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施工事例
笠間市の外装リフォームが完成しました！施工内容を一挙公開

工事のきっかけ

屋根から雨漏りが発生し、屋根工事を決断しました。

工事を行うには足場の設置が必要だった為、このタイミングで気になる部分を同時に直してしまおうと思い、担当者さんに相談したのがキッカケです。

工事途中の急な追加要望にも快く応じてくれて助かりました。

※2023年9月18日更新

屋根・外壁塗装,破風板・軒天部分補修,雨樋交換

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根・外壁塗装,破風板・軒天部分補修,雨樋交換

施工期間: 2週間

使用材料: 【破風板】ガルバリウム板金【軒天】ケイカル板5㎜【雨樋】Σ90角樋【外壁塗装】マイルドボーセイ・クリーンマイルドシリコン・セラマイルド・ファインウレタン

築年数: 約40年

保証年数: 付帯部2年　外壁塗装8年

工事費用: 103.8万円（屋根工事用足場使用のため、足場費用0円）

笠間市　/　破風板板金巻き　/　軒天増張り　/　外装塗装

笠間市のお施主様からご依頼頂いた、全ての外装リフォーム工事が完了したので御報告いたします。

今回の現場は、屋根からの雨漏り相談がきっかけとなり屋根工事を行う事になった現場です。

屋根工事には足場の設置が必要だったので、このタイミングを見逃さなかったお施主様！
築40年の住宅も、各部位に最適なメンテナンスで磨きを掛ければ、まだまだば美しく甦ります(^^♪

着手から全完工まで4週間かかりましたが、ようやく陽の目を見る事が出来ました＼(^o^)／
足場の有効活用リンク▶1度の足場で複数の工事を行えば、足場は一度で済みます！

外装リフォーム内容

破風板・鼻隠し板	ガルバリウム板金巻き施工
雨樋	軒樋：Σ90　竪樋：60Φ　支持金具・集水器全交換
軒天（軒裏天井）	ケイカル板5㎜　増し張り施工
外装塗装	金属サイディング外壁・漆喰壁・戸袋・格子・木部付帯部

当店では、複数の工事を着手する際には、複数の専門職人が部位毎に施工を行います。

今回は、建築板金職人・大工職人・塗装職人が入りました！各分野ごとに報告していきます(^o^)／

建築板金職人担当

雨樋・破風板（鼻隠し含む）施工

先ずは、建築板金職人担当の部位施工です。

40年使用した雨樋を撤去し、支持金具も同時に解体していきます。

雨樋の支持金具が取り付けられていた茶色の板（鼻隠し板）も、今回の外装リフォームの対象部位です。
鼻隠し板のメンテナンスは、雨樋の脱着が必要になるケースが多いので、同時に行うのがベスト！

複数の同時工事は1回のトータル金額は上がりますが、住宅はこれからも長く使用していくものです。
3年・5年・10年単位のランニングコストを考慮した計画が、実は無駄を省くコツなんです(^^♪

解体が完了したら、事前に計測したサイズに工場で折ってきた板金を施工。

この板金はガルバリウム製なので、木製と比べて耐水性もあり強度・耐久性ともに申し分ない素材です。

30年以上前に建築された住宅は、木製の破風板（鼻隠し）板が多く使用されていましたが、昨今では窯業系・樹脂系・板金系が主流になっています。

腐食まで進行していなければ木製破風板には板金を巻いてリフレッシュする事が出来ます。
木製破風板の煤けやササクレなどが気になっているお客様は参考にしてみて下さいね＼(^o^)／

関連記事▶破風板・鼻隠し板・ケラバの役割と補修方法

雨樋施工

雨樋の支持金具には、変形に強いステンレス+ポリカーボネート製の支持金具を採用しました。

日々過酷な自然環境で家屋を守る雨樋ですが、積雪や強風雨で支持金具ごと変形する事があるんです( ;∀;)

実際に排水を行っているのは雨樋ですが、排水傾斜を作っているのが雨樋を支える支持金具なんです。。
今回は、歪みに強い支持金具を使用して施工！これも長く不具合なく使用する為の選択なんですよ(^^♪

雨樋関連記事▶雨樋はお家を守ってくれています！修理や交換もお任せください！

施工前は赤茶基調でしたが、今回は深い茶色であるシンチャ色で統一しました。

濃い茶色や黒は、全体が完成した際のアクセントにもなりシックに決めたい方にはビッタリです！

因みに、今回使用している雨樋は、積水化学工業さん（エスロン）のアーバントップΣ90で、クロ・シンチャ・ホワイト・アーバングレー・ウォームベージュの5色がありますが、当店の出荷数はシンチャが一番です。

