根補修工事,棟板金工事
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根補修工事,棟板金工事
- 施工期間
- 約1時間
- 使用材料
- ステンレスパッキン付きビス・アルミ防水テープ
- 築年数
- 30年位
- 保証年数
- 応急処置のため無し
- 工事費用
- 1.98万円
現場に到着してお客様にお話をうかがうと、二階の瓦屋根部分のトタン棟との事。
瓦屋根にトタン製の棟？と不思議な感覚でしたが、屋根に登ってその正体が分かりました。
本来、瓦屋根には陶器製の瓦棟が施工されますが、こちらの屋根はトタン製の金属棟仕様です。
お客様にお話を伺うと・・・
東日本大震災時に棟瓦が崩れてしまい、地元の瓦業者さんに修繕を依頼したのですが、震災直後は瓦材自体が品薄で手に入らない状態で、取り敢えずの応急処置としてトタン製の棟を設置したとの事でした。
私が屋根に登った際にも、この棟トタンは『バタンΣバタンΣ』暴れていました。
そして、棟トタンを確認してみると、留め具の傘釘が無くなってしまっている状態！
かろうじて北側の釘が残っていたので飛散は免れていた物の・・・風で煽られ続ければ、北側の釘も抜けてしまうような状態でした( ;∀;)
私達、街の屋根やさん水戸店のスタッフは、修理用のビス・接着材・コーキングなどを車両に常備しています。
そして今回の緊急修理には、パッキン付きのビスで固定を行い、ビス頭からの漏水を防ぐ為にアルミ防水テープを使用して対応します(^o^)丿
ビスやコーキングなどでの簡易補修であれば『税込み￥19,800』とお電話では伝え済み！
お客様にも、修理内容と金額を再度確認して頂き、了承を得たのでそのまま修理に入りました。
ビスを打込むための下地を確認し、釘よりも太いビスでトタン棟を固定しました。
バタバタしていた箇所の他に、15箇所の釘抜けがあったため、全てに新しいビスを打込みました。。
本来、棟の固定は横から打ち込むのがセオリーですが、トタン棟の形状は傘状なので上からの打設。
更に、上から打ち込む脳天打ちは、留め具部分からの漏水が考えれれるため
防水性が高く、密着力の強いアルミ製の防水テープでビスを覆い、漏水対策を施しました。
ビスで再固定した事により、バタバタは収まりましたが、今日は緊急的な修理処置です。
あらかじめ、応急処置である事をお伝えし、放置せずに正規の修理方法で直すようにアドバイスを差し上げましたので、当店でも正規の棟瓦施工でお見積書を提出させて頂く事になっています。
今回は￥19,800の作業ですが、正規の棟瓦工事を事前に行っていれば、必要なかったお支払いかも(>_<)
屋根は、大事に至る前でのメンテナンスが理想的です。
今回の記事をご覧の方も、ぜひ一つの教訓にして頂ければ幸いです＼(^o^)／
Q、工事を依頼する会社にどんな事を期待していましたか？
A、短い工期・正確な施工
Q、工事が終わってみていかがですか？良かった事、嬉しかった事を忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです。
A、ていねいな説明
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