今回、笠間市の現場で使用しているのもシンチャです！参考にしてみて下さいね(^o^)／

大工職人担当

軒天施工

次は、大工職人担当工事部位のご紹介です。

大工職人の担当は、軒天（軒裏天井）への施工で、古い軒天材に重ね張りして仕上げていきます。

軒天のメンテナンスは、塗装・張り替え・増し張りの3種の施工法があります。

どのメンテナンス法を選択されるかは、既存軒天の状態や下地の状態によっての判断となります。

笠間市の現場の軒天は、工事前の屋根からの漏水の影響でシワシワになっていましたが、下地の腐食までは進行しておらず、塗装での改善は難しい物の、重ね張りは可能な状態でした。

既存の軒天を解体する張り替えも一案ですが、撤去費用や廃材処分費用が掛かります。
お客様と総合的に判断した結果、今回は重ね張り（増し張り）にて施工させて頂きました(^o^)／

ケイカル板（けい酸カルシウム板）は5㎜厚で、軒天のサイズに切り出していきますが、それでも重量はあります。

下地に留め具で固定はしますが、念には念を重ねてケイカル板の裏面に波状に接着剤を塗布するW固定を行うのが当店流！

これでバッチリです＼(^o^)／

お施主がカラーべニアでDIY補修されていた玄関部分の軒天も、新しくケイカル板を設置。

同時に、DIY時に外れたままになっていた玄関照明も、当店で新しい物を準備して取り付けました。

今回は、2名の大工職人が入っていますが、1名の職人は電気系統にも水栓系統にも強い職人！
せっかく綺麗になっても、配線が剥き出しでは残念な仕様になってしまいます。

『あなたの会社って、なんでもできるのね～』と、とても褒めて頂きました(^^♪

塗装職人担当

そしていよいよ、外装塗装工事に入ります！

塗装工事については、何の塗料を使用してどんな風に塗装を行っているのか？
先日、記事にまとめてありますので、ダイジェスト風にお伝えしていきたいと思います。

外装塗装時の記事リンク▶笠間市で築40年の金属サイディングと木部や漆喰塗装をスタート

漆喰壁ビフォーアフター

奥様が一番気にしていたのが、この漆喰壁！

この様な漆喰は、左官での漆喰塗りでなくとも塗装でも甦るんですよ(^o^)／
白基調なので、汚れが目立つのが漆喰壁です！類似した症状がある方は参考にして下さいね。

戸袋ビフォーアフター

近年は、アルミ系建材のサッシが多いのは否めませんが、木製は木の風合いがあって情緒があります。

キチンと塗装を施せば、まだまだ現役で活躍してくれます！
木目調の色で塗装し、見事に風合いも艶も復活しました＼(^o^)／

面格子ビフォーアフター

この部分は、台所の窓に設置された木製の面格子です。

この様な面格子も最近ではアルミ製が多く流通していますが、アルミ建材は塗装が行えない素材なので、こんな芸当を行う事はできません。

築40年でも、メンテナンス次第では如何様にも綺麗になるお手本のような出来栄えです(^^♪

鉄板サイディング

外壁は鉄板サイディングなので、錆び止め塗料を塗布してから着色しました。

外壁は、グレー基調からベージュ系の色彩に変更し、全体的に暖かみのある外壁になりました。
ビフォーアフターでも、艶による輝きの違いが分かりますね(^^♪

外壁塗装の際は費用が掛かるため、どうせなら色替えして頂きたいと思っているのが筆者です。
塗料が同じであれば、カラーによる価格の変動はありません。

当店のお客様担当者は約600色の色見本を持っていますので、カタログに好みの色合いがない場合は気軽に尋ねてきて下さいね(^o^)／

全工程完了

全工程完了です！因みに、テラスの波板は私が施工したんですよ(#^.^#)

各部位の色彩は鮮やかになり美観も向上すると共に、傷んでいた部分を全て改修したので耐水性や耐久性と言った機能性も同時に向上しました。

屋根工事の途中で、突然『やっぱり塗装もやろうかな～』と突然言われた時は正直戸惑いましたが・・・

お客様からの感想で
『追加工事も快く引き受けて下さり、途中経過の説明や疑問点にもすばやく丁寧に対応してもらえました』
と、苦慮した甲斐があったお言葉を頂きました！

M様、また何かあれば気軽にご相談ください。ただ・・突然！？は次回は勘弁して下さいね（笑）
屋根工事実施記事▶笠間市の屋根葺き替えはセメント瓦からスーパーガルテクトに変更

まとめ

今回は、築40年を超えた住宅への外装リフォーム工事をお伝えしましたが如何でしたか？

塗装が良いのか？交換が良いのか？？はたまた何か良い施工法はあるのか？？？等など
状態や素材によって対処方法が異なるのも住宅メンテナンスの難しさです。

『どんな工事方法が良いのか？』『何のリフォーム方法が得策か？』
迷った時には、街の屋根やさん水戸店まで気軽にご相談ください＼(^o^)／

現状を吟味した上で、お客様にとって最善のアドバイスをさせて頂きます。